【男性向け】歌が上手くなる曲。カラオケ上達のための練習曲
歌が上手くなる条件って何でしょう?
もちろん正式なボイトレレッスンなどを受けて正しい発声を身につけて、自身の体をまずは「しっかりとよく鳴る楽器」にすることは基本にして最大の重要ポイントですが、そうやって「歌うための基礎技術」を身につけた上で、ご自身のレベルや目的に合った曲を選んで実際に歌ってみて、歌の表現力等を育てるための「実戦訓練」もとても大切です。
今回のテーマでは、そんな「歌が上手くなりたい」とお考えの男性の方に向けて、練習素材としてオススメの曲をセレクトしてみました。
各曲についての記事では、その曲を歌う上での気をつけるポイント、その曲を選んだ理由なども紹介していますので、ご自身の目的に合わせてぜひこの記事をお役立てください。
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【男性向け】歌が上手くなる曲。カラオケ上達のための練習曲(71〜80)
また逢う日まで尾崎紀世彦

尾崎紀世彦さんのソロ2作目のシングルで1971年3月5日リリース。
尾崎紀世彦さんの歌唱の一番の魅力は、この楽曲でも存分に聴くことのできる、そのカンツォーネ風の非常に朗々とした歌声にあるでしょう。
とくにこの曲のサビ部分などのハイトーンの箇所で、その魅力が最大限に表現されていますね。
また、現在のようにレコーディング済みのボーカルトラックに対してピッチ修正をすることなんて不可能だった当時、このピッチ(音程)の良さは驚異的と言っても過言ではないと思います。
この発声やピッチ感を独学だけで身につけるのはなかなか難しいかもしれませんが、現在、歌唱力アップを目指す皆さんには、この楽曲は絶好の練習素材になると思います。
さらなるステップアップのために、ぜひこの尾崎さんに迫る歌唱力を身につけてください!
空も飛べるはずスピッツ

スピッツの8作目のシングルで1994年4月リリース。
原曲はバンドアレンジですが、アマチュアのライブなどではギター弾き語りで歌われることも多く、リリースから20年近くたった現在でも人気曲ですね。
メロディもコード進行もシンプルなので、どなたにでも歌いやすく、歌の練習のための楽曲としても最適です。
そんなシンプルなところもロングランで人気を保っている理由の一つなんでしょうね。
優しい曲調なのでやわらかい声で歌うことを心がけてみてください。
花藤井風

藤井風さんの通算14作目の配信限定シングルで、2023年10月リリース。
フジテレビ系木曜劇場『いちばんすきな花』の主題歌として書き下ろされたそうです。
穏やかなボーカルメロディとシンプルなアレンジが印象的な楽曲で、それに呼応するように藤井さんの歌声もとても優しく柔らかく響いています。
そんな楽曲だけに、ボーカルメロディにもロングトーンが多用されていて、そのロングトーンの箇所を中心に、藤井さんは多彩なビブラートを駆使して歌うことで、楽曲をより印象的なものにされていると感じました。
ある意味、ビブラート唱法の見本市的な楽曲と言えると思いますので、ぜひ研究材料としてお役立てください。
地球儀米津玄師

米津玄師さんの通算14作目のシングルで、2023年7月リリース。
映画『君たちはどう生きるか』の主題歌として書き下ろされたそうです。
ピアノ中心のシンプルかつ壮大なバックトラックの上で、米津さんの優しくも力強い歌声が存分に楽しめる一曲です。
とくにAメロパートでの地声寄りのミックスボイスの使い方は、ミックスボイスの習得を目指す方にとって、大いに参考になるのではないでしょうか。
ボーカルメロディの中で中高域のところは、声を広く上顎に当てるようにして歌ってみてください。
愛結びNovelbright

Novelbrightのメジャー第1作目のアルバム『開幕宣言』収録曲で、同アルバムは2021年4月28日リリース。
ピアノ+ボーカルという非常にシンプルな楽曲で、オケによる誤魔化しが一切効かない難曲と言えるのではないでしょうか。
この楽曲の中で、ボーカルの竹中雄大さんはハイトーンボイスによる非常に表現力豊かな歌唱をご披露されています。
サビでの地声でのハイトーンなど、少々苦しげにも聞こえますが、これもまた楽曲の切ない世界観を表現するための演出なのではないでしょうか。
もしあなたがこの曲を練習曲にお選びになって、この歌唱を習得される頃には、とても大きなものが得られると思います。
かなり上級者向けのセレクトにはなりますが、歌…特に高音に自信のある方にはぜひ歌っていただきたい一曲です。
ピアノを弾ける方ならカラオケではなく、ピアノ弾き語りで歌うのも楽しいかもしれないですね!
君がいるだけで米米CLUB

米米CLUBの13枚目のシングルで1992年5月リリース。
ここまで累計290万枚近くを売り上げる、米米CLUB最大のヒット曲となっています。
バブル期末期にリリースされた曲ということもあってか、現代の曲にはない時代を反映した「陽気さ」が感じられるところが興味深い曲でもありますね。
基本的には、カラオケ市場を強く意識して楽曲制作されていた当時のヒット曲の文脈に沿った、非常にわかりやすく覚えやすい曲なのですが、たとえばBメロの展開など、歌ってみるとちょっと一筋縄ではいかないメロディも出てくるところが、米米流でおもしろいところでもあります。
楽曲の随所に仕掛けられた、そんな「ワナ」に引っかからないように注意して歌えば、歌唱力向上のための練習曲としてとても有用でしょう。
軽快なノリを失わず、しかし深みのある声で歌うようにしてみてください。
深みのある中低音を出すのは上級テクニックでもあるので、十分に注意してくださいね。
ディスタンスflumpool

日本の4人組ロックバンド、flumpoolの通算20作目のシングルで、2021年5月26日リリース。
ミドルテンポのポップソングで、リズム的な意味ではとても歌いやすく、カラオケで練習していても楽しい曲なのではないでしょうか。
楽曲の中では、比較的低音中心に歌われるAメロ、Bメロから、ファルセット(裏声)によるハイトーンを織り交ぜた歌唱まで、非常に多彩な歌声が披露されており、発声の切り替えや、それぞれの音域での歌唱表現の練習素材として最適な楽曲のひとつだと思います。
中でも地声→ファルセットの切り替えが上手く出来ることは、この曲を歌う上での最重要ポイントになってくると思うので、そこに特に気をつけて練習してみてくださいね。