ストラヴィンスキーの名曲。人気のクラシック音楽
代表曲にバレエ音楽『春の祭典』、『火の鳥』があり、クラシック界で20世紀を代表とするロシアの作曲家といえばイーゴリ・ストラヴィンスキーです。
ストラヴィンスキーの作風といえば技巧的で難解な和声とリズムも多く、一般的には受け入れられない曲も多いのですが、その前衛的な作風は聴く度に衝撃を与え続け20世紀以降の芸術に広く影響を及ぼした音楽家の1人になりました。
そんなストラヴィンスキーの作品を代表的なものからこれもストラヴィンスキーの作品なの?
と思うような曲までリストアップして紹介します。
受け入れられるか受け入れられないかはあなた次第、ぜひ聞いてみてください!
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ストラヴィンスキーの名曲。人気のクラシック音楽(1〜10)
火の鳥 – ピアノソロによる全曲版Igor Stravinsky

壮大なバレエ音楽をピアノ一台で表現した注目の一曲です。
ロシアの民話をモチーフにした物語が、ピアノの音色だけで見事に描き出されています。
火の鳥の幻想的な動きや、魔王カスチェイとの対決など、劇的な場面の数々が音楽で生き生きと再現されています。
ストラヴィンスキーの独特のリズムや和声が、ピアノならではの表現で新鮮に響きます。
クラシック音楽ファンはもちろん、ピアノの可能性に興味がある方にもおすすめの作品です。
2012年にはリディア・ジャードンによる全曲演奏のCDも発売され、高い評価を得ています。
火の鳥(1910)-オリジナルバレエ版Igor Stravinsky

ロシアの民話をテーマにしたバレエ音楽で、幻想的でドラマティックな要素が特徴的です。
民族的な旋律やリズムを取り入れつつ、革新的なオーケストレーションが評価されています。
善と悪の戦いを描きながら、幻想的な世界観が展開される物語性豊かな曲です。
1910年6月25日にパリで初演され、大成功を収めました。
音楽と振付の調和が高く評価され、ストラヴィンスキーを国際的に有名にした作品です。
クラシック音楽に興味のある方や、物語性のある音楽を楽しみたい方におすすめの1曲です。
カプリッチョIgor Stravinsky

優雅で技巧的な魅力に満ちた作品です。
ピアノとオーケストラが絶妙に絡み合い、軽快なリズムと華やかなメロディが交錯します。
3つの楽章それぞれが個性的で、活気があふれるプレスト、幻想的なアンダンテ・ラプソディコ、遊び心が溢れるアレグロ・カプリチオーソと、聴く人を飽きさせません。
1930年5月の初演では作曲者本人がピアノを担当し、パリで録音も行われました。
クラシック音楽ファンはもちろん、ピアノ協奏曲に興味がある方にもおすすめの一曲です。
ストラヴィンスキーの名曲。人気のクラシック音楽(11〜20)
バレエ組曲『火の鳥』(1919年版)Igor Stravinsky

20世紀を代表する名作です。
ロシア民話をモチーフにしたこの曲は、幻想的な雰囲気と力強いリズムが特徴的です。
序奏の神秘的な旋律から始まり、華やかな火の鳥の踊り、邪悪な王の凶悪な踊りなど、変化に富んだ音楽が物語を生き生きと描き出します。
1919年に再編された組曲版は、より演奏しやすくなり、多くのオーケストラに親しまれています。
クラシック音楽に興味がある方はもちろん、物語性のある音楽が好きな方にもおすすめです。
1910年の初演で大成功を収め、バレエと音楽の世界に革命をもたらしました。
交響詩『ナイチンゲールの歌』Igor Stravinsky

「夜鳴きうぐいす」を再構成して作られた交響詩、バレエ音楽です。
交響詩の初演は1919年に、バレエの初演は1920年に行われました。
この時に振り付けを担当したのはレオニード・マシーンでしたが、あまり評判は良くなかったようです。
第1幕が1907年から1909年、残りの第2、第3幕が1913年から1914年の合計4年かけて作曲していましたが、作曲の途中でストラヴィンスキーの代表作品となっていく『春の祭典』や「火の鳥」があり、作風が大きく変化していきました。
第2幕「夜鳴きうぐいすの歌」(Le chant du Rossignole)以降をもとに作られたのがこの交響詩『ナイチンゲールの歌』です。
交響曲ハ調Igor Stravinsky

ロシアの名作曲家イーゴリ・ストラヴィンスキーによる交響曲を紹介します。
ストラヴィンスキーが第二次世界大戦で家族を失い、パリを逃れてアメリカに脱出するという困難に見舞われていた時に作られた曲です。
4つの楽章で構成されており、演奏時間は約30分です。
1940年に初演が行われました。
ストラヴィンスキーはバレエ音楽やオペラの作品が多く、ベートーベンやハイドンで見られるような交響曲は多くは残してはいません。
これは数少ないストラヴィンスキーによる交響曲です。
オーケストラ団体に所属していて、次に演奏会で演奏する曲で悩んでたらこの曲を検討してみてはいかがでしょうか。
サーカス・ポルカIgor Stravinsky

クラシック巨匠による吹奏楽のオリジナル作品を聞いてみませんか?
それがイーゴリ・ストラヴィンスキーによる「サーカス・ポルカ」です。
タイトルは正しくは「若い象のためのサーカス・ポルカ」ですが、略されて単に「サーカス・ポルカ」と呼ばれます。
象のバレエ用に作られた曲で、実際にチュチュを着た象が踊ったとのことです。
現在は演奏される機会はあまり多くありませんが、紹介している動画のように東京佼成ウインド・オーケストラによるプロ吹奏楽団による録音やヘルベルト・フォン・カラヤンによる管弦楽版も残っています。
吹奏楽はここ100年で発達した若い編成の演奏スタイルですが、ストラヴィンスキーのような巨匠による吹奏楽作品も残っています。





