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【2025】プログレの名曲。おすすめの人気曲

皆さんは「プログレ」という音楽ジャンルに対して、どのようなイメージを持っていますでしょうか。

そもそもかなりの音楽好きでもない限り、プログレという音楽ジャンルがある事自体知らない方がほとんどですよね。

プログレッシブロック、俗にいう「プログレ」は一般的なロックのフォーマットから実験的な要素や複雑な構成を持つ文字通りロックの「進化系」とされるジャンルです。

本質的にはアルバム全体を聴いてその魅力を感じるべきジャンルではありますが、こちらの記事では評価の高いプログレの名曲をまとめてみました。

大御所たちの定番の名曲からプログレ的要素を持つ近年のバンドまで、幅広い視点でお届けします!

【2025】プログレの名曲。おすすめの人気曲(1〜10)

KnotsGentle Giant

複雑なマドリガル風のボーカルワークが印象的な、プログレッシブ・ロックの傑作です。

人間関係の複雑さとコミュニケーションの難しさを描いた歌詞は、相互理解の欠如や誤解をテーマにしています。

1972年12月1日にイギリスでリリースされた、Gentle Giantの4枚目のアルバム『Octopus』に収録されている本作は、バンドの音楽的特徴である広範囲にわたる複雑で挑戦的なスタイルが存分に発揮されています。

プログレッシブ・ロックファンはもちろん、音楽の新しい可能性を探求したい方にもおすすめの一曲です。

Thick as a BrickJethro Tull

JETHRO TULL – THICK AS A BRICK (Pt.1&2) – FULL ALBUM [HD]
Thick as a BrickJethro Tull

プログレッシブ・ロックの金字塔として今なお輝きを放つジェスロ・タルの代表作。

1972年3月にリリースされたこのアルバムは、一つの連続した楽曲が全体を貫く野心的な構成で、ロック音楽の新たな可能性を示しました。

イアン・アンダーソンさんの卓越したフルートと、マーティン・バーさんのギターが織りなす緻密なアンサンブルは圧巻です。

社会の狭量さを批判する風刺的な歌詞も秀逸で、架空の8歳の少年ジェラルド・ボストックの視点を通じて、人生の意味を探求する壮大な物語が展開されます。

本作は、既存の価値観に疑問を投げかけ、自由な思考を求める方々にぜひ聴いていただきたい一枚です。

Suspended in GaffaKate Bush

Kate Bush – Suspended in Gaffa – Official Music Video
Suspended in GaffaKate Bush

非凡な想像力と表現力で知られるケイト・ブッシュさんの楽曲が、再び注目を集めています。

1982年にリリースされたアルバム『The Dreaming』からの一曲で、複雑な音楽構造と深遠な歌詞が特徴的。

神を求める思いや、努力なしには得られないものへの渇望を描いており、ブッシュさん自身の自伝的要素も含まれているそうです。

フランスやオランダでチャート入りを果たし、ヨーロッパで特に成功を収めました。

プログレッシブ・ポップの魅力に触れたい方や、深い歌詞の解釈を楽しみたい方にぴったりの一曲です。

【2025】プログレの名曲。おすすめの人気曲(11〜20)

Supper’s ReadyGenesis

Genesis – Supper’s Ready (Official Audio)
Supper's ReadyGenesis

1972年のアルバム『Foxtrot』に収録された本作は、23分に及ぶ大作で7つのセクションから構成されています。

善と悪の対立、個人の成長と啓示への旅路が描かれており、プログレッシブ・ロックの名曲として高く評価されています。

ピーター・ガブリエルさんの体験がインスピレーションとなり、宗教的なアレゴリーや神秘的な要素が織り交ぜられた歌詞が特徴的です。

Genesisのキャリアの中でも重要な位置を占め、その後のライブパフォーマンスでも中心的な役割を果たしました。

複雑な楽曲構成と実験的な音楽スタイルにより、プログレッシブ・ロックファンにとっては必聴の一曲といえるでしょう。

KayleighMarillion

1985年にリリースされたこの曲は、ネオ・プログレッシブ・ロックバンド、Marillionを一躍スターダムへと押し上げた名曲です。

過去の恋愛を振り返る歌詞と、耳に残るメロディが見事に融合しており、聴く人の心に深く刻まれます。

アルバム『Misplaced Childhood』からの先行シングルとして発表され、イギリスで2位を記録するなど、世界中で大ヒットを記録しました。

失恋の痛みを癒したい時や、青春時代を懐かしむ気分の時にぴったりの1曲ですよ。

TrainsPorcupine Tree

プログレッシブ・ロックの進化を体現するバンド、Porcupine Treeの代表曲の1つです。

2002年にリリースされたアルバム『In Absentia』に収録されているこの楽曲は、バラード調のメロディと洗練された演奏が特徴的です。

スティーヴン・ウィルソンさんの繊細なギターと情感豊かなボーカルが、郷愁と時間の流れを描いた歌詞の世界観を見事に表現しています。

本作は、映画やテレビ番組、ビデオゲームにも使用されるなど、幅広い層から支持を得ています。

感傷的な気分の時や、人生について深く考えたい時にぴったりの1曲ですよ。

FractureKing Crimson

King Crimson – Fracture (OFFICIAL)
FractureKing Crimson

音楽性の高さ、演奏技術の高さ、どちらをとってもプログレッシブ・ロック最高峰のバンドです。

「21世紀の精神異常者」が有名ですが、バンドが最高のレベルに達するのはその数年後でした。

現代音楽とジャズとロックが融合した「Fracture」は、その時期の最高傑作のひとつです。