RAG MusicClassic
素敵なクラシック
search

リヒャルト・ワーグナーの名曲。人気のクラシック音楽

「楽劇王」の名前で知られる19世紀のドイツの作曲家、リヒャルト・ワーグナーの名曲を集めました!

ほとんどの自作歌劇=オペラで台本を書き、作曲家だけではなく文筆家としても知られており、19世紀後半のヨーロッパに広く影響を及ぼした人物のひとりです。

楽劇王と言われるだけあって、非常に楽劇が多いのですが、「交響曲 ハ長調」など交響曲も残しており、ピアノ曲や歌曲も多く残っています。

また、吹奏楽になじみある方は『エルザへの大聖堂への行列』でこのワーグナーの名前を見たことがあるかと思います。

今回はそのワーグナーの名曲をセレクトしました。

ぜひご視聴ください!

もくじ

リヒャルト・ワーグナーの名曲。人気のクラシック音楽(41〜60)

「ローエングリーン」より「第3幕への前奏曲」Richard Wagner

ローエングリンはアーサー王伝説に登場する騎士のひとり。

謀略に陥れられそうになっていた王女を、白鳥のひく舟に乗って現れ救った英雄です。

この前奏曲は、その王女との結婚式のシーンから始まる第3幕のはじめに演奏される非常に華やかなプレリュードです。

終盤のオーボエに耳を澄ませてみると、このあとに続く有名な「婚礼の合唱」のメロディが聴こえてきますよ。

エレジー 変イ長調 WWV 93Richard Wagner

Richard Wagner – Elegy for piano in A flat, WWV 93
エレジー 変イ長調 WWV 93Richard Wagner

ドイツの革新的な作曲家、リヒャルト・ワーグナーが残したピアノ小品『エレジー 変イ長調 WWV 93』は、彼の広範な作品群の中でもひときわ独特な魅力を放ちます。

素朴で穏やかなこのピアノ曲は、彼の楽劇『トリスタンとイゾルデ』の和声言語と類似しており、ワーグナーの音楽的深淵を掘り下げる上で貴重な存在といえるでしょう。

壮大なオペラからは想像もつかないような、この短く感動的な旋律は、静寂の中でこそその真価を発揮します。

リラックスしたい時や自己省察の瞬間、さらにはクラシック音楽への入門作としてもオススメです。

オペラ『ワルキューレ』より第3幕「ワルキューレの騎行」Richard Wagner

【300万回再生】ワーグナー「ワルキューレの騎行」カラヤン指揮/バイロイト祝祭管(1951)
オペラ『ワルキューレ』より第3幕「ワルキューレの騎行」Richard Wagner

『ヴァルキューレの騎行』とも言われるリヒャルト・ワーグナーの曲では有名な曲です。

後期ロマン派最大のオペラ作曲家と言えば、ドイツのワーグナーで、ワーグナーは、演劇と文学と音楽を統合する総合芸術を目指しました。

「ニーベルングの指環」の中に含まれるこの曲は、第3幕の序盤で演奏され、ブリュンヒルデを含むワルキューレたちが戦場で戦士の魂を集める様子を描いています。

すぐに幕が開き、音楽に乗って8人のヴァルキューレたちが声を上げながら岩山に集まってきます。

木管楽器のトレモロと弦楽器の駆け上がりがテンションを上げ、ホルンとトランペットがあの有名な旋律を演奏します。

オーケストラで演奏する側もテンションが上がっていく曲です。

ジークフリート牧歌Richard Wagner

ワーグナーから妻へ、プレゼントとして送られた曲です。

ワーグナー夫妻の思い出がつまった曲のようです。

穏やかで繊細であり、加えて広がりすらある、とても魅力的な旋律です。

二人のすてきな愛情を表現しているのだと思います。

タンホイザー「序曲」Richard Wagner

ワーグナー / タンホイザー序曲 ( Wagner / Tannhauser-Overture )
タンホイザー「序曲」Richard Wagner

「タンホイザー序曲」は、全3幕で構成される歌劇「タンホイザーとヴァルトブルクの歌合戦」で演奏されます。

壮大な自然を想像させます。

クラリネット、ファゴット、ホルンから始まる音が魅力的です。

弦楽器や管楽器の音がとてもしっかりと響いていて、この曲の聴きどころともいえます。

チューリヒのフィールリープヒェン WWV88Richard Wagner

『チューリヒのフィールリープヒェン WWV88』は、素朴で穏やかな魅力にあふれたピアノ作品です。

リヒャルト・ワーグナーがスイスのチューリヒで過ごした亡命期に作曲されたこの曲は、ロマンティックなワルツであり、その演奏時間はわずか約1分10秒と短いながらも深い感動を与えます。

彼が手掛けた楽劇とのギャップを楽しむなら、この作品はイチオシ!

ピアノを愛する者なら、その繊細なメロディに触れ、ワーグナーの異なる一面を感じ取ることができるでしょう。