ロベルト・シューマン|名曲、代表曲をご紹介
ベートーヴェンやシューベルトのロマン的後継者として評価され、交響曲から合唱曲まで幅広い分野で作品を残した作曲家、ロベルト・シューマン。
彼の作品はこれまでに、ピアノ曲と歌曲においてとくに注目されてきました。
古典派とロマン派の両方の様式を上手く掛け合わせており、ほかの作曲家にはない叙情的でロマンティックな作品が多く存在します。
今回はそんなシューマンの名曲、代表曲をピックアップしました。
後の作曲家にも大きく影響を残したシューマンの作品を、ぜひ聴いてみてください。
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ロベルト・シューマン|名曲、代表曲をご紹介(51〜60)
レクイエム 変ニ長調Robert Schumann

シューマンが作曲した『死者のためのミサ曲』です。
全9曲からなり、演奏時間は全部で40分ほど。
冒頭からインパクトが強く引き込まれ、それが40分間継続します。
死者の追悼の表現も秀逸で、感動できる1曲となっています。
交響曲第2番 ハ長調Robert Schumann

1845〜1846年に作曲され、交響曲第1番と同じ指揮者、オーケストラで初演された。
スウェーデン国王オスカル1世に献呈されている。
1845年9月、「ハ長調のトランペットが頭に響いている」とメンデルスゾーンに宛てた手紙に書かれており、そのころから作曲されたと見られている。
こどものためのアルバム 作品68-4「コラール」Robert Schumann

難易度低めのロベルト・シューマンによる作品といえば、全43曲からなるピアノ小品集『子供のためのアルバム』は外せません。
タイトルにこどものためのあるくらいなので、こどもであっても弾ける難易度の曲集となっています。
その中から、第4曲「コラール」はおすすめです。
シューマンの作品は、優しめでも符頭や交差するようなこともあり、頑張れば弾けるのですが弾きにくいという印象の一因にもなっています。
この「コラール」はそのシューマンには珍しく交差することもなく、シンプルな譜面でとても弾きやすい曲です。
今すぐ弾けるクラシック音楽としてもおすすめです。
朝の歌Robert Schumann

1853年に作曲された、暁の歌とも呼ばれる全5曲からなるピアノ独奏曲集。
シューマンの没前3年前の作品で、彼の最後の作品のひとつである。
この頃すでにシューマンは精神を病んでおり、作曲の過程が難解となっている。
妻のクララも、「この曲の響は甚だ奇妙」と日記に綴っている。
ロベルト・シューマン|名曲、代表曲をご紹介(61〜70)
子供の情景 作品15-13「詩人のお話」Robert Schumann

『子供の情景』の第13曲『詩人の話』は、終始穏やかで落ち着いた雰囲気の楽曲。
詩人が子供たちにやさしいく語りかけているかのような、温かみを感じられる作品です。
非常にゆったりとしたテンポで進行し、途中で小節線が拍子通りに書かれていない部分が出てきます。
ここは、即興的に自由に弾いていい部分!
ただ音を並べるだけでなく「こんな感じに弾くと詩人が悠々と語っている雰囲気を表せるかな?」と思考を巡らせながら弾いてみると、より曲への愛着が湧いてきますよ。
こどもの情景 作品15-13「詩人のお話」Robert Schumann

『子供の情景』の第13曲『詩人の話』は、終始穏やかで落ち着いた雰囲気の楽曲。
詩人が子供たちにやさしいく語りかけているかのような、温かみを感じられる作品です。
非常にゆったりとしたテンポで進行し、途中で小節線が拍子通りに書かれていない部分が出てきます。
ここは、即興的に自由に弾いていい部分!
ただ音を並べるだけでなく「こんな感じに弾くと詩人が悠々と語っている雰囲気を表せるかな?」と思考を巡らせながら弾いてみると、より曲への愛着が湧いてきますよ。
アラベスク ハ長調 Op.18Robert Schumann

子供や若い世代向けの美しいピアノ作品を数多く残した、ドイツロマン派を代表する作曲家ロベルト・シューマン。
1839年、シューマンが29歳のときに作られた『アラベスク ハ長調 Op.18』もその一つで、中学生の発表会曲にも最適な作品です。
繊細なメロディと夢想的な雰囲気が印象的なこの曲。
技術的には、右手のメロディと左手の伴奏のバランスをいかに保つかがカギとなります。
演奏する際は、慎重に指の動きを調整しながら、曲全体を通じて語られるやさしさや詩情を表現しましょう。





