ジャンル別の盛り上がるバンドの曲
バンド形式で演奏される音楽にはさまざまなジャンルがありますよね!
ロックやジャズはもちろん、そこから派生した音楽もさまざまです。
この記事では、バンドで演奏される音楽の中から人気のある曲をジャンルごとに紹介していきますね!
さまざまなルーツを共有したり、影響を与えあったりしながら生まれてきた音楽たちを知るきっかけになるかもしれません。
ハードコア・パンクバンドのオススメの名曲(1〜10)
鋭角な未来LIP CREAM

USハードコアやハードロックといった要素を独自に解釈、ファッションも含めて1980年代のハードコアシーンをけん引したLip Creamは、THE COMESを脱退したメンバーを中心に1984年に結成されました。
最初期のボーカリストとして、ノンクレジットながらGASTUNKのBAKIさんが在籍してたこともハードコア好きの間では有名ですね。
多くの後続のバンドに影響を与え続ける彼らが1988年にリリースしたアルバム『Close To The Edge(危機)』は、まさにひたすら速い、圧巻のスピードと暴力的なまでの攻撃性、スラッシーなリフも鋭く迫りくる、日本のハードコアに残る傑作!
同作に収録され、強烈な叫びが突き刺さる日本語のタイトルが印象的な『鋭角な未来』は、当時の彼らの破壊的なパワーと突出した個性を体感できる名曲ですよ。
ナイーブ レターズkamomekamome

元ヌンチャクのメンバーである向達郎さんを中心に結成されたkamomekamome。
『ナイーブ レターズ』は、彼らが2013年にリリースした4thアルバム『BEDSIDE DONORS』に収録されています。
ハードコアパンクの激しさとエモーショナルな要素が融合した独特の世界観が展開されている名曲。
印象的な歌詞は聴く人の心に深く刻まれることでしょう。
バンド結成10周年を迎えた彼らの音楽性の進化が感じられる本作。
ライブでも人気が高く、ファンを熱狂させる1曲に仕上がっています。
パワフルな演奏と感情豊かな歌声を楽しみたい方にぜひオススメの楽曲です!
Leave Me AloneSOB

日本が世界に誇るハードコアパンクバンドであり、NAPALM DEATHやBRUTAL TRUTHといった、いわゆるグラインドコアと呼ばれるジャンルにおいて、世界的に有名なバンドへの多大なる影響でも知られるのがS.O.B.です。
初期のメンバーが固まって、満を持して1986年にリリースされた7インチのEP作品『Leave Me Alone』は、バンドの名前を一躍シーンに知らしめた重要な1枚。
9曲入りで10分にも満たないという強烈極まりない作品であり、全曲聴いて1つの音楽として捉えたほうが適切かもしれませんが、ここではあえて表題曲を取り上げます。
50秒弱という時間の中で、激烈なブラストビートとスピードに負けないボーカルの叫びはもちろん、しっかりとギターソロが盛り込まれているのが最高にカッコいいですよ!
ヘヴィメタルバンドのオススメの名曲(1〜10)
重厚かつスピーディーな男気メタル!
ヘヴィメタルといえば、歪んだギターにドコドコと鳴り響くバスドラム、グロウルやシャウトを駆使するボーカルなど、非常に重厚で激しい音楽。
メタル初心者にとってはとっつきにくい音楽かもしれませんが、そのかっこよさはまちがいありません。
国内のロックバンドでもメタルの要素を取り入れたバンドってけっこういますよね。
彼らのルーツともなったヘヴィメタルの名曲を紹介していきます。
Square HammerNEW!GHOST

2016年にリリースされた、スウェーデン出身のゴーストを代表する楽曲です。
ビルボードのチャートで1位を獲得し、「メタル・ソング・オブ・ザ・ディケイド」に選出されたという輝かしい記録からも、この曲の圧倒的なインパクトがわかりますよね。
悪魔に忠誠を誓うというミステリアスな世界観を、一度聴けば口ずさめるキャッチーなメロディに乗せるセンスはまさに唯一無二!
荘厳なオルガンのイントロから一気に引き込まれる、その劇場的なサウンドに魅了されること間違いなしです。
ゴーストの描く壮大な物語の扉を開くこの一曲を、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか?
To the HellfireNEW!Lorna Shore

アメリカのデスコアバンド、ローナ・ショアが2021年に発表した楽曲です。
新ボーカルのウィル・ラモスさんをフィーチャーしたこの曲は、Spotifyのバイラルチャートで上位にランクインするなど、世界的な注目を集めるきっかけとなりました。
荘厳なオーケストラから一転、怒涛のブラストビートと人間離れしたボーカルが襲いかかる展開は圧巻の一言!
特に曲の最後に待ち受ける衝撃的なブレイクダウンは、まさに地獄の業火そのもの。
エクストリームメタルの歴史を塗り替えたとも言われるこの壮絶なサウンドを、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか?