歌が上手いと言われるための要素はいくつもありますが、その中でも「広い音域を歌える」というのは、音楽の知識がない方にとっては最も分かりやすい指標の1つと言えるでしょう。
今回は音域が広い楽曲のなかでも、特に難しいものをピックアップしました。
単純に高いというだけでなく、高さと低さの両方に着眼して楽曲を選定しています。
また、カラオケで歌えることを前提にしているため、有名なポップスも多数登場します。
ぜひ自分に合った課題曲を見つけて、挑戦してみてください。
難易度S級!?音域が広い曲まとめ(1〜10)
天国Mrs. GREEN APPLE

Mrs.GREEN APPLEの新曲『天国』。
Mrs.GREEN APPLEといえば、なんといっても大森元貴さんのハイトーンボイスが印象的かと思いますが、本作はそんな大森さんのハイトーンをいたるところで活かされています。
非常に高いミックスボイスやファルセットはもちろんのこと、冒頭で非常に低いフレーズも登場します。
低い部分は瞬間的なものではありますが、楽曲全体の音域は非常に広い作品なので、圧倒的な難易度をほこる作品といっても過言ではないでしょう。
Black and WhiteDa-iCE

高いボーカルパフォーマンスで女性たちの心をわしづかみにするダンスボーカルグループ、Da-iCE。
Da-iCEといえば、なんといっても高音フレーズが特徴ですよね?
新曲であるこちらの『Black and White』は、そんなDa-iCEの高音がいかんなく発揮されています。
本作の難しい要素はなんといってもミックスボイス部分。
Da-iCEらしい、力強く伸びやかなミックスボイスを広い音域のなかで歌い上げるのは至難の業です。
ルルAdo

Adoさんのヒットナンバー『ルル』。
世の中の不条理なルールに対する不満をぶちまけた1曲で、非常にハードな音楽性が特徴です。
そんな本作は非常に音域の広い楽曲です。
ただ高い楽曲ならそれなりに歌える人も多いと思いますが、本作の高音パートはとにかく荒々しいのが特徴。
単純な高音だけではなく、シャウトを混ぜたファルセットなど、表現の幅が広いので、根本的な歌唱力も求められます。
歌唱力に自信のある方は、ぜひチェックしてみてください。
over the top宮本浩次

エレファントカシマシのフロントマン、宮本浩次さん。
最近はソロアーティストとしても積極的に活動しており、コラボレーションなどを通して若い世代からも認知されていますよね。
そんな宮本浩次さんの新曲『over the top』は、彼の作品のなかでも、屈指の難易度をほこる楽曲です。
本作は音域がかなり広く、高音フレーズがすべて力強く歌われているため、相当な喉の強さや肺活量が求められます。
それだけではなく、地味に繊細なテクニックがいくつも登場するので、相当な難易度をほこります。
UNDEADYOASOBI

YOASOBIの新曲『UNDEAD』。
物語シリーズのテーマソングとしてリリースされた作品で、いつものYOASOBIの楽曲よりもエレクトロポップの特色がさらに強調されています。
そんな本作の難しいポイントは、なんといっても激しい音程の上下。
音域の広さも相当なものなのですが、それ以上に地声とファルセットの入れ替わりが難しいポイントです。
相当なピッチコントロールを求められる楽曲なので、しっかりと聴き込んでから挑戦するのが良いでしょう。
オブソミートサツキ

超高音を取り入れた作曲で人気を集めるボカロP、サツキさん。
『メスマライザー』で全国的な人気を集めましたが、ここに来て再びヒットナンバーをドロップしました。
それが新曲であるこちらの『オブソミート』。
前作に引けを取らないレベルの高音が続く作品で、特にサビに関しては圧倒的な高音が登場します。
人間からするとコメカミが痛くなるような相当な高音が延々と続くので、高音パートでの持久力をきたえたい方にオススメです。
ぜひチェックしてみてください。
ROSEHANA

ちゃんみなさんがプロデュースする女性ダンスボーカルグループ、HANA。
K-POPにも勝るとも劣らないパフォーマンスが魅力で、日本の女性アイドルとしてはトップクラスの実力をほこります。
そんな彼女たちのヒット曲『ROSE』は非常に難しい作品です。
力強い中高音やサビでのかすれ気味なファルセット、それに加えて低音のラップなど、とにかく音域と表現が幅広い作品なので、相当な難易度をほこります。
ぜひレパートリーに加えてみてください。