RAG MusicVocaloid
素敵なボカロ

「ボカロラップ」のススメ。ヒップホップなボカロ人気曲まとめ

ボカロ文化はさまざまな音楽ジャンルを吸収しながら進化してきました。

ポップスやロック、R&Bなどなど……そしてその中にはもちろんヒップホップも。

この記事ではヒップホップ、ラップを取り入れたボカロ曲をまるっとまとめてみました!

トラック、リリック、フロウ、そのどれもに作者たち独自の音楽性が爆発しています。

今までボカロ曲を聴いたことのない人にもぜひオススメしたい特集です。

ボカロシーンのイメージがちょっと変わるかもしれませんよ。

「ボカロラップ」のススメ。ヒップホップなボカロ人気曲まとめ(61〜70)

FAKEMisumi

Misumi – FAKE feat.flower&初音ミク
FAKEMisumi

普段はボカロ曲を聴かないヒップホップ好きにこそオススメしたい楽曲です。

『ミッドナイトに猫は笑う』『アリア』なども人気のボカロP、Misumiさんによる作品で2018年に公開。

ずっしりと重いリズム、退廃的な世界観が魅力。

夜のドライブのBGMにもぴったりです。

愛くらい浅い言葉など無いでんの子P

【Vocaloid】愛くらい浅い言葉など無い / でんの子P
愛くらい浅い言葉など無いでんの子P

蒼姫ラピスの誕生日である4月6日に公開された、初音ミクへの劣等感や葛藤を描いている楽曲。

次々と変わる展開と強烈な言葉にカオスな雰囲気……でも不思議と聴きやすいんですよね。

高速のリズム感に乗っかるライムがいい感じ。

「愛してる」という言葉はシンプルがゆえに、人だったりタイミングによって浅く感じてしまうこともありますよね。

あこがれや好きなものが曲がってしまいそうになったときに救いになってくれるはずです。

そして後半の歌詞がいいなあと思うのです。

いわばフーリッシュ破木野

洗練されたトラックに平熱感のある歌声が合わさった、あか抜けたボカロ曲です。

ボカロP、破木野さんによる作品で、2022年10月に発表。

ボカコレ2022秋のルーキーランキング参加曲でした。

浮遊感のあるウワモノシンセにバキッとしたベースの音色、その対比が印象的。

その音像が世間への呆れが見える、斜に構えたリリックとよく合っているんですよね。

高層ビルの間、雑踏を歩く時に聴けば、とくにひたれるかもしれません。

ヒップホップステップジャンプ楽趣味

ヒップホップステップジャンプ / 楽趣味 feat.初音ミク
ヒップホップステップジャンプ楽趣味

飛び跳ねてノリたくなる、キュートで楽しいボカロラップです!

ボカロP、楽趣味さんによる楽曲で、2023年2月にリリースされました。

うさぎのMCを主人公に展開していくユニークなリリックは、読むだけでも笑顔になってしまうぐらいの仕上がり。

そして音数を絞ったリズミカルなトラックメイクだからこそ、ハイテンションなフロウが合っているんでしょうね。

ウキウキ気分を盛り上げたいときに「まずはこれ!」とオススメできる作品です。

ラピスのAI作曲研究所でんの子P

衝撃的なラストが待っている作品です。

ボカロラップシーンにおいてなくてはならない存在、でんの子Pさんによる楽曲で、2023年に公開。

ネタ曲投稿祭2023への参加曲でした。

蒼姫ラピスが、最初の2小節を入力すればそのあとの展開を自動作曲してくれる人工知能を紹介する内容です。

その設定や、どこかレトロフューチャーなサウンドが、でんの子Pさんらしいんですよね。

終わりがどんなものかはご自身で確かめていただくとして、ストーリー性を持たせながらしっかり韻も踏んでいくリリックの作り……これめちゃくちゃ、ラップ制作の参考になるかも。

BivouacTorero

【Torero】Bivouac【VOCARAP】
BivouacTorero

音数は多いのに透明感があるのが不思議です。

ボカロラップナンバーを次々に発表しているToreroさんによる楽曲で、2022年2月に発表されました。

都会で孤独に生きる生活を雪山でのサバイバルに例えた曲だそうで、サウンドアプローチ的にも冷たい風が吹いているような音色が使われるなど、工夫があります。

そしてサビは聴いていて、自分で歌いたくなってくるような魅力が!

