難易度S級!?音域が広い曲まとめ
歌が上手いと言われるための要素はいくつもありますが、その中でも「広い音域を歌える」というのは、音楽の知識がない方にとっては最も分かりやすい指標の1つと言えるでしょう。
今回は音域が広い楽曲のなかでも、特に難しいものをピックアップしました。
単純に高いというだけでなく、高さと低さの両方に着眼して楽曲を選定しています。
また、カラオケで歌えることを前提にしているため、有名なポップスも多数登場します。
ぜひ自分に合った課題曲を見つけて、挑戦してみてください。
難易度S級!?音域が広い曲まとめ(31〜40)
瞳の住人L’Arc〜en〜Ciel

歌うのが難しい名曲として、よくランキングに選出されているのが『瞳の住人』です。
こちらは、L’Arc〜en〜Cielが4手掛ける作品。
彼らの楽曲は音域が低く、狭いものが多いイメージですよね。
しかし、こちらでは超高音と超低音ボイスを駆使した歌唱を披露しています。
とくに高音部分は類を見ないレベルなので、出せる人自体少ないのではないでしょうか。
そしてすぐ低音に戻るというのも、難易度が高いとされるゆえんです。
歌えばおどろかれること間違いなしでしょう。
unravelAdo

凛として時雨のTKさんによる楽曲『unravel』。
2014年にリリースされた作品ですが、2023年にAdoさんがカバーしたことで話題になり、2024年にリバイバルヒットしました。
そんな本作は非常に音域が広い作品として知られています。
本作は高音域のパートが非常に多く、安定したファルセットが求められるのですが、それだけに留まらず、楽曲の途中ではデスボイスに近いスクリームも登場します。
息継ぎも難しい作品なので、高い基礎歌唱力が求められる楽曲と言えるでしょう。
クラクラAdo

Adoさんの新曲『クラクラ』。
2023年の10月にリリースされた作品で、冒頭はKing Gnu、サビはOfficial髭男dismの『ミックスナッツ』のような曲調で、全体を通して非常に華やかな雰囲気にまとめられています。
そんな本作の難しいポイントは、低音の裏声が何度も登場するところ。
それに加えて、サビの終わりはミックスボイスに近い声で歌わなければならないため、高い音域と裏声と地声を高速で切り替える能力が求められます。
誰我為TK from 凛として時雨

全国的な人気を集めるバンド、凛として時雨。
TKさんは凛として時雨のフロントマンを務めているのですが、ソロとしても大きな活躍を収めています。
そんなTKさんの楽曲のなかでも、特に音域が広い難曲としてオススメしたいのが、こちらの『誰我為』。
本作は全体的に高音域にまとめられています。
高音域にまとまっているなら、音域自体はそこまで低くないのでは?
そう思う方も居るかもしれませんが、本作は高音域のピークが非常に高いんですよね。
ホイッスルボイスとまではいきませんが、非常に高音のファルセットが多く登場するので、声の高さや安定感は大いに求められます。
エイリアンズキリンジ

キリンジを代表する楽曲『エイリアンズ』。
日本でもCMなどのメディアで頻繁に取り上げられているので、若い世代でもご存じの方は多いのではないでしょうか?
そんなこの楽曲、アンニュイな雰囲気のため勘違いされがちですが、実は非常に音域が広い楽曲なんです。
特に低音域が難しく、AメロやBメロは終始、低音が続きます。
ただ声が高い人というだけでは歌いこなせないと思うので、低音に自信のある方はぜひチェックしてみてください。
難易度S級!?音域が広い曲まとめ(41〜50)
SubtitleOfficial髭男dism

「タタタ」のような、3連符と呼ばれるリズムをつかむのが大変なOfficial髭男dismの『Subtitle』。
この曲は3連符以外にも難しい要素がたくさんあります。
例えば、フラットを6つ使った「変ト長調」と呼ばれる音階を使っていること。
この音の並びはJ-POPではなかなか使われないので、音程を正確にとるのが難しいはず。
また、AメロからBメロ、サビへの展開が流れるようにつながっているので自分が今どこを歌っているのか見失わないように整理するのも大変そう。
その分、この曲を歌いこなせたら音楽通の人もうなっちゃうはず!
怪獣の花唄Vaundy

10代や20代から絶大な支持を集めているシンガーソングライター、Vaundyさん。
マルチな才能を持っており、キャッチーな曲から高難易度の曲まで幅広く手掛けていますね。
そんな彼の作品のなかでも、特に音域が広い作品としてオススメしたいのが、こちらの『怪獣の花唄』。
サビのファルセットが印象的な作品で、ミドルボイスも多く用います。
サビのファルセットは、喉を締めたブレスが出ないタイプのファルセットで歌うことで、多少は歌いやすくなると思いますが、それでも難易度は高いので、間違いなくSランクと言えるでしょう。