「ろ」から始まるタイトルのボカロ曲まとめ
「ロストアンブレラ」の稲葉曇さんから「六月の雨は嫌い」のhirunekoさんまで、「ろ」から始まるボカロ曲には魅力的な個性が光ります。
ぬゆりさんのスタイリッシュな「ロウワー」、傘村トータさんの温かな「ロストデイズ」など、心に響く珠玉の作品が揃っています。
エレクトロから切ないバラードまで、多彩な音色とメッセージが詰まった楽曲の世界へ、あなたをご案内します。
「ろ」から始まるタイトルのボカロ曲まとめ(21〜40)
ロンリークリスマスdaraku

クリスマスをきっかけに、愛する人への恋心に気づく姿を描いた『ロンリークリスマス』。
テーマ性のある楽曲制作をおこなうボカロPのdarakuさんが2021年に制作しました。
スローな曲調にのせて、友達以上恋人未満のような甘酸っぱい関係が歌われています。
街が華やかに色めく季節だからこそ、より切なくなる姿に共感する方もおられるでしょう。
ふんわりとしたシンセの音色とともに、初音ミクのエモーショナルな歌唱が響くボカロ曲です。
冬の寒さを現したような、透きとおるサウンドに耳を傾けてみてくださいね。
炉心融解iroha(sasaki)

この曲の特徴として1番にあげられるのは、高く、そして遠くまで響き渡るような鏡音リンの歌声でしょう。
その歌詞は抽象的ではあるものの、子供から大人への成長やモラトリアムを表現したと言われており、多くの人を引きつけています。
『炉心融解』というタイトルにあるように、歌詞には「核融合炉」という風な、ふだんはあまり使わない単語が出てきます。
そして、そんな言葉と並ぶ日常的な歌詞。
そこに描かれた世界を思いっきり楽しんでみてください。
ローレンスの花束NAO

ただただ過ぎていく時間の中、どうにかして救われたいと願い、歌う、心が苦しくなるボカロ曲です。
ボカロP、naoさんによる楽曲で2020年に公開されました。
どこかゴシックな雰囲気がただよう、少しダークな曲調と世界観、好きな方は多いはず。
詩集の一片を書き出したとも思える、はかなくて美しい歌詞の言葉選びも秀逸です。
「自分にとってのローレンスは誰か」そんなことを考えてしまいますね。
孤独感に襲われたときに聴くと泣けます。
ロスタルジーyouまん

他にない新しさがあるのにしっかりとキャッチーな作品、と言えます。
『タイニーバニー』『アーライピー』などの作者としても知られているボカロP、youまんさんによる楽曲で2021年にリリースされました。
予想できない曲展開、なのに全体通してまとまりがあり、めちゃくちゃしっくりくるのが不思議。
youまんさんの音楽的センスのすごさが味わえます。
またノスタルジックな気分をあおられる歌詞も魅力的。
一度聴けば抜け出せなくなる、ハイクオリティなボカロ曲です。
ロマンティックディスタンスあんP

勇気がもらえる曲、それに尽きます。
なんでもないような日常を、どこまでも前向きに、タイトルにあるようにロマンチックに生きよう、そう私たちに教えてくれます。
バレンタイン、恋愛に限らず、普段の生活で落ち込んでしまった人にオススメできる1曲に仕上がっています。