RAG MusicClassic
素敵なクラシック
search

有名なオペラの名曲|偉大なオペラ歌手も多数登場

日本でも教科書に採用されるなど、ある程度のなじみ深さがあるオペラ。

しかし、聞き覚えはあっても、オペラの名曲のことは詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか?

今回はそんな方に向けて、有名なオペラの名曲をピックアップしました。

楽曲の紹介はもちろんのこと、制作に至った経緯、歌っているオペラ歌手の魅力など、さまざまな観点から解説していますので、普段からオペラを聴く方も、オペラのことをあまり知らない方でも楽しめると思います。

ぜひ、最後までごゆっくりとお楽しみください。

有名なオペラの名曲|偉大なオペラ歌手も多数登場(81〜100)

闘牛士の歌堀内康雄

堀内康雄 - 「カルメン」 から 「闘牛士の歌」 2001
闘牛士の歌堀内康雄

ビゼーのカルメンより、2幕のエスカミーリョのアリア。

血肉沸き踊るスペインの闘牛場の様子を歌うアリアですが、音域が広くバリトンにとっては非常に難しい曲です。

カルメンの男勝りな性格に打ち勝つため、昨今ではエスカミーリョ役には余計にイケメンが求められる傾向です。

♪スメタナ: 歌劇「売られた花嫁」序曲 / イシュトヴァン・ケルテス指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団Bedrich Smetana

1824年生まれ、チェコの作曲家で指揮者、ピアニストでもあるベドルジハ・スメタナの作品、歌劇「売られた花嫁」より【序曲】です。

陽気な内容でハッピーエンドで終わることから万人に愛されているオペラです。

序曲は大変有名で、単独で演奏されることが多いです。

Eri tu che macchiaviDmitri Hvorostovsky

Dmitri Hvorostovsky – Eri tu che macchiavi from A Masked Ball (CSOTW, 17th June 1989)
Eri tu che macchiaviDmitri Hvorostovsky

ヴェルディの仮面舞踏会より、3幕のレナートのアリア。

歌うはオペラファンの間では「ディーマ」の愛称で親しまれ、色気ムンムンな姿で特に女性ファンは後を絶ちません。

近年では病気により活動が危ぶまれていましたが持ち前のバイタリティーで復活しました。

ぺレアスとメリザンド(ドビュッシー作)ウィーン放送交響楽団

ドビュッシー《ペレアスとメリザンド》全曲 アンセルメ指揮/スイス・ロマンド管
ぺレアスとメリザンド(ドビュッシー作)ウィーン放送交響楽団

幻想と空想の世界を楽しみなが観る淡い感じのオペラで、印象派の作曲家ドビュッシーの作風が全体的に彩られていて、フランス語の発音が歌になって語るような旋律で進行していく作品です。

初演は、1902年4月にパリのオペラ・コミック座で行われました。

オペラ 夢中病の女(ヴィンチェンツォ・ベッリーニ作)カリアリ劇場リリコ管弦楽団

ベルリーニが得意とする秀麗なメロディーが多く楽しいオペラ「夢遊病の女」。

スイスで村一番の美人アミーナは富裕な地主のエルヴィーノと結婚することになっていましたが夢遊病で誤解を招き結婚は破談するものの、最後はめでたく二人は結ばれるというハッピーエンドの作品です。