「も」から始まる言葉といえば、「モザイク」「桃」「妄想」などがあります。
ボカロに詳しい方であれば、これらの言葉を見ただけでいくつかの曲が思い浮かんだかもしれませんね。
この記事では、そうした「も」から始まるタイトルに絞ってボカロ曲をたくさん紹介していきますね!
普段こうして特定の頭文字から始まるタイトルに絞って曲を探すことはないと思うので、きっと新しい曲との出会いもあると思います。
有名な曲から隠れた名曲まで幅広く選びましたので、じっくりと記事をご覧ください。
「も」から始まるタイトルのボカロ曲まとめ(1〜10)
もう、おはなしは、いらないの。NEW!アメリカ民謡研究会

夜の闇に溶けていくような、幻想的な世界観に引き込まれる作品です。
この楽曲は、アメリカ民謡研究会Haniwaさんが2025年7月に公開。
ハイスピードに展開していく浮遊感のあるサウンドに乗せてつむがれるのは、終わらない夜、来る朝、その2つへの渇望。
2人の登場人物のやりとりによって進んでいく歌詞世界に想像をかき立てられます。
ぜひこの音楽に深く沈んでみてください。
木星のビートナユタン星人

日常の不安や孤独からそっと連れ出してくれるようなナンバーだと思います。
ナユタン星人さんの楽曲で2022年4月にリリース、アルバム『ナユタン星からの物体N』に収録されています。
本作は、木星の公転周期とされる約11.86年という具体的な数字を交えながら、未来への希望を描いています。
迷いや孤独を抱える夜、このエレクトロポップなビートに身を委ねれば、心の重力からふっと解放され、涙と共に気持ちを新たにできるかもしれません。
モニタリングDECO*27

ゆがんだ恋愛観をテーマにした、中毒性のある楽曲です。
2024年11月から公開された本作は、DECO*27さんらしさ全開のサウンドとヤンデレ感のある歌詞世界が魅力。
ノリがいいのにちょっと怖い、その感じがどんどんクセになってくるんですよね。
エネルギッシュなカラオケタイムを楽しみたい方にピッタリな1曲。
気分が上がってきたら、同じくDECO*27さんの『ゴーストルール』や『ヒバナ』と続けて歌うのもアリかもしれません!
問32傘村トータ

10人の合成音声ライブラリたちが奏でる、心の奥底まで染み渡る物語。
傘村トータさんの作品で、2023年11月に公開されました。
32個の疑問形で紡がれる歌詞は、自分自身への問いや未来への不安を繊細に描き出しています。
その一つひとつが共感できるので、自分の気持ちを音楽が代弁してくれているような気分になるんです。
また、ピアノを基調とした静かな曲調と重層的なハーモニーが、心揺さぶるような感情を呼び起こすんですよね。
孤独を感じる夜、ぜひじっくり耳を傾けてみてください。
モンキーチャート雄之助

雄之助さんが手がけたポップなエレクトロニックチューン『モンキーチャート』はいかがでしょうか。
2024年にリリースされたこの曲は、キャッチーなサウンドアレンジに意志の強い歌詞世界を融合させており、多面的な魅力を持っています。
アップテンポなリズムに乗った初音ミクの歌声はキュートで、聴いているといつのまにかクラブにいる気分に。
そして「好き勝手やろう」というエネルギッシュな歌詞のメッセージにはげまされます。
ドライブシーンや集中したい時間帯のBGMとしても活躍すること間違いなし!
モザイクロールDECO*27

『モザイクロール』は2010年7月にニコニコ動画で公開された、ボカロP、DECO*27さんの代表作の一つです。
ギターのリフレインが印象的なミクスチャーロックで、GUMIの真っすぐな歌声と切ない恋愛観を描いた歌詞が見事に調和。
その世界観に思いをはせると、胸がぎゅっと締め付けられるんですよね。
テンポ感がほどよいので、気を張らずに挑戦できると思いますよ!
もう、溶けた。Meal errand

ジャジーなサウンドスケープに引き込まれます。
Meal errandさんによる楽曲で、2023年8月に公開されました。
鳴花ヒメの落ち着いた歌声と自由気ままに展開していく曲調が印象的。
歌詞は現代社会における孤独や自己否定、手放せない感情をテーマにしており、つい自分のことに置き換えて聴いてしまいます。
静寂と躍動が交錯する本作は、夜の部屋で1人、内なる思いと向き合いたい時にぴったりですよ。