冬の切ない名曲。寒い冬の心に染みるウィンターソング
「寒くなってくると、なぜだかさみしい気持ちになる」そんな瞬間はありませんか?
人肌恋しくなったり、いつも以上に恋人と会いたくなったり、そんな経験があなたにもあると思います。
この記事では、そんな冬のシーンに恋しくなる切ない曲を紹介しています。
大切な人を思い出したり、会えない恋人を思ったり……そんな切ない冬ソングを聴いてみませんか?
思わず共感が深まる切ない歌を新曲から定番までピックアップしました。
ぜひ冬のおともに聴いてください。
冬の切ない名曲。寒い冬の心に染みるウィンターソング(1〜20)
マフラー羊文学

くぐもったギターの音色で始まるこの曲は、羊文学らしい陰影のある世界観が美しいナンバー。
シューゲイザーやドリームポップのような浮遊感が、幻想的な冬の風景を思わせます。
「彼女、彼、僕ら、君」といった登場人物が織りなす随筆のようなリリックと、穏やかで良質なメロディーが重なり、ふわりと冬の世界に連れて行ってくれますよね。
冬鳥のような彼、マフラーの毛糸のようにつながる人間関係、そしてすべては夢。
終わるのがちょっと切ない、一つの美しい物語を読んだ後のような余韻が残るウィンターソングです。
WhiteSHE’S

好きな人思いながら聴いてほしい、冬の感動ソングです。
ピアノロックバンド、SHE’Sが2017年に発売したアルバム『Wandering』に収録されています。
好きな人との日常が当たり前になると見失いがちな大切な気持ちが描かれていて、切ないメロディの静かなバラードなのに、聴き終わる頃には不思議と幸せな気持ちに包まれてしまいます。
恋人がいる方が聴けば、彼女や彼氏に今すぐ会いたくなってしまうかも。
冬にオススメの、非常に心が温まるラブソングです。
クリスマスイブ優里

冬の切なさを優しく包み込む1曲。
優里さんが2022年11月にリリースした初のクリスマスソングです。
失われた愛と孤独感をクリスマスイブに重ね合わせた歌詞が心に染みます。
キャンドルの光が消えていくような切ない心情が繊細に描かれています。
エリザベス宮地監督が手掛けたミュージックビデオは女優の南沙良さんが主演しており、ステキな表情もまた感情移入を深めてくれることでしょう。
寒い冬の夜、過去の恋を思い出したくなったときにぴったりの曲。
心に秘めた思いを静かに振り返るのにおすすめです。
ホットミルクにしな

冬の夜長に聴いてほしいのが『ホットミルク』です。
こちらはシンガソングライターのにしなさんが、ドラマ『恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK』の第1話のテーマソングとして手掛けた1曲。
長い夜に1人で元恋人を思う様子が描かれています。
かなり切ない内容ですが、にしなさんの優しい歌声のおかげで、聴くと心が温まりそうです。
それから、曲のラストに主人公がどんな結論に至るのかにも注目してみてほしいと思います。
Merry Christmas Mr. Lawrence坂本龍一

東洋と西洋の音楽的要素が見事に融合した名曲が、坂本龍一さんの手によって1983年に生み出された映画音楽で、英国アカデミー賞音楽賞を獲得した傑作です。
優美なペンタトニック・スケールの旋律に、シンセサイザーとグラスハープの繊細な音色が溶け込み、穏やかな心の広がりをもたらしてくれます。
本作はピアノソロによるアルバム『コーダ』として再編曲され、映画『戦場のメリークリスマス』のサウンドトラックとしても各国で高い評価を受けました。
宇多田ヒカルさんやサラ・ブライトマンさんなど、多くのアーティストに愛され続けているこの珠玉の作品は、静かな夜のリラックスタイムや、心を落ち着かせたい時の癒やしのBGMとして、心に染み入る深い感動を与えてくれることでしょう。