洋楽R&Bの名曲~最新の人気曲から往年の大ヒット曲まで【2025】
R&B、リズム・アンド・ブルースの歴史は古く、その言葉自体は1940年代からすでに存在していたそうです。
とはいえ、現在のR&Bという音楽ジャンルに対するイメージは、クラブ・ミュージックを通過した主に1990年代以降に確立されたものでしょう。
こちらの記事では前半に最新の人気曲や注目の若手の曲を中心としたラインアップを、後半以降にR&Bの黄金期と呼ばれる1990年代の名曲たちもたっぷりと紹介しています!
コンテンポラリーなR&Bからネオソウル、オルタナティブR&Bなどのサブ・ジャンルにも目を向けた幅広いラインアップとなっておりますから、R&B初心者の方もぜひチェックしてみてください。
洋楽R&Bの名曲~最新の人気曲から往年の大ヒット曲まで【2025】(171〜180)
Nights Like This (feat. Ty Dolla $ign) [Official Video]Kehlani
![Nights Like This (feat. Ty Dolla $ign) [Official Video]Kehlani](https://i.ytimg.com/vi/I99qCuWx1mI/sddefault.jpg)
2019年にリリースされたアメリカのシンガーソングライターKehlaniによる曲がこちらで、Ty Dolla Signがフィーチャーされています。
途中で男性の声が入ってくるといいですね。
MVは彼女の自宅に弱り切ってたどり着いたアンドロイドを修理しますが、最後にそのアンドロイドに乗っ取られるという、ちょっと怖いものとなっています。
ContactKelela

2017年にリリースされたデビューアルバム『Take Me Apart』が絶賛され、サマーソニック2018では来日も果たしているケレラさん。
オルタナティブR&Bの枠内で語られる彼女ですが、ダンスミュージックを中心として先進的なアーティストたちの作品を多く世に送り出している名門ワープ・レコーズに所属しており、2023年の2月に久々のリリースとなったセカンドアルバム『RAVEN』はジャンルの枠内をこえ、先鋭的なトラックとミステリアスな彼女の美声が際立つ素晴らしい作品となっています。
こちらの『Contact』は同作に収録されている楽曲で、本人いわく「“ゲーム前”のためのサウンドトラック」とのことで、夜のクラブへ向かう間に聴くためのものだそう。
UKがラージ的なビートを軸とした濃密に「夜」を感じさせる官能的なフィーリング、漂うサイケデリア、それらをあくまで上品にまとめ上げるケレラさんのヴォーカルの素晴らしさは絶品の一言!
Don’t Pretend ft. SAFEKhalid

Khalidは現代のR&Bシーンにおける超重要人物です。
1998年生まれの彼は、2016年にデビューしてからたった2年でグラミー賞にもノミネートされるなど、実力・人気ともに折り紙つき。
こちら「Don’t Pretend」は、KhalidとSAFEがコラボした楽曲で、メロウな雰囲気のR&Bソングになっています。
TalkKhalid

ジョージア州出身のR&Bシンガー、カリードさん。
古き良き1990年代後半や2000年代のR&Bの雰囲気を残しつつも、トレンドのサウンドをおりまぜた音楽性で知られているアーティストです。
こちらの『Talk』でも、トレンドのサウンドを取り入れたトラックでありながら、全体の進行は王道のR&Bに仕上げられています。
ダンス・ミュージックに傾倒しつつある、現在のR&Bシーンのなかで、伝統を重んじるスタイルは非常に好印象ですね。
気になる方は、彼の他の作品もチェックしてみてください。
Mad At Me.Kiana Ledé

2020年代は才能あふれる若きR&Bアーティストが続々とデビューを果たし、インディーズやメジャーといった境界線をこえて、群雄割拠の様相を呈しているほどです。
2020年代のR&Bシーンの行く末を占う存在として、個人的にオススメしたいのが1997年生まれのキアナ・レデさん。
シンガーソングライターにして女優でもある彼女が2020年にリリースした本格的なデビュー・アルバム『Kiki』は、まさに2020年代R&Bの「今」が詰まったような名盤として、音楽ファンの間で話題となりましたね。
トレンドとなっている90年代R&Bの要素を現代的な解釈で再構築したようなサウンドは、聴く人によっては懐かしくも新しくも感じる魅力を持っています。
リード・トラックとなった『Mad At Me』は、あのアウトキャストが2000年に発表した『So Fresh, So Clean”』のメイン・フレーズを大胆に引用するというセンスで魅せてくれるクールな楽曲。
いかにも現代的なアンニュイさと、雰囲気だけに流されない強さを兼ね備えた2020年代のR&Bの名曲と言えるでしょう!