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「ボカロラップ」のススメ。ヒップホップなボカロ人気曲まとめ

ボカロ文化はさまざまな音楽ジャンルを吸収しながら進化してきました。

ポップスやロック、R&Bなどなど……そしてその中にはもちろんヒップホップも。

この記事ではヒップホップ、ラップを取り入れたボカロ曲をまるっとまとめてみました!

トラック、リリック、フロウ、そのどれもに作者たち独自の音楽性が爆発しています。

今までボカロ曲を聴いたことのない人にもぜひオススメしたい特集です。

ボカロシーンのイメージがちょっと変わるかもしれませんよ。

「ボカロラップ」のススメ。ヒップホップなボカロ人気曲まとめ(71〜80)

AnotherNIL

ずしりと重いサウンドに引き込まれる、ヒップホップな作品です。

ボカロP、NILさんの楽曲で、2023年7月にリリースされました。

低音の効いたトラックメイクには緊張感があって、自分の鼓動もそれに合わせて速くなってくるよう。

淡々としている風に聴こえてその実、大きな感情が表層の下をうごめいている感じがします。

またゲキヤクのノイジーな歌声が曲調、世界観によく合っているんですよね。

圧のあるリリックは心を奮い立たせてくれる、はちゃめちゃにかっこいいUTAUオリジナル曲です。

C.H.O.I.C.ETorero

【VOCARAP】 C.H.O.I.C.E 【Torero】
C.H.O.I.C.ETorero

ラップからサンバまで幅広いサウンドを手がけるToreroさん。

ポップでかわいらしいメロディーにキュン。

思わず口ずさんじゃいますね。

韻の踏み方がまた楽しいです!

この曲は初音ミク、鏡音リン、巡音ルカ、GUMI、鏡音レンといったように、1曲の中に複数のボカロが使われるスタイルで制作されているので、いろいろな楽しみ方ができます。

PVのイラストに登場しているレンはToreroさんが描いているそう。

ポップな曲やPerfumeが好きな方はきっと気に入ると思います!

ochatime23.exe

主にダンスミュージックを手がける23.exeさんが2020年の6月に投稿した楽曲です。

文字通りティータイムについて歌っていて、初音ミクのゆるいラップがかわいすぎる上に、最高に心地良いリズムで、もだえそうになります。

そしてクセになるフロウ。

外国の方にも人気があるみたいですね。

ほっこりしますねえ。

休日のゆったりとしたお茶タイムはもちろん、仕事終わりの一杯や缶コーヒーを飲んだりする休憩中にもとてもマッチすると思います。

癒やされたいときは『ochatime』一択!

転生ATOLS

ATOLS – 転生 feat.羽累
転生ATOLS

哲学的な世界観を持ったボカロラップです。

洗練されたサウンドがファンの心をつかんで離さないボカロP、ATOLSさんによる楽曲で、2023年3月にリリースされました。

ノイズ混じりの幻想的な電子音が最高にかっこいいです。

脳みそを揺らしてくる低音も秀逸。

音声ライブラリの可能性を今まで以上に推し進めたような作品だと思います。

ちなみに歌詞制作にはヒップホップグループ梅田サイファーのメンバー、KOPERUさんが参加しています。

ARTIFICIAL SKINPSGOZ

【Hatsune Miku】ARTIFICIAL SKIN【AMBROSIA】
ARTIFICIAL SKINPSGOZ

エッジの効いたエレクトリックサウンドにハマってしまいます。

2人組の音楽ユニット、PSGO-Zの楽曲です。

2015年に公開されました。

少ない音数で構成されているにもかかわらず、曲展開とフロウのせいか厚みが感じられますね。

スタイリッシュな曲が好きな人にオススメ。

R.O.C.K.E.TTorero

【Torero】 R.O.C.K.E.T 【VOCARAP】
R.O.C.K.E.TTorero

さわやかなギターロック風な曲調ですが、ラップしているメロディーライン、そしてスクラッチのフレーズが聴こえてきます。

ボカロのラップソングを数多く公開している、Toreroさんによる作品です。

2013年に公開されました。

本人によるコメントにもありますが、音楽フェス会場でかかっていてもおかしくない、夏が感じられる仕上がりです。

拒絶反応Utsu-P × Fuma no KTR

Utsu-P × Fuma no KTR – 拒絶反応 / Rejection Reaction feat. 羽累
拒絶反応Utsu-P × Fuma no KTR

攻撃的でいて内省的点……ヘビーなサウンドとシャープなリリックが融合した衝撃作です。

鬱Pさんの重厚なメタルコアと、Fuma no KTRさんの鋭いラップが絡み合う音世界。

社会のカテゴリー分けへの反発を歌う歌詞は、現代を生きる人々の葛藤を鮮烈に描き出しています。

自分の居場所を探している人、社会の枠に疑問を感じている人に聴いてほしい1曲。

ボリュームを上げて、ぜひとも。