【2025】プログレの名曲。おすすめの人気曲
皆さんは「プログレ」という音楽ジャンルに対して、どのようなイメージを持っていますでしょうか。
そもそもかなりの音楽好きでもない限り、プログレという音楽ジャンルがある事自体知らない方がほとんどですよね。
プログレッシブロック、俗にいう「プログレ」は一般的なロックのフォーマットから実験的な要素や複雑な構成を持つ文字通りロックの「進化系」とされるジャンルです。
本質的にはアルバム全体を聴いてその魅力を感じるべきジャンルではありますが、こちらの記事では評価の高いプログレの名曲をまとめてみました。
大御所たちの定番の名曲からプログレ的要素を持つ近年のバンドまで、幅広い視点でお届けします!
【2025】プログレの名曲。おすすめの人気曲(1〜20)
LateralusTool

複雑怪奇なバンド・アンサンブル、メイナード・ジェームス・キーナンさんの唯一無二の歌唱、これはもうToolという1つの音楽ジャンルと言えるでしょう。
2001年5月にリリースされたアルバム『Lateralus』の表題曲は、フィボナッチ数列を基にしたリズムと歌詞構成が特徴的です。
9/8、8/8、7/8と変化する時間署名は、まさに数学的な美しさと精神性、自己発見の旅を象徴しています。
本作は、過剰な思考や分析を超えて、身体と精神の一体感を追求することの大切さを説いています。
プログレッシブ・メタルの枠を超えた芸術作品として、深い思索を好む音楽ファンにおすすめです。
Song of ScheherazadeRenaissance

1975年リリースのアルバム『Scheherazade and Other Stories』に収録された24分を超える大作は、Renaissanceの代表作として知られています。
アラビアンナイトをモチーフにした9つのパートで構成された組曲は、Annie Haslamさんの圧倒的な歌唱力とJohn Toutさんのピアノ演奏が織りなす幻想的な世界観が特徴的です。
クラシカルな要素とロックの融合という、Renaissanceならではの音楽性が存分に発揮された本作は、プログレッシブ・ロックの枠を超えた芸術作品として高く評価されています。
物語性豊かな歌詞と壮大な音楽性を持つ本作は、じっくりと腰を据えて聴きたい方におすすめです。
KnotsGentle Giant

複雑なマドリガル風のボーカルワークが印象的な、プログレッシブ・ロックの傑作です。
人間関係の複雑さとコミュニケーションの難しさを描いた歌詞は、相互理解の欠如や誤解をテーマにしています。
1972年12月1日にイギリスでリリースされた、Gentle Giantの4枚目のアルバム『Octopus』に収録されている本作は、バンドの音楽的特徴である広範囲にわたる複雑で挑戦的なスタイルが存分に発揮されています。
プログレッシブ・ロックファンはもちろん、音楽の新しい可能性を探求したい方にもおすすめの一曲です。
Thick as a BrickJethro Tull

プログレッシブ・ロックの金字塔として今なお輝きを放つジェスロ・タルの代表作。
1972年3月にリリースされたこのアルバムは、一つの連続した楽曲が全体を貫く野心的な構成で、ロック音楽の新たな可能性を示しました。
イアン・アンダーソンさんの卓越したフルートと、マーティン・バーさんのギターが織りなす緻密なアンサンブルは圧巻です。
社会の狭量さを批判する風刺的な歌詞も秀逸で、架空の8歳の少年ジェラルド・ボストックの視点を通じて、人生の意味を探求する壮大な物語が展開されます。
本作は、既存の価値観に疑問を投げかけ、自由な思考を求める方々にぜひ聴いていただきたい一枚です。
KayleighMarillion

1985年にリリースされたこの曲は、ネオ・プログレッシブ・ロックバンド、Marillionを一躍スターダムへと押し上げた名曲です。
過去の恋愛を振り返る歌詞と、耳に残るメロディが見事に融合しており、聴く人の心に深く刻まれます。
アルバム『Misplaced Childhood』からの先行シングルとして発表され、イギリスで2位を記録するなど、世界中で大ヒットを記録しました。
失恋の痛みを癒したい時や、青春時代を懐かしむ気分の時にぴったりの1曲ですよ。