難易度S級!?音域が広い曲まとめ
歌が上手いと言われるための要素はいくつもありますが、その中でも「広い音域を歌える」というのは、音楽の知識がない方にとっては最も分かりやすい指標の1つと言えるでしょう。
今回は音域が広い楽曲のなかでも、特に難しいものをピックアップしました。
単純に高いというだけでなく、高さと低さの両方に着眼して楽曲を選定しています。
また、カラオケで歌えることを前提にしているため、有名なポップスも多数登場します。
ぜひ自分に合った課題曲を見つけて、挑戦してみてください。
難易度S級!?音域が広い曲まとめ(26〜30)
クスシキMrs. GREEN APPLE

Mrs. GREEN APPLEのボーカリスト、大森元貴さんといえばその卓越した歌唱力で知られていますよね。
大ヒットを飛ばしまくっているミセスですからカラオケでの人気も高いのは当然なのですが、実際に歌ってみたら大森さんのように全然歌えない……と絶望された方もきっと多いのでは。
2025年4月に公開された楽曲『クスシキ』も例にもれず、幅広い音域を自在にこなしつつ、リズミカルなパートと伸びやかなパートをシームレスにつないでいくメロディラインを完ぺきに歌い上げるのは非常に難しいと言わざるえませんね。
低音部分もファルセット部分も細やかなビブラートがかかっているのも大森さんの特徴ですし、この曲はリズム取りもかなり難しいため今回のテーマにはぴったりの曲でしょう。
唱Ado

若い世代から最も支持を集めている女性シンガーの1人、Adoさん。
邦楽のボーカリストは、ほとんどが薄く優しく歌う手法を取っていますが、彼女はより難易度の高いシャウトを多く用いた歌い方が特徴ですね。
そんな彼女の作品のなかでも特にオススメしたいのが、こちらの『唱』。
本作は非常に難しい作品で、裏声の使用はもちろんのこと、ハイトーンの地声も求められます。
さらに複数の声色を使い分ける必要もあるため、難易度としては間違いなくSランクに相当するでしょう。
衝動野田愛実

2000年代から活動を続ける女性シンガーソングライター、野田愛実さん。
小学生からアーティストとしてのキャリアを持ち、長年にわたって形成された統一感のあるJ-POPで人気を集めています。
そんな彼女の楽曲のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『衝動』。
低いフレーズはそれほど登場しませんが、高音のフレーズが多く、なかなかに高いファルセットも登場するため、音域が広く、ピッチコントロールも高難度に仕上がっています。
riveriri

スタイリッシュな音楽性で知られる女性R&Bシンガーソングライター、iriさん。
彼女は邦楽の女性シンガーのなかでも、かなり低い声質を持っています。
よく音域が広い楽曲というと高音ボイスの人をイメージするかもしれませんが、低音の声を持ったアーティストの作品は下振れも激しいので、必然的に音域が広くなりがちです。
本作もそういった作品の1つで、高いフレーズに加えて、低いフレーズもしっかりと登場するため、音域でいえばかなり広めの楽曲です。
洋楽の要素も強いため、シンプルに歌い上げるのが困難な作品でもあります。
鬼キズ

今回の記事に登場する作品のなかでも、トップクラスの難易度をほこる楽曲としてオススメしたいのが、こちらの『鬼』。
若手ビジュアル系バンドのなかでも、特に実力が高いと言われているキズの最新曲です。
本作の音域は非常に広く、ミックスボイス、ファルセット、ラウドな低音など、ハードロックにおける歌唱テクニックがこれでもかと詰め込まれています。
基礎歌唱力も求められる楽曲なので、本作を見事に歌い上げられるのは人口の0.5%にも満たないでしょう。