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有名なオペラの名曲|偉大なオペラ歌手も多数登場

日本でも教科書に採用されるなど、ある程度のなじみ深さがあるオペラ。

しかし、聞き覚えはあっても、オペラの名曲のことは詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか?

今回はそんな方に向けて、有名なオペラの名曲をピックアップしました。

楽曲の紹介はもちろんのこと、制作に至った経緯、歌っているオペラ歌手の魅力など、さまざまな観点から解説していますので、普段からオペラを聴く方も、オペラのことをあまり知らない方でも楽しめると思います。

ぜひ、最後までごゆっくりとお楽しみください。

有名なオペラの名曲|偉大なオペラ歌手も多数登場(21〜30)

歌劇《ルスランとリュドミュラ》序曲Mikhail Glinka

1804年生まれ、ロシアの作曲家ミハイル・グリンカの作品、歌劇「ルスランとリュドミラ」より【序曲】です。

ミハイル・グリンカは国外で広く名声を勝ち得た作曲家で「近代ロシア音楽の父」と呼ばれています。

この序曲は終始プレスト(速いテンポ)で演奏され、華々しく躍動感にあふれた曲に仕上げられています。

日本のオーケストラ集団にも人気が高く、演奏される機会が非常に多い作品です。

ワーグナー「ワルキューレの騎行」カラヤン指揮/バイロイト祝祭管(1951)Richard Wagner

【400万回再生】ワーグナー「ワルキューレの騎行」カラヤン指揮/バイロイト祝祭管(1951)
ワーグナー「ワルキューレの騎行」カラヤン指揮/バイロイト祝祭管(1951)Richard Wagner

1813年生まれ、ドイツの作曲家で指揮者のリヒャルト・ワーグナーの作品、楽劇「ワルキューレ」より【ワルキューレの騎行】です。

「ワルキューレ」は楽劇「ニーベルングの指環」という4つの独立した楽劇からなる連作の中の1つです。

中でもこの第3幕の序奏、ワルキューレの騎行は最も人気が高く、上演も多くされています。

婚礼の合唱スロヴァキア・フィルハーモニー合唱団

ワーグナー: 歌劇「ローエングリン」:婚礼の合唱[ナクソス・クラシック・キュレーション #癒し]
婚礼の合唱スロヴァキア・フィルハーモニー合唱団

オペラ「ローエングリン」のうちの1曲で、結婚式や結婚披露宴の定番曲として有名です。

行方不明の弟を殺したぬれぎぬをきせられ、決闘によって潔白を証明しようとする公女エルザと、エルザを助ける騎士ローエングリンの結婚を祝い、貴族達が歌う曲です。

2人の結末は思わしくないのですが、曲自体は甘美で、幸せに満ちています。

カルメン (ビゼー作)ハンブルク北ドイツ放送交響楽団

情熱的で奔放に生きるカルメンと愛したがゆえに破滅への道を辿るドン・ホセ伍長の愛のストリーを、ビゼーが卓越した作曲技巧で仕上げたドラマチックなオペラです。

アリアでは、ハバネラの歌・闘牛士の歌・花の歌など見逃せない聴きどころです。

Rossini:Barber of Seville・ロッシーニ:セビリアの理髪師 序曲Gioachino Rossini

1792年生まれ、イタリアの作曲家ジョアキーノ・ロッシーニの作品、歌劇「セビリアの理髪師」より【序曲】です。

「セビリアの理髪師」はスペイン南部、アンダルシア地方の最大都市セビリアにある理髪師フィガロの物語です。

お調子者フィガロの笑えるオペラとなっています。

軽騎兵 序曲Franz von Suppé

1819年生まれ、オーストラリアの作曲家フランツ・フォン・スッペの作品、歌劇「軽騎兵」より【序曲】です。

特に有名なのが冒頭のトランペットのファンファーレです。

日本でもTVCMなどで使われています。

また、この序曲も単独で演奏されることが多い作品の1つです。

Candide Overture キャンディード序曲 レナード・バーンスタインLeonard Bernstein

1918年生まれ、アメリカの作曲家で指揮者、ピアニストでもあるレナード・バーンスタインの作品、歌劇「キャンディード」より【序曲】です。

キャンディードは18世紀フランスの思想家ヴォルテールの社会を痛烈に批判した冒険小説を原作としています。

苦労を重ねこの小説をオペラにアレンジしたのがレナード・バーンスタインです。