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有名なオペラの名曲|偉大なオペラ歌手も多数登場

日本でも教科書に採用されるなど、ある程度のなじみ深さがあるオペラ。

しかし、聞き覚えはあっても、オペラの名曲のことは詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか?

今回はそんな方に向けて、有名なオペラの名曲をピックアップしました。

楽曲の紹介はもちろんのこと、制作に至った経緯、歌っているオペラ歌手の魅力など、さまざまな観点から解説していますので、普段からオペラを聴く方も、オペラのことをあまり知らない方でも楽しめると思います。

ぜひ、最後までごゆっくりとお楽しみください。

有名なオペラの名曲|偉大なオペラ歌手も多数登場(71〜80)

手紙の場ディナーラ・アリーエワ:歌

チャイコフスキー: 歌劇「エフゲニー・オネーギン」 Op.24 – 第1幕 手紙の場面 「だめになってもいいけど、そのまえにわたしは」(Tchaikovsky: Eugene Onegin)
手紙の場ディナーラ・アリーエワ:歌

オペラ「エフゲニー・オネーギン」のうちの1曲です。

奥手だった娘タチアーナが、華やかな社交の場から田舎にやってきたオネーギンに出会い、一目で好きになってしまい、その熱い想いを、手紙にしたためるときに歌う曲です。

うかれたり、思い悩んだり、恋によって心があれこれと変わる様子が表現されています。

女心の歌デル=モナコ:歌

女心の歌・・・歌劇「リゴレット」より(ヴェルディ)
女心の歌デル=モナコ:歌

オペラ「リゴレット」のうちの1曲です。

作曲したヴェルディが、曲の盗作を防ぐために、初演より前に人前で歌うのを禁じたにもかかわらず、次の日には町全体に広まっていたという逸話が残っています。

移ろいやすい女性の心を、女性に目がないマントヴァ公爵が歌うというものですが、リズムが軽快で、楽しい曲です。

オペラ ハムレット(アンブロワーズ・トマ作)トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団

数あるシェイクスピアの悲劇「ハムレット」を題材にしたオペラの中で、一番の人気を誇るのがアンブロワーズ・トマが作曲した作品です。

物語を象徴する悲劇的な序曲で始まり、華麗なファンファーレへと繋がって壮麗な音楽と秀逸なストリートが展開されシェイクスピアの世界に魅了されて行きます。

有名なオペラの名曲|偉大なオペラ歌手も多数登場(81〜90)

喜劇 ニュルンベルクのマイスタージンガー(ワーグナー作)バイロイト祝祭管弦楽団

「ニュルンベルクのマイスタージンガー」は、全音階を使った曲が多いのでクリアで明るい音楽構成になっています。

演奏時間は約4時間半くらいあり、壮大な楽しいドラマが展開されて行きます。

ミュンヘン宮廷歌劇場で1868年6月に初演されました。

オペラ リナルド(ヘンデル作)フェニーチェ劇場管弦楽団

美しいシンフォニーの構築美で織りなされたこの歌劇は、騎士リナルドと十字軍総司令官ゴッフレードの娘アルミレーナと恋物語。

オペラの中で歌われるアリア「私を泣かせてください」は天井の音楽と言えるほどの美しさです。

1711年2月にロンドンのヘイマーケット女王劇場で初演されました。

トスカ(プッチーニ作)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

プッチーニ《トスカ》全曲 テバルディ/デル・モナコ
トスカ(プッチーニ作)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

オペラ「トスカ」は、オーケストラの奏でる楽曲が美しい場面が多く、アリア「妙なる調和」「歌に生き、愛に生き」「星は光りぬ」などの名曲を含みドラマチックで飽きの来ない作品です。

1900年1月にローマのコスタンツィ劇場で初演されました。

町人貴族(ジャン・バティスト・リュリ作)ムジカ・フローレア

喜劇オペラバレ「町人貴族」は、商人として成功した大金持町のジュールダンが貴族に憧れ真似をする滑稽なおもしろさと、彼や彼の家族を取り巻く恋物語のストーリーが楽しく歌われ演奏される作品です。

初演は、シャンボール城のルイ14世の宮廷でモリエール劇団によって1670年10月に公演されました。