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リヒャルト・ワーグナーの名曲。人気のクラシック音楽

「楽劇王」の名前で知られる19世紀のドイツの作曲家、リヒャルト・ワーグナーの名曲を集めました!

ほとんどの自作歌劇=オペラで台本を書き、作曲家だけではなく文筆家としても知られており、19世紀後半のヨーロッパに広く影響を及ぼした人物のひとりです。

楽劇王と言われるだけあって、非常に楽劇が多いのですが、「交響曲 ハ長調」など交響曲も残しており、ピアノ曲や歌曲も多く残っています。

また、吹奏楽になじみある方は『エルザへの大聖堂への行列』でこのワーグナーの名前を見たことがあるかと思います。

今回はそのワーグナーの名曲をセレクトしました。

ぜひご視聴ください!

もくじ

リヒャルト・ワーグナーの名曲。人気のクラシック音楽(61〜80)

歌劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より「前奏曲」Richard Wagner

神話や伝説を題材としたオペラを多く作曲したワーグナーですが、このオペラは珍しく歴史を題材としています。

実在したマイスタージンガー、ハンス・ザックスを主人公とした物語です。

優勝者には「エファに求婚できる権利」が与えられるという歌合戦。

エファに恋をしているヴァルターが歌合戦の会場で「歌う権利」が与えられ見事優勝し、ヴァルターとエファは結ばれるという物語です。

明るく活力に満ちあふれた人間ドラマが繰り広げられるオペラを象徴するような、明るく促進的な前奏曲です。

歌劇「ローエングリン」より「婚礼の合唱」Richard Wagner

ワーグナー《ローエングリン》「結婚行進曲」 ロバート・ショウ合唱団
歌劇「ローエングリン」より「婚礼の合唱」Richard Wagner

結婚式などでもよく演奏されるので、一度は耳にしたことのある曲だと思います。

ブラバント公国を舞台に王座をめぐってざまざまな陰謀が繰り広げられる物語です。

この歌は、白鳥の騎士であるローエングリンと、ブラバント公国の公女であるエルザの婚礼の式の場面で歌われます。

この『ローエングリン』の様子は、ディズニーランドのシンデレラ城のモデルになったとも言われているノイシュヴァンシュタイン城の内部にも描かれており、現在も見ることができますよ。

タンホイザー:大行進曲Richard Wagner

ワーグナー: 歌劇「タンホイザー」:大行進曲[ナクソス・クラシック・キュレーション #元気]
タンホイザー:大行進曲Richard Wagner

こちらの曲はリヒャルト・ワーグナーが作曲しました。

1845年に初演された『タンホイザーとヴァルトブルクの歌合戦』というオペラの第2幕で演奏される曲で、ヴァルトブルク城の騎士、タンホイザーの行進曲として作られました。

行進曲の中では元気さのほかに高貴さも感じさせる曲で、まるで運動会の参加者がロールプレイングゲームの主人公になったような気持ちになるのではないでしょうか。

運動会という非日常を十分に楽しめる曲です。

歌劇「ワルキューレ」より「ワルキューレの騎行」Richard Wagner

【300万回再生】ワーグナー「ワルキューレの騎行」カラヤン指揮/バイロイト祝祭管(1951)
歌劇「ワルキューレ」より「ワルキューレの騎行」Richard Wagner

よくバライティー番組などでも耳にするこの曲。

この曲は、ワーグナーが1856年に作曲した楽劇『ワルキューレ』の第3幕の序曲です。

「ワルキューレ」とは、北欧神話に登場する複数の半神を指し、日本語では戦女神などと言います。

天馬にまたがり盾とやりを持ち天空を駆け巡るワルキューレたちが、戦死した兵士の魂を岩山へ連れ帰る場面の前奏曲として流れるのがこの曲です。

The Ride Of The ValkyriesRichard Wagner

オペラ『Der Ring des Nibelungen』の第3幕「Die Walkur」への前奏曲として人気のあるトラック。

ドイツの作曲家リヒャルト・ワーグナーさんによって制作されました。

イギリスのテレビ司会者のジェレミー・クラークソンさんが出演した、Amazon PrimeのFire TV Stickのコマーシャルで使用されています。

楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第3幕、第5場よりRichard Wagner

楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第3幕より第5場。

ヴァルターが「朝はバラ色に輝いて(ヴァルターの栄冠の歌)」を見事に歌い人々の大喝采を受けて優勝者となる場面。

テノールは、南アフリカ・ルステンブルク出身の歌手、ヨハン・ボタさんです。