SKAのすすめ~代表曲から人気曲、聴いておきたい名曲
皆さん、SKAはお好きですか?
SKAという言葉は知らないという方でも、ギターのカッティングなどで2、4拍目を強調したビートのサウンドは、かならず一度は耳にしたことがあるはず。
いわゆるオーセンティックなSKAのみならず、SKAから派生した2トーン・ネオスカやスカパンク・スカコアがあり、他の音楽ジャンルの中にもSKAの要素が見られるなど、その影響力は大きなものがあります。
そこで今回は、ジャマイカが生んだポピュラー音楽、SKAの名曲や人気曲を洋楽邦楽問わず幅広くリサーチ!
SKAの入門編としても入りやすい内容でお届けします。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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SKAのすすめ~代表曲から人気曲、聴いておきたい名曲(1〜10)
Time BombRancid

どれだけの月日が流れようとも、この曲のイントロが流れた瞬間に爆発的な興奮が体内を駆け巡る、スカパンク史上屈指の名曲です。
スカパンクのベテランにして多くのバンドが憧れる存在、ランシドが1995年にリリースしてヒットを記録、バンドにとっても大きな飛躍のきっかけとなった、代名詞とも言える楽曲ですよね。
たとえこの楽曲を知らない人であっても、ライブでこの曲が演奏された時の凄まじい盛り上がりを見れば、その影響力がどれほど大きいのかを実感できるはず。
楽曲が収録されているアルバム『…And Out Come the Wolves』と合わせて、スカパンクに興味がある方は必ず聴いておきましょう!
HONEYSHAGGYDOG

インドネシアのジョグジャカルタを拠点に活動するシャギードッグさんは、1997年から独自のサウンドを追求し続けるスカバンドです。
メロディックでダンサブルなスカサウンドに、レゲエやジャズ、ロックなどの要素を巧みに織り交ぜた「Doggy Stylee」と呼ばれる音楽性で、多くの音楽ファンを魅了しています。
2009年8月にアルバム『Bersinar』に収録された本作は、心躍るリズムと爽やかなメロディが絶妙なハーモニーを奏でる、彼らの代表作の一つです。
ジャカルタのDomus Cafeで撮影されたミュージックビデオでは、俳優のオカ・アンタラさんとメロディ・プリマさんが主演を務め、甘い恋のストーリーを印象的に描き出しています。
リゾート地のBGMやドライブミュージックとしてぴったりで、心地よい風を感じながら楽しみたい一曲です。
My GirlMadness

イギリス出身のマッドネスによる、スカの名曲として語り継がれる楽曲です。
恋人とのコミュニケーションの難しさを描いた歌詞は、聴く人の心に深く響きます。
1979年10月にリリースされた本作は、デビューアルバム『One Step Beyond…』に収録され、UKチャートで3位を記録する大ヒットとなりました。
スカとポップの要素を巧みに融合させた独特のサウンドは、多くの人々を魅了し続けています。
休日のドライブや友人との集まりなど、気分を盛り上げたい時にぴったりの一曲です。
マッドネスさんの魅力が詰まった本作を、ぜひ皆さんも聴いてみてくださいね。
SKAのすすめ~代表曲から人気曲、聴いておきたい名曲(11〜20)
House of FunMadness

イギリスを代表するスカバンド、マッドネスが1982年5月に手掛けた爽快なナンバーです。
思春期の少年が誕生日に薬局で起こす珍騒動を、軽快なリズムとコミカルな表現で描いた本作は、UKシングルチャートで9週間にわたり1位を獲得した彼らの代表曲です。
スカとポップを融合したサウンドに、明るくポップなメロディーラインが相まって、思わず体が動き出す一曲。
アルバム『Complete Madness』や『Divine Madness』に収録され、ドラマ『Death in Paradise』や映画『Shaun the Sheep Movie』でも使用されるなど、様々なメディアで活躍しています。
パーティーやドライブなど、気分を盛り上げたいシーンにぴったりな一曲で、スカ入門曲としてもお薦めです。
Carry Go Bring ComeJustin Hinds

ジャマイカを代表するアーティスト、ジャスティン・ハインズさんが「ジャスティン・ハインズ&ザ・ドミノズ」名義で1964年にリリース、本国で大ヒットを記録した名曲です。
スカやロックステディといったジャンルにおける、重要な楽曲であることはまちがいありません。
ほぼ全編に渡って鳴り響く陽気なホーンの響き、いかにもスカといったビートを聴いているだけで気分が良くなりますが、実は歌詞を読んでみると、かなり宗教色の強い内容なのです。
より深くスカおよびレゲエを知りたいという方は、そういった点も含めて掘り下げてみるのもよいでしょう。
007 (Shanty Town)Desmond Dekker & The Aces

ジャマイカ出身のデズモンド・デッカーさんとバッキング・バンドのザ・エイシズによる本作は、1967年にリリースされたレゲエの古典として知られています。
ジャマイカの若者文化「ルードボーイ」を描いた歌詞と力強いリズムが特徴的で、ジャマイカ音楽の世界的な認知度を高めるきっかけとなった楽曲です。
UKシングルチャートで14位を記録し、ジャマイカ製レコードとして初めてUKトップ20入りを果たすなど、その影響力は計り知れません。
映画『The Harder They Come』のサウンドトラックにも収録され、様々なアーティストによってカバーされるなど、今なお多くの人々に愛されています。
スカやレゲエの歴史に触れたい方におすすめの1曲です。
El Vals Del ObreroSka-P

マドリードの労働者階級地区から世界へと躍進したスペインのスカパンク集団、スカ・ペさんが放つ社会派アンセム。
貧富の格差や労働者の権利を鋭く訴える歌詞を、陽気なホーンセクションとパンクロックのエネルギーで包み込んだ意欲作です。
本作は1996年3月に発売された同名アルバム『El Vals del Obrero』の表題曲で、バンドの代表作として高い評価を得ています。
反資本主義や反ファシズムといった重いテーマを、ダンサブルなサウンドで表現する独自のスタイルが魅力。
社会問題に関心のある方はもちろん、スカやパンクの新たな可能性を探る音楽ファンにもおすすめの1曲です。