SKAのすすめ~代表曲から人気曲、聴いておきたい名曲
皆さん、SKAはお好きですか?
SKAという言葉は知らないという方でも、ギターのカッティングなどで2、4拍目を強調したビートのサウンドは、かならず一度は耳にしたことがあるはず。
いわゆるオーセンティックなSKAのみならず、SKAから派生した2トーン・ネオスカやスカパンク・スカコアがあり、他の音楽ジャンルの中にもSKAの要素が見られるなど、その影響力は大きなものがあります。
そこで今回は、ジャマイカが生んだポピュラー音楽、SKAの名曲や人気曲を洋楽邦楽問わず幅広くリサーチ!
SKAの入門編としても入りやすい内容でお届けします。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
SKAのすすめ~代表曲から人気曲、聴いておきたい名曲(1〜20)
The World Is NewSave Ferris

90年代には、女性ボーカルを擁するスカパンク・バンドやスカの要素を持った名バンドが多く生まれました。
カリフォルニアはオレンジ・カウンティ出身のセイヴ・フェリスは、まさにそういったバンドの中でも代表的な存在です。
女性がフロントのスカパンク、と言われて最初にこのバンドを思い出す方も多いはず。
デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズの名曲カバーが有名ですが、今回紹介するのは1997年にリリースされた記念すべきデビュー・アルバム『It Means Everything』のオープニングを飾る爽快なナンバーです。
モニーク・パウエルさんの素晴らしい歌声、西海岸の太陽を思わせる爽快なサウンドにノックアウトまちがいなし!
House of FunMadness

イギリスを代表するスカバンド、マッドネスが1982年5月に手掛けた爽快なナンバーです。
思春期の少年が誕生日に薬局で起こす珍騒動を、軽快なリズムとコミカルな表現で描いた本作は、UKシングルチャートで9週間にわたり1位を獲得した彼らの代表曲です。
スカとポップを融合したサウンドに、明るくポップなメロディーラインが相まって、思わず体が動き出す一曲。
アルバム『Complete Madness』や『Divine Madness』に収録され、ドラマ『Death in Paradise』や映画『Shaun the Sheep Movie』でも使用されるなど、様々なメディアで活躍しています。
パーティーやドライブなど、気分を盛り上げたいシーンにぴったりな一曲で、スカ入門曲としてもお薦めです。
DOWN BEAT STOMP東京スカパラダイスオーケストラ

日本が世界に誇るスカバンド、東京スカパラダイスオーケストラ!
1985年の結成以来、メンバーチェンジを繰り返しながらも、長きに渡って音楽シーンをリードし続けている存在です。
スカという枠内をこえて、クロスオーバーな活躍で知られる彼らはお茶の間の認知度も高く、スカパラを通じてスカという音楽ジャンルを知ったという方もいらっしゃるのでは?
そんな彼らは多くの名曲を残しておりますが、今回は2002年にリリースされたアルバム『Stompin’ On DOWN BEAT ALLEY』に収録されている楽曲をご紹介。
スカパラらしい文句なしのゴキゲンなスカ・サウンドは、ぜひ野外のフェスで体感してほしいですね!
Tears of a ClownThe Beat

ネオスカ・ムーブメントの立役者にして、イギリスで生まれた2トーンという音楽ジャンルの代表的な存在が、ザ・ビートです。
同名のバンドがアメリカにいた関係で、The English Beatという名義でも知られています。
そんな彼らが1979年にリリース、イギリスのシングルチャートで6位を記録したデビュー曲が『Tears Of A Clown』です。
白と黒を基調とした有名な7インチのジャケットやレコードラベルのデザインは、スカに興味のない方でも目にしたことがあるのでは?
実はスモーキー・ロビンソンさんが1970年にリリースした楽曲のカバーで、2トーンのアーティストたちのセンスの良さが伺えますよね。
Time BombRancid

どれだけの月日が流れようとも、この曲のイントロが流れた瞬間に爆発的な興奮が体内を駆け巡る、スカパンク史上屈指の名曲です。
スカパンクのベテランにして多くのバンドが憧れる存在、ランシドが1995年にリリースしてヒットを記録、バンドにとっても大きな飛躍のきっかけとなった、代名詞とも言える楽曲ですよね。
たとえこの楽曲を知らない人であっても、ライブでこの曲が演奏された時の凄まじい盛り上がりを見れば、その影響力がどれほど大きいのかを実感できるはず。
楽曲が収録されているアルバム『…And Out Come the Wolves』と合わせて、スカパンクに興味がある方は必ず聴いておきましょう!