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切なく美しい!おすすめのピアノ曲まとめ

数ある楽器の中でも一番身近にある楽器で、ピアノを弾ける方に会うと思わず憧れてしまう代表的な楽器の一つですよね。

切ない旋律の楽曲は聴いていて思わず世界に入り込んでしまいます。

今回の記事では「切なさ」をテーマとした人気のピアノ曲をご紹介します!

定番のクラシック曲はもちろん、映画やアニメにゲームなどのサウンドトラックで使われたピアノがメインの切なく美しい作品も含めたバラエティが豊かな内容となっていますから、切ないピアノ曲がお好きな方であれば要チェックです!

切なく美しい!おすすめのピアノ曲まとめ(81〜100)

子供の情景 Op.15 第7曲 トロイメライRobert Schumann

フジコ・ヘミング「トロイメライ(子供の情景 作品15 ~ 第7曲)/ シューマン」
子供の情景 Op.15 第7曲 トロイメライRobert Schumann

ドイツが生んだロマン派を代表する作曲家、ロベルト・シューマンによる『子供の情景』は彼のピアノ曲の中でも非常に有名な作品の1つで、本稿で紹介しているのは特に有名な第7曲『トロイメライ』です。

演奏技術的な面よりも、繊細な表現力が重要視されるタイプの作品で、タイトル通り夢見心地で優しい雰囲気を持った楽曲ですよね。

なかなか眠れない真夏の夜でもこの曲を子守歌のように聴けば、安眠効果があるかもしれません。

余談ながら、子供というタイトルは付いていますが子供向けの作品ではなく、大人の視点で見た「子供時代の情景」とでも言うべき作品なのですね。

ピアノが弾ける方であれば、こちらの『子供の情景』に賛辞を送ったフランツ・リストのように娘さんに弾いて聞かせるのもいいですが、子供の頃の思い出に浸りながら自分のために弾いてみてはいかがですが。

子供の情景 Op.15 第7曲「トロイメライ」Robert Schumann

フジコ・ヘミング「トロイメライ(子供の情景 作品15 ~ 第7曲)/ シューマン」
子供の情景 Op.15 第7曲「トロイメライ」Robert Schumann

夢見心地な美しい旋律に思わずうっとりしてしまう、ロベルト・シューマンの『トロイメライ』。

子供心を描いた大人のためのピアノ作品として作曲された曲集『子供の情景 Op.15』の第7曲目に収録されている楽曲です。

曲集のなかでも特に有名なこの曲は、ピアノだけでなく、バイオリンやチェロ、フルートなど、さまざまな楽器で演奏されており、クラシックファンのみならず、多くの人の心をとらえています。

じっくり聴いて味わうもよし、ピアノで演奏してその旋律と和声の美しさにひたるもよし!

静かな秋の夜長に、ゆったりとお楽しみください。

アメイジング・グレイス作曲者不明

「アメイジング・グレイス」楽譜あり – Amazing Grace – 耳コピピアノで弾いてみた – Piano Cover – CANACANA
アメイジング・グレイス作曲者不明

心に染み入る美しいメロディーが印象的な『アメイジング・グレイス』。

本田美奈子さんの透明感あふれる歌声が、記憶に深く残っているという方も多いのではないでしょうか。

「素晴らしき神の恵み」を意味するタイトルが付けられたこの曲は、もとはイギリスの牧師ジョン・ニュートンの作詞による賛美歌。

アメリカでは「第二の国歌」として親しまれており、日本でも映画やドラマなどで広く使用されています。

16小節間のシンプルなメロディーの繰り返しで構成されているため、強弱や表現、アレンジに変化を加えながら、表情豊かに演奏しましょう!

Maurice Ravel :亡き王女のためのパヴァーヌ藤田真央

Mao Fujita – Ravel: Pavane pour une infante défunte, M. 19 (Live from Tanzsaal an der Panke, Berlin)
Maurice Ravel :亡き王女のためのパヴァーヌ藤田真央

日本でもトップクラスの実力をほこるピアニスト、藤田真央さん。

ショパン国際ピアノコンクールよりもさらにレベルの高い、チャイコフスキー国際コンクールで2位に輝いた化け物です。

そんな彼の名演が、こちらの『Maurice Ravel :亡き王女のためのパヴァーヌ』。

難易度としては中級者でも演奏できるレベルの作品ですが、この作品をここまで高い完成度と表現力で演奏できる人はそうそう居ません。

ホンモノの演奏を聴きたい方は要チェックのピアニストです。

Summer久石譲

日本が世界に誇る作曲家、ジブリ映画でもおなじみの久石譲さんによる名曲中の名曲です!

久石さんと言えばジブリ映画と同じくらい切っても切り離せないのが、北野武監督作品ですよね。

こちらの『Summer』は1999年に公開された北野武監督作品『菊次郎の夏』のメインテーマ曲で、オリジナルの『Summer』はメインの旋律と言える主題と副題などから構成され、アンサンブルとしてもピアノのソロ曲というわけではないのですが、久石さん自身がピアノ曲としてコンサートなどでも演奏しており、自身のピアノソロアルバム『ENCORE』にも収録されています。

聴いているだけで、あの遠い夏の風景が思い浮かぶような軽やかさと切なさとが同居した旋律を、ぜひ久石さん自身のピアノ演奏で味わってみてください!

おわりに

数ある楽器の中で身近な楽器といえばピアノではないでしょうか。

ふと聞くとピアノの音色が聞こえて、聴く人すべてを音楽で癒してくれます。

今回は切ないピアノ曲をテーマにセレクトしました。

聴いているだけで涙が出てしまいそうな切ないピアノの旋律は、世代も言葉も人種も関係なく聴く人の心にさまざまな感情を呼び起こします。

今回紹介した楽曲だけでも分かるように、ピアノ曲は必ずしもクラシックだけではなくゲームやドラマ、映画のサントラなどでも多くの名曲が存在します。

ぜひあなたのお気に入りの切ないピアノ曲を見つけてみてくださいね!