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ロベルト・シューマン|名曲、代表曲をご紹介

ベートーヴェンやシューベルトのロマン的後継者として評価され、交響曲から合唱曲まで幅広い分野で作品を残した作曲家、ロベルト・シューマン。

彼の作品はこれまでに、ピアノ曲と歌曲においてとくに注目されてきました。

古典派とロマン派の両方の様式を上手く掛け合わせており、ほかの作曲家にはない叙情的でロマンティックな作品が多く存在します。

今回はそんなシューマンの名曲、代表曲をピックアップしました。

後の作曲家にも大きく影響を残したシューマンの作品を、ぜひ聴いてみてください。

ロベルト・シューマン|名曲、代表曲をご紹介(71〜80)

レクイエム 変ニ長調 Op.148Robert Schumann

Robert Schumann (1810-1856): “Requiem”, Op.148 (1852).
レクイエム 変ニ長調 Op.148Robert Schumann

「安息を」と訳される『レクイエム』は、カトリック教会の追悼ミサで演奏される曲。

プロテスタントの牧師の家系に育った作曲家であるロベルト・シューマンが書いたレクイエムは正式な典礼用ではなく、シューマン自身が「自分のために書いている」と語っています。

実際に彼の最後の大作となった作品で、シューマンらしい詩的でうつうつとしたフレーズが、痛ましくも美しい世界へといざないます。

子供のためのアルバム Op.68 第8曲「勇敢な騎士」Robert Schumann

【ピアノ発表会おすすめ】乱暴な騎士(勇敢な騎手)♫ シューマン / Wilder Reiter Op.68-8, Schumann
子供のためのアルバム Op.68 第8曲「勇敢な騎士」Robert Schumann

ドイツのロマン派を代表する作曲家、ロベルト・シューマンのピアノ曲、何だか難しそう……と思われる方も多いかもしれませんが、発表会でもおすすめできる作品はちゃんと存在します。

『乱暴な騎士』という邦題でも知られるこちらの『勇敢な騎士』は、短いながらも三部形式の楽曲構成で中間部の転調など練られた楽曲展開のドラマ性やロマン派らしい旋律を味わえる名曲で、技術的にもそこまで難しいものではないため、挑戦しやすい作品と言えましょう。

8分の6拍子というリズムと連続する3連符に注意しつつ、乱暴になりすぎない程度に力強く演奏してみてくださいね。

ピアノ協奏曲 イ短調 作品54Robert Schumann

シューマン: ピアノ協奏曲 イ短調 作品54 リヒテル / マタチッチ 1974
ピアノ協奏曲 イ短調 作品54Robert Schumann

『ピアノ協奏曲 イ短調 作品54』は、シューマン作曲です。

激しいなかにもおだやかさがある曲です。

シューマンらしい、気品ある旋律に心を奪われてしまいそうな、素晴らしい協奏曲です。

チャイコフスキーや、有名なピアノ協奏曲とはまたひと味違う作品になっています。

聴き比べてみるのも楽しいと思いますよ。

ぜひ聴いてみてくださいね。

幻想小曲集 op.12 飛翔Robert Schumann

シューマン 幻想小曲集 op.12 飛翔 [ Schumann Fantasiestücke Op.12 ]
幻想小曲集 op.12 飛翔Robert Schumann

ドイツロマン派の作曲家、ロベルト・シューマンの『幻想小曲集』の第2曲、5番目の『夜に』とともに高い人気を誇る作品です。

クラシックファンでなくとも、耳にしたことのある方の多い曲といえるのではないでしょうか。

8分の6拍子の曲でテンポも速いことから、中級の中でもハイレベルな曲といえます。

このような曲集の場合、自分が弾かない曲も通して聴いてみることで、この曲集の意図がつかみとりやすくなります。

ぜひ全曲通して聴きながら、イメージを膨らませてみてくださいね。

幻想小曲集 飛翔 Op.12-2Robert Schumann

PTNA2013コンペ全国決勝/E級 銅賞 道川ゆりは シューマン:幻想小曲集より 飛翔 Op.12-2
幻想小曲集 飛翔 Op.12-2Robert Schumann

ロベルト・シューマンの名作『幻想小曲集 飛翔 Op.12-2』。

ピアノ発表会で頻繁に演奏されるため、ご存じの方も多いのではないでしょうか?

難易度としてはショパンの『子犬のワルツ』よりはやや難しいといったところで、中級者の課題曲として人気を集めています。

そんなこの楽曲のポイントは17小節目からの右手。

1番上の声部をハッキリ演奏することに注力しすぎると音が固くなってしまうので、横の流れを意識しながら演奏するようにしましょう。

子供の情景作品15より「トロイメライ」Robert Schumann

シューマン/トロイメライ 「子供の情景」より Op.15-7 pf.中川京子
子供の情景作品15より「トロイメライ」Robert Schumann

19世紀ドイツのロマン派を代表する作曲家、ロベルト・シューマン。

1838年に書かれた珠玉のピアノ小品集『子供の情景』は、大人の視点から子供時代を振り返る作品です。

第7曲として知られる本作は、忘れがたいメロディと特徴的なハーモニーが魅力。

夢見心地の雰囲気が、子供時代の無邪気さや脆弱性を見事に表現しています。

シューマンの詩的な感性が光る2分59秒の小品は、ピアノ音楽の名曲として、今なお多くの人々に愛され続けています。

穏やかな音色に癒されたい方におすすめの一曲です。

子供のための3つのソナタ 作品118a-1ト長調Robert Schumann

シューマン:子供のための3つのソナタより(ユーリエの思い出)Op.118a-1
子供のための3つのソナタ 作品118a-1ト長調Robert Schumann

「子供」という言葉が付く作品を数多く残しているシューマンは、子煩悩だったことで知られている作曲家。

『子供のための3つのソナタ 作品118a-1ト長調』は、そんなシューマンが三女ユーリエのために書いたとされています。

まるで、やさしく温かみあふれるメロディーが、愛情の深さを物語っているかのような作品です。

ゆったりとしたテンポで音数も少ないため、お子さまでも感情をこめて弾きやすい楽曲といえるのではないでしょうか。