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【2025】プログレの名曲。おすすめの人気曲

【2025】プログレの名曲。おすすめの人気曲
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皆さんは「プログレ」という音楽ジャンルに対して、どのようなイメージを持っていますでしょうか。

そもそもかなりの音楽好きでもない限り、プログレという音楽ジャンルがある事自体知らない方がほとんどですよね。

プログレッシブロック、俗にいう「プログレ」は一般的なロックのフォーマットから実験的な要素や複雑な構成を持つ文字通りロックの「進化系」とされるジャンルです。

本質的にはアルバム全体を聴いてその魅力を感じるべきジャンルではありますが、こちらの記事では評価の高いプログレの名曲をまとめてみました。

大御所たちの定番の名曲からプログレ的要素を持つ近年のバンドまで、幅広い視点でお届けします!

【2025】プログレの名曲。おすすめの人気曲(1〜20)

Close To The EdgeYES

1972年にリリースされた名盤『Close To The Edge』のタイトル曲は、プログレッシブ・ロックの金字塔として知られています。

20分に及ぶ壮大な構成と高度な演奏技術が特徴的で、YESの音楽性が凝縮されたような一曲です。

ジョン・アンダーソンさんの神秘的な歌詞は、人間の精神的な探求と自己実現への旅を描いており、ヘルマン・ヘッセの『シッダールタ』にインスパイアされたとされています。

本作はリリース後、米国でプラチナを獲得する大ヒットとなりました。

自然界の壮大さや霊的な次元への旅を感じさせる本作は、静かな夜にゆっくりと聴き入るのがおすすめです。

Shine On You Crazy DiamondPink Floyd

Pink Floyd – Shine On You Crazy Diamond [Official Music Video]
Shine On You Crazy DiamondPink Floyd

プログレッシブ・ロックの先駆者として知られるPink Floydが1975年にリリースした名盤『Wish You Were Here』に収録された組曲です。

元メンバーのSyd Barrettさんへのオマージュとして制作された本作は、9つのパートから構成されており、バンドのデビューアルバムに多大な貢献をしたBarrettさんへの感謝と哀悼の意が込められています。

彼の才能と魅力に敬意を表した歌詞やテーマは、多くのファンの心に深く響きます。

進行形のロックの傑作とされる本作は、その技術的な繊細さと感情の深さが際立ちます。

哀愁を帯びたメロディと共に、Barrettさんの存在感を反映した楽器の演奏や作曲は、聴く人の心を揺さぶります。

The Court Of The Crimson KingKing Crimson

プログレッシブ・ロックの金字塔とも呼べる楽曲が、1969年10月にリリースされました。

King Crimsonのデビューアルバム『In the Court of the Crimson King』の最後を飾る本作は、壮大なメロトロンの響きと共に始まります。

イアン・マクドナルドさんの作曲とピーター・シンフィールドさんの歌詞が織りなす世界観は、まるで中世の宮廷を思わせるような幻想的な雰囲気を醸し出しています。

グレッグ・レイクさんの伸びやかな歌声とロバート・フリップさんのギターが絶妙に絡み合い、聴く者を幻想的な世界へと誘います。

本作は、音楽の枠を超えた芸術作品として、今なお多くの音楽ファンを魅了し続けています。

Karn Evil 9Emerson Lake&Palmer

プログレッシブ・ロックの歴史に燦然と輝く壮大な楽曲を紹介します。

1973年発表のアルバム『Brain Salad Surgery』に収録された約30分に及ぶ大作で、3部構成からなる複雑な楽曲構造と深遠なメッセージが特徴です。

テクノロジーの危険性と人間性について鋭い洞察を提供しており、特に第3部では人間とコンピューターの戦いを描いています。

エマーソン・レイク&パーマーの卓越した演奏技術と創造性が存分に発揮された本作は、2005年に『Music Week』誌で「トップ10プログレッシブ・トラック」の1つに選出されました。

プログレファンはもちろん、音楽の可能性を追求したい方にもおすすめの1曲です。

Tubular BellsMike Oldfield

プログレッシブ・ロックの金字塔として知られるこの楽曲は、19歳のマイク・オールドフィールドさんが1973年2月にリリースしたデビューアルバムのオープニングトラックです。

複雑な楽器構成と壮大な音響世界が特徴的で、映画『エクソシスト』のテーマ曲としても使用され、その不気味な雰囲気が映画の緊張感を見事に表現しています。

本作は、グランドピアノの不穏なメロディから始まり、次第に様々な楽器が重なっていく構成で、聴く人を独特の音楽世界へと誘います。

音楽を通じて自己表現の場を見出したオールドフィールドさんの才能が存分に発揮された一曲で、孤独な心情や内なる葛藤が音楽に反映されているようです。