難易度S級!?音域が広い曲まとめ
歌が上手いと言われるための要素はいくつもありますが、その中でも「広い音域を歌える」というのは、音楽の知識がない方にとっては最も分かりやすい指標の1つと言えるでしょう。
今回は音域が広い楽曲のなかでも、特に難しいものをピックアップしました。
単純に高いというだけでなく、高さと低さの両方に着眼して楽曲を選定しています。
また、カラオケで歌えることを前提にしているため、有名なポップスも多数登場します。
ぜひ自分に合った課題曲を見つけて、挑戦してみてください。
難易度S級!?音域が広い曲まとめ(1〜10)
クズリ念ずっと真夜中でいいのに。

ずっと真夜中でいいのにの新曲『クズリ念』。
幅広い音楽性でシーンを湧かせる彼女たちですが、本作はその中でもエモさに着目した音楽性が特徴。
一聴した限りでは、やや穏やかな雰囲気を感じるかもしれませんが、本作の音域は意外にも広く、高めのファルセットが何度も登場します。
加えて、中高音から構成されている楽曲なので、喉の持久力も求められます。
こういった楽曲を歌う際に頭痛がする方は、アゴを引いた状態で歌ってみましょう。
ロックスターAdo

若者から絶大な支持を集める女性シンガー、Adoさん。
高い歌唱力を持っており、毎度、出す曲のほとんどが非常に高い難易度をほこりますよね。
そんなAdoさんの新曲であるこちらの『ロックスター』は、力強さと繊細なピッチコントロールが求められる非常に難しい作品です。
ファルセットはひかえめではありますが、地声の高音フレーズがやたらと多く、おまけにシャウトも連続して登場するため、間違いなくS級の難易度と言えるでしょう。
死ぬのがいいわ藤井風

藤井風さんの名曲『死ぬのがいいわ』。
TikTokなどでバイラルヒットも記録し、日本はもちろんのこと、世界的な注目を集めた楽曲です。
そんな本作は音域が非常に広い作品です。
音域が広い作品というと、主に高音域を指しますが、本作はその逆。
低音域が非常に広い作品で、女性ではなかなか厳しいレベルで低音が続きます。
加えて、ラストに差し掛かるとオクターブを上げたボーカルラインになるので、声に力強さも必要です。
ぜひレパートリーに加えてみてください。
難易度S級!?音域が広い曲まとめ(11〜20)
Watch me!YOASOBI

若者から絶大な人気を集める音楽ユニット、YOASOBI。
彼女たちの楽曲はポップさに隠れて非常に高い難易度をほこることが多いのですが、新曲であるこちらの『Watch me!』でも難易度の高さがうかがえます。
ポップな音色にまとまった本作ですが、音域はなかなかに広く、サビでは急激な音程の上下が連続します。
サビ以外のフレーズも基本的に音程の上下が激しいため、ピッチを合わせつつ高音を維持するという基礎歌唱力が求められる作品と言えるでしょう。
微熱魔ずっと真夜中でいいのに。

キャッチーな作風で10代女性から絶大な人気を集めるバンド、ずっと真夜中でいいのに。こちらの『微熱魔』は彼女たちの新曲です。
音域の広さはそれなりに広いといった感じなのですが、本作の難しさは別のところにあります。
本作の高音フレーズは大半がウィスパーボイスという吐息を混ぜた発声で歌われています。
瞬間的に出す分には問題ありませんが、ずっとウィスパーボイスで歌うには、横隔膜のコントロールがかなり求められるので、全体的に難易度の高い楽曲と言えるでしょう。
消えちゃう前にCö shu Nie

ハイセンスな音楽性で注目を集めるバンド、Cö shu Nie。
読み方はコシュニエです。
最近、注目を集めだしている彼女たちの楽曲のなかで、特に音域が広い作品としてオススメしたいのが、こちらの『消えちゃう前に』。
本作は中音~高音域にまとめられた作品で、どちらかというと柔らかいボーカルを主体としています。
ただ結構な高音のファルセットが何度も登場するため、素人からすると原曲のような柔らかさを維持しながらファルセットを歌い上げるのは相当な難易度をほこります。
一難Penthouse

ツインボーカルを採用した6人組バンド、Penthouse。
シティソウルという独自のジャンルを築き上げており、その卓説した音楽性から業界でも高い評価を集めています。
そんな彼らの楽曲のなかでも、特に難しい作品としてオススメしたいのが、こちらの『一難』。
いわゆる丸サ進行の楽曲で、全体を通してジャジーな雰囲気に仕上げられています。
ファルセットはもちろんのこと、意外に低音が多いので、あまりに難しいと感じる方は男女デュエットで歌ってみると良いでしょう。