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ストラヴィンスキーの名曲。人気のクラシック音楽

代表曲にバレエ音楽『春の祭典』、『火の鳥』があり、クラシック界で20世紀を代表とするロシアの作曲家といえばイーゴリ・ストラヴィンスキーです。

ストラヴィンスキーの作風といえば技巧的で難解な和声とリズムも多く、一般的には受け入れられない曲も多いのですが、その前衛的な作風は聴く度に衝撃を与え続け20世紀以降の芸術に広く影響を及ぼした音楽家の1人になりました。

そんなストラヴィンスキーの作品を代表的なものからこれもストラヴィンスキーの作品なの?

と思うような曲までリストアップして紹介します。

受け入れられるか受け入れられないかはあなた次第、ぜひ聞いてみてください!

ストラヴィンスキーの名曲。人気のクラシック音楽(31〜40)

管楽器のための交響曲Igor Stravinsky

管楽器のための交響曲 / I.ストラヴィンスキー
管楽器のための交響曲Igor Stravinsky

1918年にこの世を去ったドビュッシーを追悼するために作られたのがこの曲です。

セルゲイ・クセヴィツキーの指揮による初演が行われたのは1921年のことで、この時はあまり評判は芳しくなかったようです。

演奏時間は約9分です。

ペトルーシュカからの3楽章Igor Stravinsky

「ペトルーシュカ」からの3楽章 – セルゲイ・カスプロフ(ピアノ)
ペトルーシュカからの3楽章Igor Stravinsky

原始主義、新古典、12音列技法と、時代によってさまざまな作曲技法を用いたストラヴィンスキーです。

現在、彼の音楽は「火の鳥」「春の祭典」などのバレエ音楽に人気が集中していますが、「ペトルーシュカ」もそのひとつで、これはそのピアノ編曲版です。

ペトルーシュカからの三楽章Igor Stravinsky

ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの三楽章(Stravinsky / Three movements from Petrouchka)
ペトルーシュカからの三楽章Igor Stravinsky

原始主義、新古典主義、セリー主義を中心とした音楽性でいくつもの名作を残してきたロシアの偉大な作曲家、イーゴリ・ストラヴィンスキー。

こちらの『ペトルーシュカからの三楽章』はストラヴィンスキーを代表するピアノ曲の一つです。

この曲の難しさはすさまじく、偉大なピアニストであるアルトゥール・ルビンシュタインが「今までにないほど難しい楽曲を作ってくれ」とお願いしたことをキッカケに作られた経緯を持っています。

指の俊敏な動き、持久力、鍵盤の飛び、表現、全てにおいて難しい作品といえるでしょう。

ストラヴィンスキー作曲 舞踏カンタータ「結婚」よりIgor Stravinsky

舞踏曲として奏でられている作品です。

ダンスミュージックなのでややテンポが速い点が特徴ですが、歌詞や曲調から田園地帯の様子を感じ取ることができます。

音や映像はとてもクリアで鮮明ですから、動画作品としての完成度は高いです。

4つの練習曲 Op.7 第4番Igor Stravinsky

20世紀を代表する革新的な作曲家であるイーゴリ・ストラヴィンスキーさん。

1882年にロシアに生まれ、『火の鳥』『ペトルーシュカ』『春の祭典』などのバレエ音楽で一躍有名になりました。

若き日に作曲された『4つの練習曲 Op.7』は、特に第4番が技術的にも表現的にも難易度の高い作品として知られています。

クラシック音楽の伝統を継承しつつも、彼独自の創造的解釈が加えられた本作。

リズミカルで活動的な特性を持ち、後の作品に通じるリズム感やダイナミズムの芽生えを感じさせます。

ストラヴィンスキーさんの作曲スタイルの発展を体感できる1曲を、ぜひ堪能してみてください!

ストラヴィンスキーの名曲。人気のクラシック音楽(41〜50)

イタリア組曲Igor Stravinsky

Stravinsky:Suite Italienne ストラヴィンスキー:イタリア組曲 より 1.序奏 3.タランテラ
イタリア組曲Igor Stravinsky

近現代の曲なのですが、バロックな曲調を元にして作曲されています。

バレエ音楽「プルチネルラ」の中から印象に残る曲をいくつかピックアップされており、またチェロなどでも演奏されています。

後半になっていくにつれ、現代曲っぽい和声が使われていることが多くなり、まさに徐々に作曲者の本性が出てきたのでしょう。

セレナード イ長調Igor Stravinsky

Stravinsky: Serenade in A for Piano, K44: I. Hymne
セレナード イ長調Igor Stravinsky

20世紀を代表する革新的な作曲家イーゴリ・ストラヴィンスキーさん。

彼のピアノ曲『セレナード イ長調』は、1925年に作曲された個性的な響きを持つ作品です。

グラモフォンレコーディングのために各楽章がレコードの一面に収まるよう設計されており、モダン・クラシカルや新古典主義の影響を受けた4つの楽章から成ります。

複雑なリズムや断片的なメロディ、非伝統的な和声が織りなす独特の音楽的言語は、ピアニスト自身の演奏でも味わえます。

20世紀の音楽思想に革命をもたらした彼の作品を、ぜひ音源で体感してみてください。