いつのまにか鼻歌してしまう、中毒性の高いボカロ曲です。

2019 (Exclusive)Yasuha.

Hatsune Miku – 2019 (Exclusive) feat. Yasuha. [ENG SUB]【Vocaloid Original Song】【初音ミクオリジナル曲】
2019 (Exclusive)Yasuha.

ボカロを使用したヒップホップを意味するミックホップ。

メロウなトラックに初音ミクらしい歌声のラップが乗っかるナンバーです。

Yasuha.さんは、マルチスタイルなプロデューサーとして楽曲提供などもされています。

はかない雰囲気のサビのメロとミクラップが特にいいですね。

時代が移り変わっても、変わらない気持ちだったり確かな思いとともに、今を乗りこえていこうというメッセージ性が感じられます。

移動中だったり夜にふとボーッと考え事をしたいときに聴きたいですね。

潜水青屋夏生

潜水 / 初音ミク – 青屋夏生
潜水青屋夏生

聴いていて気持ち良いリリックがとにかくかっこいいです!

『UFO』の作者としても知られている青屋夏生さんによる楽曲です。

ノリの良いベースとドラムトラックに乗っかかるウワモノ。

体が勝手に横揺れしてしまいますね。

1人きりの夜にぜひ聴いてみてください。

ゲーム実況よくみてます。今日犬

【結月ゆかり】 ゲーム実況よくみてます。【オリジナル】
ゲーム実況よくみてます。今日犬

ゲームの効果音のような音色がかわいいですね!

今日犬さんによって2016年に公開された楽曲です。

タイトルそのまま、動画サイトで活躍するゲーム実況者を題材にした、恋愛ソングです。

自分の好きなゲーム実況者もこんなことを考えているのかな……なんて思ってしまいますね……。

俺ん家の水道蛇口から山岡家出るGanbare Masashige

俺ん家の水道蛇口から山岡家出る/重音テトSV[Ganbare Masashige]
俺ん家の水道蛇口から山岡家出るGanbare Masashige

Ganbare Masashigeさんによる楽曲で、2025年1月に公開されました。

発表後、その中毒性の高さから瞬く間に人気曲に。

ラーメンチェーン山岡家への愛が詰め込まれた、ユーモラスな世界観がクセになります。

重音テトの軽快なラップもまた最高で、肩を揺らしてきいちゃうんですよね。

この作品を聴いて気に入った方はぜひ、ボカロヒップホップシーンをディグってみてください!

「ボカロラップ」のススメ。ヒップホップなボカロ人気曲まとめ(71〜80)

C.H.O.I.C.ETorero

【VOCARAP】 C.H.O.I.C.E 【Torero】
C.H.O.I.C.ETorero

ラップからサンバまで幅広いサウンドを手がけるToreroさん。

ポップでかわいらしいメロディーにキュン。

思わず口ずさんじゃいますね。

韻の踏み方がまた楽しいです!

この曲は初音ミク、鏡音リン、巡音ルカ、GUMI、鏡音レンといったように、1曲の中に複数のボカロが使われるスタイルで制作されているので、いろいろな楽しみ方ができます。

PVのイラストに登場しているレンはToreroさんが描いているそう。

ポップな曲やPerfumeが好きな方はきっと気に入ると思います!

コーバスと追走劇トマト牛乳

コーバスと追走劇/鏡音リン・レン【鏡音がラップするMV】
コーバスと追走劇トマト牛乳

「豪華絢爛」という言葉でご紹介したくなる、とても華やかな作品です。

ボカロP、トマト牛乳さんによる楽曲で、2021年に発表。

「鏡音リン・レン」をテーマにした企画『kagamination FESTA』への参加曲でした。

動画説明欄にも書かれていますが、ヒップホップ、中華風サウンド、EDMなどかなり多くの音楽的要素が組み合わされているナンバーです。

だからかまったく飽きが来ないんですよね!

どこをどう再生してもおいしく感じられる、ゴージャズなボカロ曲をぜひ聴いてみてください!

