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リヒャルト・ワーグナーの名曲。人気のクラシック音楽

「楽劇王」の名前で知られる19世紀のドイツの作曲家、リヒャルト・ワーグナーの名曲を集めました!

ほとんどの自作歌劇=オペラで台本を書き、作曲家だけではなく文筆家としても知られており、19世紀後半のヨーロッパに広く影響を及ぼした人物のひとりです。

楽劇王と言われるだけあって、非常に楽劇が多いのですが、「交響曲 ハ長調」など交響曲も残しており、ピアノ曲や歌曲も多く残っています。

また、吹奏楽になじみある方は『エルザへの大聖堂への行列』でこのワーグナーの名前を見たことがあるかと思います。

今回はそのワーグナーの名曲をセレクトしました。

ぜひご視聴ください!

リヒャルト・ワーグナーの名曲。人気のクラシック音楽(41〜50)

オペラ『ワルキューレ』より第3幕「ワルキューレの騎行」Richard Wagner

【300万回再生】ワーグナー「ワルキューレの騎行」カラヤン指揮/バイロイト祝祭管(1951)
オペラ『ワルキューレ』より第3幕「ワルキューレの騎行」Richard Wagner

『ヴァルキューレの騎行』とも言われるリヒャルト・ワーグナーの曲では有名な曲です。

後期ロマン派最大のオペラ作曲家と言えば、ドイツのワーグナーで、ワーグナーは、演劇と文学と音楽を統合する総合芸術を目指しました。

「ニーベルングの指環」の中に含まれるこの曲は、第3幕の序盤で演奏され、ブリュンヒルデを含むワルキューレたちが戦場で戦士の魂を集める様子を描いています。

すぐに幕が開き、音楽に乗って8人のヴァルキューレたちが声を上げながら岩山に集まってきます。

木管楽器のトレモロと弦楽器の駆け上がりがテンションを上げ、ホルンとトランペットがあの有名な旋律を演奏します。

オーケストラで演奏する側もテンションが上がっていく曲です。

リヒャルト・ワーグナーの名曲。人気のクラシック音楽(51〜60)

ジークフリート牧歌Richard Wagner

ワーグナーから妻へ、プレゼントとして送られた曲です。

ワーグナー夫妻の思い出がつまった曲のようです。

穏やかで繊細であり、加えて広がりすらある、とても魅力的な旋律です。

二人のすてきな愛情を表現しているのだと思います。

タンホイザー「序曲」Richard Wagner

ワーグナー / タンホイザー序曲 ( Wagner / Tannhauser-Overture )
タンホイザー「序曲」Richard Wagner

「タンホイザー序曲」は、全3幕で構成される歌劇「タンホイザーとヴァルトブルクの歌合戦」で演奏されます。

壮大な自然を想像させます。

クラリネット、ファゴット、ホルンから始まる音が魅力的です。

弦楽器や管楽器の音がとてもしっかりと響いていて、この曲の聴きどころともいえます。

チューリヒのフィールリープヒェン WWV88Richard Wagner

『チューリヒのフィールリープヒェン WWV88』は、素朴で穏やかな魅力にあふれたピアノ作品です。

リヒャルト・ワーグナーがスイスのチューリヒで過ごした亡命期に作曲されたこの曲は、ロマンティックなワルツであり、その演奏時間はわずか約1分10秒と短いながらも深い感動を与えます。

彼が手掛けた楽劇とのギャップを楽しむなら、この作品はイチオシ!

ピアノを愛する者なら、その繊細なメロディに触れ、ワーグナーの異なる一面を感じ取ることができるでしょう。

ニーベルングの指環「神々の黄昏」夜明けとジークフリートのラインへの旅Richard Wagner

楽劇「神々の黄昏」より 夜明けとジークフリートのラインへの旅 / ワーグナー [明治大学OB交響楽団]
ニーベルングの指環「神々の黄昏」夜明けとジークフリートのラインへの旅Richard Wagner

バイロイト祝祭音楽祭は、ワーグナーが自作の「ニーベルングの指環」を上演するために作った音楽祭で、毎年7月下旬から8月にかけて開かれています。

「ニーベルングの指環」4部作はワーグナー35歳から61歳にかけて作曲され、上演には約15時間を要するため、少なくとも4日間がかけられるという作品です。

ピアノソナタ 変イ長調 WWV 85Richard Wagner

ロマン派音楽の巨匠、リヒャルト・ワーグナーが作曲した『ピアノソナタ 変イ長調 WWV 85』は、多くの人が知る彼の楽劇やオペラ作品とは一線を画す、繊細な美しさを持ったピアノ曲です。

この作品は、彼がマティルデ・ヴェーゼンドンクへの深い感情を込めて作曲したことが知られています。

そんなバックストーリーは、曲の穏やかでありながらも情熱的な部分を一層引き立てます。

ピアノを愛するすべての方、特に古典音楽やロマン派音楽に興味がある方にオススメします。

彼のドラマチックな楽劇の世界とは異なる、ピアノによる静かな語りべをぜひ体験してみてください。

ポルカ ト長調 WWV 84Richard Wagner

Wagner, Richard (1853): Polka in G-dur für Klavier, WWV 84 — Dario Bonuccelli
ポルカ ト長調 WWV 84Richard Wagner

リヒャルト・ワーグナーといえば、通常はオペラや楽劇の作曲家としての姿が浮かびますが、『ポルカ ト長調 WWV 84』は、彼の多彩な才能と個人的な一面を垣間見せる作品です。

1853年の彼の40歳の誕生日を祝うために作曲され、特定の美しい女性への感情から生まれたこの作品からは、ワーグナー特有のロマンティックな響きが感じられます。

プライベートで心温まる一面を感じさせるこの曲は、大々的なステージではなく、家庭のサロンでの穏やかな夕べにピッタリの作品といえるのではないでしょうか。