難易度S級!?音域が広い曲まとめ
歌が上手いと言われるための要素はいくつもありますが、その中でも「広い音域を歌える」というのは、音楽の知識がない方にとっては最も分かりやすい指標の1つと言えるでしょう。
今回は音域が広い楽曲のなかでも、特に難しいものをピックアップしました。
単純に高いというだけでなく、高さと低さの両方に着眼して楽曲を選定しています。
また、カラオケで歌えることを前提にしているため、有名なポップスも多数登場します。
ぜひ自分に合った課題曲を見つけて、挑戦してみてください。
難易度S級!?音域が広い曲まとめ(21〜30)
唱Ado

若い世代から最も支持を集めている女性シンガーの1人、Adoさん。
邦楽のボーカリストは、ほとんどが薄く優しく歌う手法を取っていますが、彼女はより難易度の高いシャウトを多く用いた歌い方が特徴ですね。
そんな彼女の作品のなかでも特にオススメしたいのが、こちらの『唱』。
本作は非常に難しい作品で、裏声の使用はもちろんのこと、ハイトーンの地声も求められます。
さらに複数の声色を使い分ける必要もあるため、難易度としては間違いなくSランクに相当するでしょう。
イタズラReiko

フィリピンにルーツを持つアーティスト、REIKOさん。
いまだに下火であるR&Bを盛り上げているアーティストの1人で、純度の高いR&Bを武器にマニアからも一般層からも高い評価を集めています。
そんなREIKOさんの楽曲のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『イタズラ』。
音域の広さはもちろんのこと、地声と裏声を何度も入れ替えるので、そういった部分でも高難易度をほこります。
中盤ではミドルボイスも出てくるので、元の声が高い方か、高音域をシャウトで歌える方は、ぜひ挑戦してみてください。
難易度S級!?音域が広い曲まとめ(31〜40)
太陽が昇らない世界Aimer

『劇場版 鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』の主題歌にもなっているこちらの曲、音域はE3~E5あたりまで使われていて初見で歌うにはかなりレベルが高いと思います。
私も初めて聴いたとき、Aimerさんが英語っぽい歌い方をしていたので「洋楽なのかな?」と思いましたが、しっかり日本語でしたね(笑)。
Aメロは低音部分でフレーズを一つずつ歌っていますが、Bメロあたりからだんだんと感情的になってくる印象です。
高音もたくさん出てきますが、地声で声を張るより裏声の強い歌い方にすると、切なさと力強さが際立って曲の雰囲気に合ってくると思います!
低音~高音部分は、常に眉毛を上げてピッチが安定するように意識して歌ってみてください!
スターマインDa-iCE

突き抜けるような高音が気持ちよいDa-iCEの『スターマイン』。
この曲は、特に「4オークターブの歌声」と称される花村想太さんのパートを歌いこなすのが難しそうです。
また「ガナリ」と呼ばれる喉をならすような歌い方を多用するので、喉を痛めないように気をつけながらこのガナリも取得しておくと原曲のように歌えそうです。
軽くダンスを踊りながら歌えばよりかっこよく見えるので、余裕がある方はYouTubeなどの動画を参考にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
鬼キズ

今回の記事に登場する作品のなかでも、トップクラスの難易度をほこる楽曲としてオススメしたいのが、こちらの『鬼』。
若手ビジュアル系バンドのなかでも、特に実力が高いと言われているキズの最新曲です。
本作の音域は非常に広く、ミックスボイス、ファルセット、ラウドな低音など、ハードロックにおける歌唱テクニックがこれでもかと詰め込まれています。
基礎歌唱力も求められる楽曲なので、本作を見事に歌い上げられるのは人口の0.5%にも満たないでしょう。
瞳の住人L’Arc〜en〜Ciel

歌うのが難しい名曲として、よくランキングに選出されているのが『瞳の住人』です。
こちらは、L’Arc〜en〜Cielが4手掛ける作品。
彼らの楽曲は音域が低く、狭いものが多いイメージですよね。
しかし、こちらでは超高音と超低音ボイスを駆使した歌唱を披露しています。
とくに高音部分は類を見ないレベルなので、出せる人自体少ないのではないでしょうか。
そしてすぐ低音に戻るというのも、難易度が高いとされるゆえんです。
歌えばおどろかれること間違いなしでしょう。
クスシキMrs. GREEN APPLE

Mrs. GREEN APPLEのボーカリスト、大森元貴さんといえばその卓越した歌唱力で知られていますよね。
大ヒットを飛ばしまくっているミセスですからカラオケでの人気も高いのは当然なのですが、実際に歌ってみたら大森さんのように全然歌えない……と絶望された方もきっと多いのでは。
2025年4月に公開された楽曲『クスシキ』も例にもれず、幅広い音域を自在にこなしつつ、リズミカルなパートと伸びやかなパートをシームレスにつないでいくメロディラインを完ぺきに歌い上げるのは非常に難しいと言わざるえませんね。
低音部分もファルセット部分も細やかなビブラートがかかっているのも大森さんの特徴ですし、この曲はリズム取りもかなり難しいため今回のテーマにはぴったりの曲でしょう。