1978年のデビューから40年以上にわたり、日本のポップシーンをけん引し続ける竹内まりやさん。
洗練されたメロディと都会的なサウンドで多くの人々を魅了してきた楽曲を筆頭に、時代を超えて愛され続けています。
2017年ごろには『プラスティック・ラブ』をつうじて海外でも再評価されました。
情景が自然と浮かぶ歌詞や温かい曲調で心に寄り添ってくれるところも大きな魅力ではないでしょうか。
そんな竹内まりやさんの珠玉の名曲たちを特集していきます!
竹内まりやのベストソング特集。ファンも初めての方も必聴の名曲集(1〜10)
駅竹内まりや

黄昏時の駅で偶然昔の恋人と再会する、映画のワンシーンのような情景が浮かぶ楽曲です。
見覚えのあるレインコートの彼に気づきながらも、苦い思い出がよみがえり声をかけられない主人公。
二年という歳月がもたらした互いの変化と、すれ違っていく運命の切なさに、胸が締め付けられるという方も多いのではないでしょうか?
この曲は、1987年に名盤『REQUEST』でセルフカバーされ、同年11月にはシングルとしても発売。
松竹系映画『グッバイ・ママ』の主題歌にもなっています。
歌詞の解釈が聴く人によって変わる部分も、本作の大きな魅力です。
過去の恋を思い出して、少し感傷的な気分に浸りたい夜に聴いてみてください。
歌を贈ろう竹内まりや

まりやさんの楽曲の中でも特に温かみのある1曲。
2024年、ドラマ『素晴らしき哉、先生!』の主題歌として書き下ろされました。
優しく包み込むような歌声となじみやすいメロディ。
心にそっと寄り添うような温もりがあって、日常の中でふと口ずさみたくなる親しみやすさを感じられますよね。
飾らない言葉でつづられた言葉も、普段の何気ない瞬間に支えになってくれると思います。
ラスサビのコーラスには生田絵梨花さんが参加。
まりやさんの「歌で人を幸せにしたい」という思いが込められており、聴き手それぞれの大切な人の顔を思い浮かべられる、心温まる名曲です。
September竹内まりや

竹内まりや、と言えばやはりこの曲は、はずせません。
彼女の3枚目のシングルで、9月の定番曲でも選ばれるヒット曲です。
この曲でその年のショーレースでは新人賞も取りました。
独特な声がサビでとても生きている楽曲です。
アップル・パップル・プリンセス竹内まりや

竹内まりやさんの楽曲の中でも、ひときわ異彩を放つテクノ歌謡調の1曲です。
この曲は、1981年12月に発売されたシングルで、結婚と出産による活動休止を前にした竹内さんにとって一区切りとなる作品でした。
NHK「みんなのうた」で放送された本作は、リズミカルで魔法の呪文のような言葉遊びが満載!
パジャマ姿でまどろむプリンセスが夢の世界を駆け巡るファンタジックな情景が目に浮かぶようです。
実は作曲を加瀬邦彦さん、編曲を大村憲司さんが手掛け、コーラスには大貫妙子さんやEPOさんも参加しているなんて、驚きですよね。
普段のシティポップとは違うチャーミングな魅力に触れたいときにピッタリな1曲ではないでしょうか?
いのちの歌竹内まりや

2008年に三倉茉奈さんと三倉佳奈さんのダブル主演で放送されたNHK連続テレビ小説『だんだん』の劇中歌です。
主役の二人が唄い、リリースした曲ですが、竹内まりやさんがのちにセルフカバーしました。
作詞をまりやさんが担当しました。
かけがえのない命の大切さを唄っており、心にしみる曲です。
プラスティック・ラブ竹内まりや

まりやさんの代表作として愛され続けている名曲です。
80年代シティポップの金字塔とも言えるこの曲は、洗練されたメロディと大人の恋愛を歌った歌詞が絶妙にマッチ。
どこか切ない恋心を歌った歌詞が軽やかなリズムに乗せて歌われて心に響きます。
2017年ごろにYouTubeを通じて海外でも再発見され、世界中の音楽ファンから評価されました。
達郎さんのプロデュースによる素晴らしいアレンジとまりやさんの伸びやかな歌声が生み出す響きも、愛され続ける理由ではないでしょうか。
もう一度竹内まりや

1984年にリリースされたシングル曲。
ドラマ「くれない族の反乱」主題歌になりました。
彼女の曲はドラマの主題歌に起用されることが多く、この曲もストーリーとシンクロしている歌詞が人気を呼びました。
女性の心情が伝わる楽曲の1つです。