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ストラヴィンスキーの名曲。人気のクラシック音楽

代表曲にバレエ音楽『春の祭典』、『火の鳥』があり、クラシック界で20世紀を代表とするロシアの作曲家といえばイーゴリ・ストラヴィンスキーです。

ストラヴィンスキーの作風といえば技巧的で難解な和声とリズムも多く、一般的には受け入れられない曲も多いのですが、その前衛的な作風は聴く度に衝撃を与え続け20世紀以降の芸術に広く影響を及ぼした音楽家の1人になりました。

そんなストラヴィンスキーの作品を代表的なものからこれもストラヴィンスキーの作品なの?

と思うような曲までリストアップして紹介します。

受け入れられるか受け入れられないかはあなた次第、ぜひ聞いてみてください!

もくじ

ストラヴィンスキーの名曲。人気のクラシック音楽(21〜40)

花火Igor Stravinsky

ストラヴィンスキー/幻想曲「花火」 小澤征爾=シカゴ響
花火Igor Stravinsky

管弦楽の音色が鮮やかに輝く傑作です。

5分に満たない曲ながら、瞬時に広がる光と音のダイナミズムを余すことなく表現しています。

1910年1月9日に初演されたこの曲は、まるで目の前で花火が爆発するような高揚感を感じさせます。

リズムの変化と色彩が豊かなオーケストレーションが特徴的で、聴く人の心に強烈な印象を残します。

クラシック音楽に興味を持ち始めた方や、短い曲で音楽の魅力を体感したい方にぴったりの1曲です。

華やかな音の世界に浸りたい方は、ぜひ一度耳を傾けてみてはいかがでしょうか。

プルチネルラIgor Stravinsky

ストラヴィンスキー:バレエ音楽「プルチネルラ」(1965年改訂版):ハイティンク/ベルリン・フィル
プルチネルラIgor Stravinsky

セルゲイ・ディアギレフが18の曲を選び、ストラヴィンスキーに編曲を依頼したことによって作られたのがこの曲です。

完成した曲はディアギレフの意向とはまったく異なるものでしたが、彼は了承し1920年に初演が行われました。

3楽章の交響曲Igor Stravinsky

Igor Stravinsky – Symphony in Three Movements
3楽章の交響曲Igor Stravinsky

1945年に完成した曲で、1946年にニューヨーク・フィルハーモニックによる初演が行われました。

ちなみに、ストラヴィンスキーがアメリカ国籍を得てから初めて演奏された曲です。

3つの楽章によって構成されています。

アゴンIgor Stravinsky

1953年から1957年にかけて十二音技法により作られたバレエ音楽です。

1957年6月に行われたストラヴィンスキーの75歳の誕生日を祝う演奏会で初めて演奏されました。

バレエの初演は同年の12月で、ジョージ・バランシンが振り付けを担当しています。

エボニー協奏曲Igor Stravinsky

イーゴリ・ストラヴィンスキー/エボニー協奏曲
エボニー協奏曲Igor Stravinsky

管楽器奏者及び歌手として活躍していたウディ・ハーマンの依頼によって作られた曲で、「エボニー・コンチェルト」と呼ばれることもあります。

ちなみに、「エボニー」とはクラリネットの素材として使われることもある黒檀のことです。

カルタ遊びIgor Stravinsky

Stravinsky: Jeu de cartes – Igor Stravinsky, direttore; Berliner Philarmoniker
カルタ遊びIgor Stravinsky

ニューヨーク・シティ・バレエ団の前身であるアメリカン・バレエ団の支配人の依頼によって作られたバレエ音楽で、「カード・ゲーム」と呼ばれることもあります。

トランプのポーカーが表現されており、演奏時間は約22分です。