RAG MusicWorld Music
素敵な世界の音楽
search

SKAのすすめ~代表曲から人気曲、聴いておきたい名曲

皆さん、SKAはお好きですか?

SKAという言葉は知らないという方でも、ギターのカッティングなどで2、4拍目を強調したビートのサウンドは、かならず一度は耳にしたことがあるはず。

いわゆるオーセンティックなSKAのみならず、SKAから派生した2トーン・ネオスカやスカパンク・スカコアがあり、他の音楽ジャンルの中にもSKAの要素が見られるなど、その影響力は大きなものがあります。

そこで今回は、ジャマイカが生んだポピュラー音楽、SKAの名曲や人気曲を洋楽邦楽問わず幅広くリサーチ!

SKAの入門編としても入りやすい内容でお届けします。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

SKAのすすめ~代表曲から人気曲、聴いておきたい名曲(1〜20)

Wrong WaySublime

Sublime – Wrong Way (Official Video)
Wrong WaySublime

スカパンクの最高峰として知られるアメリカ・カリフォルニア州ロングビーチ出身のサブライムが、1996年のアルバム『Sublime』からリリースした楽曲は、重いテーマと爽やかなメロディーが見事に融合した傑作です。

12歳の少女が抱える社会問題を鋭い視点で描き出しながら、スカやレゲエ、パンクなどを巧みにブレンドした軽快なサウンドが印象的。

ジョージ・ガーシュウィンの『ラプソディ・イン・ブルー』をモチーフにしたトロンボーンソロも絶妙な効果を生んでいます。

本作は26週間もビルボードのオルタナティブチャートに留まり、MTVビデオ・ミュージック・アワードでも賞を獲得。

休日のドライブや気分転換したい時にぴったりの一曲として、多くのリスナーから支持されています。

El Vals Del ObreroSka-P

マドリードの労働者階級地区から世界へと躍進したスペインのスカパンク集団、スカ・ペさんが放つ社会派アンセム。

貧富の格差や労働者の権利を鋭く訴える歌詞を、陽気なホーンセクションとパンクロックのエネルギーで包み込んだ意欲作です。

本作は1996年3月に発売された同名アルバム『El Vals del Obrero』の表題曲で、バンドの代表作として高い評価を得ています。

反資本主義や反ファシズムといった重いテーマを、ダンサブルなサウンドで表現する独自のスタイルが魅力。

社会問題に関心のある方はもちろん、スカやパンクの新たな可能性を探る音楽ファンにもおすすめの1曲です。

My GirlMadness

Madness – My Girl (Official Video)
My GirlMadness

イギリス出身のマッドネスによる、スカの名曲として語り継がれる楽曲です。

恋人とのコミュニケーションの難しさを描いた歌詞は、聴く人の心に深く響きます。

1979年10月にリリースされた本作は、デビューアルバム『One Step Beyond…』に収録され、UKチャートで3位を記録する大ヒットとなりました。

スカとポップの要素を巧みに融合させた独特のサウンドは、多くの人々を魅了し続けています。

休日のドライブや友人との集まりなど、気分を盛り上げたい時にぴったりの一曲です。

マッドネスさんの魅力が詰まった本作を、ぜひ皆さんも聴いてみてくださいね。

Carry Go Bring ComeJustin Hinds

Justin Hinds & The Dominoes ‘Carry Go Bring Come’ (official audio)
Carry Go Bring ComeJustin Hinds

ジャマイカを代表するアーティスト、ジャスティン・ハインズさんが「ジャスティン・ハインズ&ザ・ドミノズ」名義で1964年にリリース、本国で大ヒットを記録した名曲です。

スカやロックステディといったジャンルにおける、重要な楽曲であることはまちがいありません。

ほぼ全編に渡って鳴り響く陽気なホーンの響き、いかにもスカといったビートを聴いているだけで気分が良くなりますが、実は歌詞を読んでみると、かなり宗教色の強い内容なのです。

より深くスカおよびレゲエを知りたいという方は、そういった点も含めて掘り下げてみるのもよいでしょう。

007 (Shanty Town)Desmond Dekker & The Aces

Desmond Dekker & The Aces – 007 (Official Music Video)
007 (Shanty Town)Desmond Dekker & The Aces

ジャマイカ出身のデズモンド・デッカーさんとバッキング・バンドのザ・エイシズによる本作は、1967年にリリースされたレゲエの古典として知られています。

ジャマイカの若者文化「ルードボーイ」を描いた歌詞と力強いリズムが特徴的で、ジャマイカ音楽の世界的な認知度を高めるきっかけとなった楽曲です。

UKシングルチャートで14位を記録し、ジャマイカ製レコードとして初めてUKトップ20入りを果たすなど、その影響力は計り知れません。

映画『The Harder They Come』のサウンドトラックにも収録され、様々なアーティストによってカバーされるなど、今なお多くの人々に愛されています。

スカやレゲエの歴史に触れたい方におすすめの1曲です。