ジャンル別の盛り上がるバンドの曲
音楽の歴史は、多彩なジャンルのバンドたちが織りなす豊かな物語です。
グランジの衝撃を残したNirvanaから、日本のロックシーンを牽引するBUMP OF CHICKENまで、それぞれのバンドが持つ独自の世界観は聴く人の心を揺さぶります。
ジャンルを超えた音楽との出会いは、新たな感動と発見に満ちています。
あなたの心に響く音楽との出会いを、この記事でご紹介します。
エモバンドのオススメの名曲(1〜20)
Welcome To The Black ParadeMy Chemical Romance

2019年、まさかの再結成を果たしたマイ・ケミカル・ロマンス。
2000年代のエモ・ブームの中核というだけでなく、世界的な人気を誇るバンドです。
2001年にアメリカはニュージャージー州にて結成され、最初期はパンク~ハードコア・シーンの中で頭角を現し、ゴシックなスタイルや往年のハードロックからの影響も感じさせるサウンドは、いわゆるスクリーモ~ポスト・ハードコアと呼ばれるジャンルを好むファンを中心に話題を集めていました。
2006年にリリースされた通算3枚目となるアルバム『ザ・ブラック・パレード』が、その優れた楽曲とコンセプチュアルなテーマが絶賛されて大ヒットを記録、日本でもミュージックステーション出演や日本武道館の来日公演が実現するなど、大人気となりました。
とにかくキャッチーな楽曲ぞろいですから、洋楽初心者にもオススメのバンドですよ。
That’s What You GetParamore

紅一点、幼いころから歌に親しみ、突出した歌唱力を持ったヘイリー・ウィリアムスさんを擁するアメリカはテネシー州のバンドです。
2000年代のエモ・ブームを語る上で欠かせない名門レーベル、フュエルド・バイ・ラーメンに見初められて2005年にアルバム・デビュー。
当時、ヘイリーさんは17歳という若さでした。
翌年の2006年に初来日を果たした際には、ヘイリーさんを中心にメンバーの圧倒的な若さに驚いたことが懐かしく思い出されます。
その後は、より幅広い音楽性を持ったサウンドを鳴らすようになり、グラミー賞を受賞するなどシーンを代表するロック・バンドへと上り詰めました。
せつないエモ・サウンドや疾走感を味わいたいという方であれば、デビュー・アルバム『All We Know Is Falling』とセカンド・アルバム『Riot!』をオススメします!
El ScorchoWeezer

みんなが大好きウィーザーといえば、いわゆるエモとされるバンドたちにとっても、トリビュート・アルバムが出るくらいに崇拝されているバンドですよね。
当時は泣き虫ロック~パワーポップなどと呼ばれておりましたが、彼らの楽曲が持つ最高に切ないメロディとやるせないエモーションを前にすれば、思わず納得せざるをえない説得力がありました。
グランジ譲りのノイジーなギター、躍動するリズム隊、どこかとぼけた雰囲気と、フロントマンのリヴァース・クオモさんによるナイーブすぎる歌詞……、とくに初期のウィーザーの音楽スタイルは、日本においても多くのバンドにインスピレーションを与え続けています。
ラウドロックバンドのオススメの名曲(1〜20)
さまざまな音楽スタイルを取り入れた重厚かつ表情豊かな名曲たち
ラウドミュージックといえば、国内でもよく耳にするようになりました。
歪んだギターや重厚なリズム隊、ボーカルはグロウルもすればラップもするし、奇麗に歌い上げるところもある……そんなさまざまな音楽の要素を取り入れたロックのスタイルのひとつです。
激しかったり美しかったり、さまざまな表情を見せてくれる名曲たちをぜひ聴いてみてください。
Just AwakeFear, and Loathing in Las Vegas

ベガスの呼び名で知られるFear, and Loathing in Las Vegas。
2008年から活動を開始し、2010年にデビューを果たしています。
活動初期はラウドロック界に新たな風を吹かせ注目を集めました。
エレクトロニックな音楽とハードコアが融合した独特な音楽は、電子音の「ピコピコ」とした音要素とスクリーモをとってネーミングされた「ピコリーモ」と称されることもありました。
たぐいまれな楽曲はどれも中毒性があり、ファンが熱狂する理由もわかりますね。
Sweetest vengeancePay money To my Pain

今は亡きKさんをボーカルとして擁するラウドロック界のレジェンドで、通称PTP。
後輩たちに偉大な影響を残し、多くのフォローバンドを生み出しました。
Kさんの激情のスクリーミングからエモーショナルなクリーンボイス、グルーヴ全開のリズム隊などが特徴的で、涙腺を崩壊させる名曲から頭を触れるハードな楽曲まで捨て曲がありません。