「ボカロラップ」のススメ。ヒップホップなボカロ人気曲まとめ
ボカロ文化はさまざまな音楽ジャンルを吸収しながら進化してきました。
ポップスやロック、R&Bなどなど……そしてその中にはもちろんヒップホップも。
この記事ではヒップホップ、ラップを取り入れたボカロ曲をまるっとまとめてみました!
トラック、リリック、フロウ、そのどれもに作者たち独自の音楽性が爆発しています。
今までボカロ曲を聴いたことのない人にもぜひオススメしたい特集です。
ボカロシーンのイメージがちょっと変わるかもしれませんよ。
「ボカロラップ」のススメ。ヒップホップなボカロ人気曲まとめ(21〜30)
YY23.exe

これぞボカロラップ、というような印象。
晴れやかさも感じられるEDMチックなトラックと、初音ミクの弾けるような歌声がマッチしていますね。
ダンスミュージックを主にした音楽性が支持されている、23.exeさんによる作品です。
2019年に公開。
夏の海辺で聴きたくなりますよ。
ドラマツルギーパル♪

哲学的なリリックせいか、どうしても歌詞の意味について考え込んでしまう、かっこいいボカロラップです。
鳥を題材にした作品を数多く発表していることでも知られる、パル♪さんによる作品で2015年に公開。
自分の存在意義についての悩みを抱えている方が聴けば、刺さるかもしれません。
キドアイラクtask

ファンキーなリズムとキレのあるギターのカッティングが気持ちいいこの曲。
『明けない夜を壊せ』などでも知られているボカロP、Taskさんによる楽曲です。
2016年に公開。
テンポが速めなラップです。
細やかなアレンジのおかげか、聴き飽きません。
リズム落ちしたパートのシャウトもかっこいいですね。
Secret LieOsanzi

まるでフェス会場にいる気分になる、アガるエレクトリックチューンです。
『ROCK YOU!』などの作者としても知られているボカロP、Osanziさんの楽曲で、2020年に公開されました。
これぞEDM!と言いたくなる曲調がたまりませんね。
ダブステップの要素も取り入れられた深みのある音像、聴き応えがあります。
危うげな恋愛関係が見え隠れする歌詞の世界観もまた魅力の一つ。
フロウのかっこよさ、ミクの歌声のキュートさなど、ほんとどこをどう切り取っても楽しめます。
カルバンクラインで自撮りsavasti

ボカロP、savastiさんが2025年7月に公開した楽曲です!
この曲は、やる気の出ない日常や不安定な生活の中でもがく主人公の姿を、ヒップホップビートに乗せて表現。
刹那的な生き方を渇望する、その感情のリアルに表現しています。
毎日がつらいと感じる時や自己肯定感が低い時に聴くと、やるせない気持ちにそっと寄り添ってくれるかのよう。
ぜひこの音の波に飲まれてみてください。
サンタムエルテwotaku

ダウナーな雰囲気が漂う中に、鋭いメッセージが込められた1曲です。
wotakuさんによる楽曲で、2024年6月にリリース。
社会問題や個人の葛藤を、独特の視点で表現しています。
淡々としたサウンドと、ハイスピードなフロウのコントラストが印象的。
羽累の冷たさを感じる歌声も魅力的ですね。
現代社会への疑問や自己嫌悪といった重いテーマを扱っているので、深く考えたい気分のときにぴったり。
革命のモォメント内緒のピアス

ダイナミックでありながら、どこかアンニュイな雰囲気がただようボカロラップナンバーです。
『すれ違いキルヒホッフ』などの作者としても知られているボカロP、内緒のピアスさんによる楽曲で、2023年に発表されました。
バースごとに韻を踏まくっていく感じ、めちゃくちゃかっこいい!
聴いていると自分でも歌いたくなってきます。
『かごめかごめ』のメロディーを思わせるフレーズも登場。
作品全体がハイセンスな仕上がりです!