秘密結社mihako

クールなミクスチャーロックサウンドに乗せられた、ラップナンバーです。

ボカロP、mihakoさんによる楽曲で、2021年に公開されました。

全てがひとつなぎに感じられる、流れるような曲調が印象的。

いわゆるヒップホップ的なフロウの作りとは違いますが、言葉数をぴたりと合わせたリズミカルなメロディーラインが耳に残りますね。

覚えて自分で歌いたくなってきます。

いつも聴いているラップとは違うものがいい方、ぜひ聴いてみてください。

転生ATOLS

ATOLS – 転生 feat.羽累
転生ATOLS

哲学的な世界観を持ったボカロラップです。

洗練されたサウンドがファンの心をつかんで離さないボカロP、ATOLSさんによる楽曲で、2023年3月にリリースされました。

ノイズ混じりの幻想的な電子音が最高にかっこいいです。

脳みそを揺らしてくる低音も秀逸。

音声ライブラリの可能性を今まで以上に推し進めたような作品だと思います。

ちなみに歌詞制作にはヒップホップグループ梅田サイファーのメンバー、KOPERUさんが参加しています。

AnotherNIL

ずしりと重いサウンドに引き込まれる、ヒップホップな作品です。

ボカロP、NILさんの楽曲で、2023年7月にリリースされました。

低音の効いたトラックメイクには緊張感があって、自分の鼓動もそれに合わせて速くなってくるよう。

淡々としている風に聴こえてその実、大きな感情が表層の下をうごめいている感じがします。

またゲキヤクのノイジーな歌声が曲調、世界観によく合っているんですよね。

圧のあるリリックは心を奮い立たせてくれる、はちゃめちゃにかっこいいUTAUオリジナル曲です。

拝啓、先生ぎぶす

【可不 / KAFU 】拝啓、先生 芝田イコ feat. 可不【オリジナル曲】
拝啓、先生ぎぶす

どこかレトロな曲調とかすれた歌声のハマり具合が素晴らしいです。

ボカロP、ぎぶすさんの楽曲で、2021年に発表されました。

ファンクミュージックにも通じるサウンドに、映えるホーンセクションの音色が印象的。

そして淡々としたフロウに可不ってめちゃくちゃ合いますね。

自分でも歌いたくなってきます。

そして歌詞は、学生さんならとくに共感できる内容ではないでしょうか。

将来についてじっくりと考えたい時に聴くのが良いかもしれません。

ARTIFICIAL SKINPSGOZ

【Hatsune Miku】ARTIFICIAL SKIN【AMBROSIA】
ARTIFICIAL SKINPSGOZ

エッジの効いたエレクトリックサウンドにハマってしまいます。

2人組の音楽ユニット、PSGO-Zの楽曲です。

2015年に公開されました。

少ない音数で構成されているにもかかわらず、曲展開とフロウのせいか厚みが感じられますね。

スタイリッシュな曲が好きな人にオススメ。

R.O.C.K.E.TTorero

【Torero】 R.O.C.K.E.T 【VOCARAP】
R.O.C.K.E.TTorero

さわやかなギターロック風な曲調ですが、ラップしているメロディーライン、そしてスクラッチのフレーズが聴こえてきます。

ボカロのラップソングを数多く公開している、Toreroさんによる作品です。

2013年に公開されました。

本人によるコメントにもありますが、音楽フェス会場でかかっていてもおかしくない、夏が感じられる仕上がりです。

拒絶反応Utsu-P × Fuma no KTR

Utsu-P × Fuma no KTR – 拒絶反応 / Rejection Reaction feat. 羽累
拒絶反応Utsu-P × Fuma no KTR

攻撃的でいて内省的点……ヘビーなサウンドとシャープなリリックが融合した衝撃作です。

鬱Pさんの重厚なメタルコアと、Fuma no KTRさんの鋭いラップが絡み合う音世界。

社会のカテゴリー分けへの反発を歌う歌詞は、現代を生きる人々の葛藤を鮮烈に描き出しています。

自分の居場所を探している人、社会の枠に疑問を感じている人に聴いてほしい1曲。

ボリュームを上げて、ぜひとも。

スクラップあそばせいはくし

スクラップあそばせ / 歌愛ユキ(Scrap It! / Kaai Yuki)
スクラップあそばせいはくし

現代社会への風刺が効いたボカロラップ、たまりません。

いはくしさんによる本作は、2024年8月に発表されました。

ジャジーな雰囲気をかもすエレクトロニックサウンドに、歌愛ユキのあどけない歌声が乗り、聴く者の心を掴んで離しません。

リリックには音楽活動における精神性「やりたいことをやる」という強い意志が込められています。

ということでクリエイターの方々にとくに響くはず。

新しい表現を模索している人にぜひ聴いてほしいです。