良い曲の条件というのは聴く人によってさまざまですが、曲の入口でもある「イントロ」でどれほどリスナーを引き込んでくれるのかといったことに注目されている音楽好きの方は、実は多いのではないでしょうか。
往年の名曲たちを思い浮かべてみると、印象的なイントロのフレーズが最初に頭に浮かんできたりしますよね。
こちらの記事では、そんな聴く人の心をつかむ洋楽の名イントロをまとめて紹介しています。
こういった趣旨の記事は往年の名曲ばかりに注目してしまいがちですが、前半にはジャンルを問わず近年リリースされた楽曲を中心にピックアップ、後半以降にクラシックな名曲も紹介していますから、幅広い世代に楽しんでいただけますよ!
【心を掴まれる】イントロがカッコイイ洋楽まとめ【2025】(1〜10)
ComplicatedAvril Lavigne

10代で発表したデビューアルバムが世界中で2000万枚を売り上げ、その鮮烈なデビュー以降も世界中のリスナーに支持されているカナダ出身のシンガーソングライター、アヴリル・ラヴィーンさんの楽曲。
2002年6月にリリースされたデビューアルバム『Let Go』からのリードシングルで、自分らしさを失わずに生きることの大切さを訴える歌詞は、若者を中心に多くの人々の共感を呼びました。
友人同士で盛り上がりたい時や、自分自身と向き合いたい時におすすめの1曲です。
RunawayBon Jovi

アメリカのロックシーンに大きな足跡を残したボン・ジョヴィのナンバー。
オールドスクールな匂いが漂うシンセサイザーのイントロから始まるこの楽曲は、疾走感のあるリズムに乗せたアレンジがテンションを上げてくれますよね。
1984年1月にリリースされた本作は、バンドの名を世界中に知らしめる契機となりました。
哀愁を感じさせながらもキャッチーなメロディーは、まさにボン・ジョヴィらしさが全開ですよね。
ロックファンであれば絶対に押さえておきたい、不朽の名曲です。
BelieverImagine Dragons

良いイントロの条件とはなんでしょうか?
筆者はどんなに短くても、一瞬で楽曲に引き込んでしまうインパクトだと思います。
世界的なオルタナティブ・ロックバンドとして知られているイマジン・ドラゴンズの『Believer』は、そういった意味で最高のイントロといえる楽曲です。
この楽曲はアスリートをテーマに作られているのですが、イントロのバスドラムがストイックな雰囲気を完璧に演出していますよね。
圧力がすごい楽曲が好きな方は要チェックの作品です!
Same Ol’The Heavy

イントロでリスナーを引き込む洋楽の名曲といえば、イギリス出身のザ・ヘヴィーの楽曲を外せません。
2012年8月にリリースされたアルバム『The Glorious Dead』に収録された本作は、ファンク、ソウル、ヒップホップ、そしてグリッティーなロックが融合した彼ららしい一曲です。
日本ではペプシコーラCMの桃太郎編で起用されていたことから、知っている方も多いかもしれませんね。
重厚なアンサンブルが心を震わせる、洋楽の隠れた名曲です。
Where The Rain GrowsHelloween

ドイツ出身のパワーメタルバンド、ハロウィンの楽曲です。
ソリッドなギターリフとキャッチーなメロディーが印象的なこの曲は、1994年にリリースされたシングルに収録されています。
アンディ・デリスさんのパワフルなボーカルと、ツインギターによる技巧的な演奏が聴きどころですね。
メンバーチェンジ後の新たな出発点となった名盤『Master of the Rings』からの1曲で、奥行きのあるイントロのギターリフは、まさに新たなハロウィンへの期待感を高めました。
疾走感あふれるサウンドを求めているリスナーにおすすめのナンバーです。
Immigrant SongLed Zeppelin

単にハードロックの名曲というだけでなく、ロックの歴史においても重要な位置を占める楽曲です。
日本では『移民の歌』という邦題でも知られており、シンプルながらも強烈にカッコいいギター・リフと雄たけびのようなハイトーン・ボーカルで始まるイントロは、ロックに興味がない方でも一度は耳にしたことがあるはず。
リフに呼応したバスドラで、独特のグルーヴを生み出しているジョン・ボーナムのプレイにもぜひ注目してみてください!
Eat The RichAerosmith

ロックの殿堂入りもしているアメリカ出身の5人組ロックバンド、エアロスミス。
1993年リリースのアルバム『Get a Grip』に収録されている楽曲は、社会的不平等や富裕層の過剰なライフスタイルを風刺した内容となっています。
イントロのギターリフは、一度聴いたら忘れられないインパクトがありますよね。
本作は、「ホンダ・インテグラ」のCMソングとしても起用されました。
リリース当時のギターキッズがコピーしたであろう、不朽のロックチューンです。