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有名なオペラの名曲|偉大なオペラ歌手も多数登場

日本でも教科書に採用されるなど、ある程度のなじみ深さがあるオペラ。

しかし、聞き覚えはあっても、オペラの名曲のことは詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか?

今回はそんな方に向けて、有名なオペラの名曲をピックアップしました。

楽曲の紹介はもちろんのこと、制作に至った経緯、歌っているオペラ歌手の魅力など、さまざまな観点から解説していますので、普段からオペラを聴く方も、オペラのことをあまり知らない方でも楽しめると思います。

ぜひ、最後までごゆっくりとお楽しみください。

有名なオペラの名曲|偉大なオペラ歌手も多数登場(11〜20)

L’amour est un oiseau rebelleElina Garanca

Carmen: “L’amour est un oiseau rebelle” (Elina Garanca)
L'amour est un oiseau rebelleElina Garanca

ジョルジュ・ビゼーによって作られたオペラ『Carmen』の代表的な楽曲、『L’amour est un oiseau rebelle』。

ヒロインのカルメンから歌い出し、徐々に周りの合唱に移り変わる印象的な構成で、カルメンの力強い性格を見事に表した1曲です。

今回はラトビア出身のメゾ・ソプラノ歌手、エリーナ・ガランチャさんのバージョンをピックアップしました。

彼女の厚みのある歌声と、カルメンの性格が見事にマッチしているので、そういった部分もお楽しみください。

Frühlingsstimmen Op. 410Isyana Sarasvati

Isyana Sarasvati – Frühlingsstimmen – Walzer, Op. 410 – Johann Strauss II
Frühlingsstimmen Op. 410Isyana Sarasvati

ヨハン・シュトラウス2世の名曲、『Frühlingsstimmen Op. 410』。

日本では『春の声』というタイトルで知られている作品で、あらゆる歌曲のなかでも、トップクラスの難易度をほこることで有名な作品です。

今回はインドネシアのシンガー・ソングライター、イシャーナ・サラヴァティさんのバージョンをピックアップしました。

ポップ・シンガーでありながら、本場のソプラノ歌手にひけをとらない圧倒的な歌唱力が印象的ですね。

O mio babbino caroMontserrat Caballé

ジャコモ・プッチーニのオペラ『Gianni Schicchi』。

こちらの『O mio babbino caro』はその中でも特に有名な作品で、日本語では『私のお父さん』というタイトルで知られています。

裏切りや争いをテーマにした作品が多い、中世のフィレンツェを舞台にしたオペラですが、この曲はそういった話の重さに安らぎを与えてくれる、素朴な愛を歌った作品です。

歌い手の感情のこめ方で雰囲気が大きく異なるので、ぜひ複数の歌手で聴き比べてみてはいかがでしょうか?

Casta DivaMaria Callas

Maria Callas sings “Casta Diva” (Bellini: Norma, Act 1)
Casta DivaMaria Callas

ヴィンチェンツォ・ニーバリによって作られたオペラ『Norma』。

こちらの『Casta Diva』はその中でも特に人気を集める作品の1つで、ソプラノ歌手にとっては憧れの曲です。

今回は偉大なソプラノ歌手、マリア・カラスさんによるバージョンをピックアップしました。

この曲の最も難しい部分である激しい抑揚を非常になめらかに歌い上げてしまうことからも、彼女の圧倒的な歌唱力の高さがうかがえますね。

ぜひチェックしてみてください。

Ave MariaLuciano Pavarotti

Luciano Pavarotti – Ave Maria (Schubert)
Ave MariaLuciano Pavarotti

フランツ・シューベルトの歌曲、『Ave Maria』。

この曲はシューベルトの最後の歌曲で、いくつものアヴェ・マリアと名のつく曲のなかで、特に人気を集める作品です。

何人ものテノール歌手によって歌われてきた名曲ですが、この曲を最もうまく歌いこなせているのは、まちがいなくルチアーノ・パヴァロッティさんでしょう。

太陽の声と称される、彼の温かみにあふれた声質が、宗教的な意味合いが強いこの曲にピッタリと合っています。

Cantique de NoëlEnrico Caruso

Enrico Caruso – Cantique de Noël (O Holy Night) (1916)
Cantique de NoëlEnrico Caruso

プラシード・カポーの詩をもとに作られた名曲、『Cantique de Noël』。

英語圏では『O Holy Night』、日本語では『きよしこの夜』というタイトルで知られている、世界で最も有名なクリスマス・キャロルの1つです。

ポップスでもなじみ深い作品ですが、オペラ作品としてもカバーされており、古くから多くのオペラ歌手によってカバーされてきました。

今回はその中でも音源が残っているなかで最古の部類にあたる、エンリコ・カルーソーによる歌唱をピックアップしてみました。

当時の音質と一緒に、この曲の深さを味わってみてはいかがでしょうか?

Gelido in ogni venaCecilia Bartoli

Cecilia Bartoli – Gelido in ogni vena (from Farnace)
Gelido in ogni venaCecilia Bartoli

アントニオ・ヴィヴァルディのオペラ『Farnace』。

こちらの『Gelido in ogni vena』は、劇中に登場する作品のなかでも、特に有名な作品です。

イタリアを代表するバロック作曲家のアントニオ・ヴィヴァルディによって作曲されただけあって、全体的に重い雰囲気がただよっています。

ご存じの方は少ないと思いますが、ドイツのシンガー・ソングライター、クラウス・ノミさんの『Cold Song』は恐らく、この曲から強いインスパイアを受けていると思います。

E lucevan le stelleJonas Kaufmann

ジャコモ・プッチーニが作曲した名曲、『E lucevan le stelle』。

オペラ『Tosca』の中でも特に有名な作品の1つで、日本では『星は光りぬ』というタイトルで知られています。

テノール歌手の花形とも言える曲で、ドラマティコな歌手と非常に相性の良い作品です。

今回はヨナス・カウフマンさんによる歌唱をピックアップしました。

彼のバリトンに近い厚みのある声質が、この曲の雰囲気にピッタリと合っています。

Una furtiva lagrimaL’Elisir d’Amore

L’Elisir d’Amore: “Una furtiva lagrima”
Una furtiva lagrimaL’Elisir d’Amore

19世紀前半のイタリアの音楽家を代表する、ガエターノ・ドニゼッティ。

こちらの『Una furtiva lagrima』は、彼の代表的なオペラ作品である、『L’elisir d’amore』に登場する作品で、日本では『人知れぬ涙』というタイトルで知られています。

メロディーは、「これぞアリア!!!」といった感じで、非常に叙情的なものにまとめられています。

そのため、歌い手の力量によって完成度が大きく変わる作品としても有名ですね。

この曲をより深く味わいたいという方は、複数の歌手で聴き比べてみてはいかがでしょうか?

E lucevan le stelleJosé Carreras

José Carreras sings “E lucevan le stelle” (Puccini: Tosca, Act 3 Scene 2)
E lucevan le stelleJosé Carreras

ここで少し、変わった楽曲を紹介したいと思います。

こちらの『En Aranjuez con tu Amor』は、日本語では『アランフエス協奏曲』というタイトルで、一般的にはギターを主体とした協奏曲として知られています。

ポピュラー音楽との調和性が高く、マイルス・デイヴィスさんといったジャズ・ミュージシャンにカバーされたりしているのですが、もちろん歌曲のアレンジも存在します。

その1つがこちらの動画。

スペイン出身のテノール歌手、ホセ・カレーラスさんによるボーカルが、この曲のドラマティコな雰囲気にピッタリですので、ぜひチェックしてみてください。