「ボカロラップ」のススメ。ヒップホップなボカロ人気曲まとめ
ボカロ文化はさまざまな音楽ジャンルを吸収しながら進化してきました。
ポップスやロック、R&Bなどなど……そしてその中にはもちろんヒップホップも。
この記事ではヒップホップ、ラップを取り入れたボカロ曲をまるっとまとめてみました!
トラック、リリック、フロウ、そのどれもに作者たち独自の音楽性が爆発しています。
今までボカロ曲を聴いたことのない人にもぜひオススメしたい特集です。
ボカロシーンのイメージがちょっと変わるかもしれませんよ。
「ボカロラップ」のススメ。ヒップホップなボカロ人気曲まとめ(41〜50)
デジタルライムハスラーLIQ

アグレシッブな音像に絡み合うドープなフロウ、たまりません。
『Frontier』『ALICE iN BLACK MARKE』などの作者として知られているボカロP、LIQさんの楽曲で、2021年に公開されました。
ずしっと重いギターサウンドがかっこいいミクスチャーナンバーです。
そしてリリックの作りが「これぞヒップホップ」。
LIQさんの音楽的な懐の深さが見えてきますね。
気分を盛り上げたいときにぜひ聴いてみてください。
「ボカロラップ」のススメ。ヒップホップなボカロ人気曲まとめ(51〜60)
下剋嬢hiroki

厚みのあるエレクトリックサウンドが最高にクール!
『人形解剖学』『モノクローム』などのヒット作を生んできたボカロP、hiroki.さんの楽曲で、2023年4月に公開されました。
「これから勝負に挑むぞ」という力強い思いが伝わってくるリリックがかっこいいんです。
ただ、タイトルからも連想できるように主人公は女の子。
それに気づくと、不思議とキュートさまで感じられる気がしてきませんか?
曲後半の盛り上がりでテンションもうなぎのぼり!
ochatime23.exe

主にダンスミュージックを手がける23.exeさんが2020年の6月に投稿した楽曲です。
文字通りティータイムについて歌っていて、初音ミクのゆるいラップがかわいすぎる上に、最高に心地良いリズムで、もだえそうになります。
そしてクセになるフロウ。
外国の方にも人気があるみたいですね。
ほっこりしますねえ。
休日のゆったりとしたお茶タイムはもちろん、仕事終わりの一杯や缶コーヒーを飲んだりする休憩中にもとてもマッチすると思います。
癒やされたいときは『ochatime』一択!
永番いはくし

音楽への熱量と毒気をエッジの効いた言葉で表現した、ボカロラップシーンにおける一つの境地。
いはくしさんの29作目となる本作は、2024年9月に発表されました。
歌愛ユキを中心にしたボーカルワークで、重層的な音像を作り上げています。
そして言葉選びの巧みさと独自のリズム感が光るリリックでは、批判精神と野心、そして目標を遂げるんだという決意が伝わってきます。
聴いたあと、あなたのなかにはどんな思いが芽生えるでしょうか。
Highway LoverみきとP

歌い手のしゅーずさんと、みきとPさんが手がけた巡音ルカが歌うバージョンがあります。
エッジが効いていながらもメロウな雰囲気がとってもステキですね。
都会の男女のことを歌った楽曲。
サビはまるでとろけるようで、それでいてどこか切ない感じにひかれます。
機械的ではなくて人間らしい温度感がまたいいんですよね。
歌詞に出てくるようにシティポップっぽいイメージなので、そういったジャンルが好きな方に特にオススメです!
ボカロの可能性って無限大ですね!
リスミーナイトテラー宮守文学

華やかなシンセとファンキーなベースラインに心奪われる、ポップなヒップホップです。
マジカルミライ2023の楽曲コンテストでグランプリを受賞したことでも話題になったボカロP、宮守文学さんによる楽曲で、2023年3月発表。
ボカコレ2023春TOP100ランキングへの参加曲でした。
にぎやかなトラックメイクにミクの跳ねるような歌声がマッチ!
オシャレでかわいい音像が押し寄せてきます。
ネガティブとポジティブが入り混じる歌詞は、若い世代ならとくに共感できる内容では。
コルチカムケダルイ

アコギの音色がやわらかく鼓膜を揺らしてくれる、オシャレなボカロラップです。
『ハートブレイク≒ブルース』などのヒット作でも知られているボカロP、ケダルイさんによる作品で2019年に公開。
ボカロラップ、と紹介していますがサビはキャッチーなメロディーで構成されています。
ということで、ラップ初心者にもオススメできる楽曲です。





