難易度S級!?音域が広い曲まとめ
歌が上手いと言われるための要素はいくつもありますが、その中でも「広い音域を歌える」というのは、音楽の知識がない方にとっては最も分かりやすい指標の1つと言えるでしょう。
今回は音域が広い楽曲のなかでも、特に難しいものをピックアップしました。
単純に高いというだけでなく、高さと低さの両方に着眼して楽曲を選定しています。
また、カラオケで歌えることを前提にしているため、有名なポップスも多数登場します。
ぜひ自分に合った課題曲を見つけて、挑戦してみてください。
難易度S級!?音域が広い曲まとめ(31〜40)
不可幸力Vaundy

2020年1月22日に配信限定でリリースされた曲で、まさに「Vaundyじゃなきゃ歌えない!」という印象です!
曲は、前半の落ち着いている部分、後半の高音でしっかり聴かせる部分でざっくり分けていいかなと思います。
音域もとっても広くA#2~C5です。
前半のラップ部分は脱力感がとてもカギですね。
クールに歌うけどボソボソ声にならないように、しっかり言葉を拾いましょう。
後半のサビから始まる高音は、しっかり表情筋を上げて準備してから遠くに向かって思いっきり声を出してください!
高音が続くので瞬発力という勢いが大事です。
ここの部分が決まると歌っている側も聴いている側もとっても気持ちいいですね!
Vaundyは難しい曲が多いので練習のし甲斐があると思います。
ぜひ挑戦してみてください!
SubtitleOfficial髭男dism

「タタタ」のような、3連符と呼ばれるリズムをつかむのが大変なOfficial髭男dismの『Subtitle』。
この曲は3連符以外にも難しい要素がたくさんあります。
例えば、フラットを6つ使った「変ト長調」と呼ばれる音階を使っていること。
この音の並びはJ-POPではなかなか使われないので、音程を正確にとるのが難しいはず。
また、AメロからBメロ、サビへの展開が流れるようにつながっているので自分が今どこを歌っているのか見失わないように整理するのも大変そう。
その分、この曲を歌いこなせたら音楽通の人もうなっちゃうはず!
誰我為TK from 凛として時雨

全国的な人気を集めるバンド、凛として時雨。
TKさんは凛として時雨のフロントマンを務めているのですが、ソロとしても大きな活躍を収めています。
そんなTKさんの楽曲のなかでも、特に音域が広い難曲としてオススメしたいのが、こちらの『誰我為』。
本作は全体的に高音域にまとめられています。
高音域にまとまっているなら、音域自体はそこまで低くないのでは?
そう思う方も居るかもしれませんが、本作は高音域のピークが非常に高いんですよね。
ホイッスルボイスとまではいきませんが、非常に高音のファルセットが多く登場するので、声の高さや安定感は大いに求められます。
群青YOASOBI

心の内側の本心を引き出してくれる応援歌の『群青』。
YOASOBIならではのはかないメロディーと不安な気持ちに寄りそってくれる歌詞がマッチしていて、幅広い人に支持されているミディアムポップチューンです。
ボーカロイドから影響を受けた自由度の高い楽曲を、正確無比に歌いこなすことでも定評のあるikuraさんのボーカル。
YOASOBIの楽曲の中では比較的ゆったりしたテンポにも感じられますが、音域が広く難しくなっています。
終盤にも転調してキーが上がるんですよね。
裏声の使い方だったり息の流れをコントロールするのも大変ですが、一つひとつの言葉をかみしめるように歌いたいですね。
声の高い方はぜひ挑戦してみてください!
偽愛とハイボールLET ME KNOW

今、韓国で人気を集めているバンド、LET ME KNOW。
インディーロックにニューウェーブをミックスした曲調が特徴で、本国である日本のみならず、韓国、台湾、香港といった都市でも知られています。
そんな彼らの楽曲のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『偽愛とハイボール』。
中高音が目立つ本作ですが、サビではしっかりとファルセットも登場します。
音域がめちゃくちゃに広いわけではありませんが、ロングトーンがやたらと多いので、ファルセット部分で息が切れてしまう可能性もあります。
そういった部分を考慮すれば、間違いなく難しい楽曲と言えるでしょう。
難易度S級!?音域が広い曲まとめ(41〜50)
白日King Gnu

今、日本で最も人気なバンドの1つ、King Gnu。
分かりやすくオシャレなサウンドは多くの若い世代から人気を集めていますね。
そんな彼らの楽曲のなかで、音域が広い曲といえば、多くの方がこちらの『白日』をイメージするのではないでしょうか?
正直に行って、めちゃくちゃ音域が広い作品というよりは、高音が少しだけ難しいぐらいの作品です。
ただカラオケで歌えば確実に盛り上がるので、今回、ピックアップさせていただきました。
ファルセットの音圧を意識すれば、よりうまく聴こえるので、ぜひ参考にしてみてください。
unravelAdo

凛として時雨のTKさんによる楽曲『unravel』。
2014年にリリースされた作品ですが、2023年にAdoさんがカバーしたことで話題になり、2024年にリバイバルヒットしました。
そんな本作は非常に音域が広い作品として知られています。
本作は高音域のパートが非常に多く、安定したファルセットが求められるのですが、それだけに留まらず、楽曲の途中ではデスボイスに近いスクリームも登場します。
息継ぎも難しい作品なので、高い基礎歌唱力が求められる楽曲と言えるでしょう。