【心を掴まれる】イントロがカッコイイ洋楽まとめ【2025】
良い曲の条件というのは聴く人によってさまざまですが、曲の入口でもある「イントロ」でどれほどリスナーを引き込んでくれるのかといったことに注目されている音楽好きの方は、実は多いのではないでしょうか。
往年の名曲たちを思い浮かべてみると、印象的なイントロのフレーズが最初に頭に浮かんできたりしますよね。
こちらの記事では、そんな聴く人の心をつかむ洋楽の名イントロをまとめて紹介しています。
こういった趣旨の記事は往年の名曲ばかりに注目してしまいがちですが、前半にはジャンルを問わず近年リリースされた楽曲を中心にピックアップ、後半以降にクラシックな名曲も紹介していますから、幅広い世代に楽しんでいただけますよ!
【心を掴まれる】イントロがカッコイイ洋楽まとめ【2025】(71〜80)
GOSSIP (ft. Tom Morello)Måneskin

大胆かつ魅惑的なギターリフで幕を開ける『GOSSIP』は、マネスキンとトム・モレロのコラボレーションにより生み出された傑作です。
イタリアが誇るロックバンドの力強いサウンドに、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの伝説的ギタリストの存在感が加わり、重厚感のある楽曲に仕上がっています。
リフの捻りの効いたフレーズやダイナミックな展開は、聴く者を一気に引き込む強烈なインパクトがあります。
本作は、虚飾に満ちた現代社会への痛烈な批判がテーマとなっています。
「嘘の街」や「サーカス」など比喩表現を通して、真実を覆い隠す表面的な価値観を風刺しつつ、心の奥底に眠る本当の自分を見失わないように呼びかけるメッセージ性の高い作品です。
アルバム『RUSH!』からのシングルカットであり、バンドの進化を感じさせる意欲作と言えるでしょう。
ロックが好きな方はもちろん、刺激的な音楽を求める全ての人にオススメの1曲です。
Galway GirlEd Sheeran

2010年代以降、世界中で最も売れているシンガーソングライターといっても過言ではない、エド・シーランが2017年にリリースして大ヒットを記録したシングルです。
アイルランドで出会った女性との恋物語を描いた楽曲で、フィドルを使ったアイリッシュらしいアレンジを盛り込んでいるセンスはさすがですよね。
もちろん、エドらしい良質なメロディがあるからこそ、アコギのバッキングでサビを歌い始めるイントロという王道の展開も、チープにならずに済んでいるのです。
Song 2Blur

デイヴ・ロウントゥリーとグレアム・コクソンによるツイン・ドラムの乾いた音色に導かれ、グレアム・コクソンのシンプルなギター、斜に構えたデーモン・アルバーンの「Woo-hoo」だけでアメリカを黙らせてしまったブラーの名曲です。
いわゆるブリットポップのブームが終わりを迎えた1997年、アメリカでなかなか売れなかったブラーがようやくブレイクを果たすきっかけとなった楽曲でもあります。
当時はグランジ、オルタナもどきといった批判もありましたが、今となっては彼らの代表曲として長らく愛されるようになりましたね。
I’m Not A VampireFalling In Reverse

ラスベガスで結成されたロックバンド、フォーリング・イン・リヴァース。
ポストハードコアや、ポップパンクを主体とした音楽性ですが、最近はエモやゴシックな作品にも挑戦しています。
こちらの『I’m Not A Vampire』はタイトルからも分かるようにゴシックなサウンドを全面に打ち出しています。
イントロはシンプルなピアノなのですが、クラシックを感じさせる重いサウンドに仕上げられています。
ゴシック・メタルが好きな方は、ぜひチェックしてみてください。
Paper MacheteQueens of the Stone Age

アメリカのロックバンド、クイーンズ・オブ・ザ・ストーンエイジの新曲は、人間関係の複雑さと自己認識をテーマにした骨太な一曲。
C#マイナーのキーで奏でられるイントロのリフは、バンドお得意のパワフルなサウンドを予感させます。
コーラスやインタールードでは、突如としてAメジャーへと転調。
5度のコードとオクターブを効果的に用いた、耳を引き付ける展開が印象的です。
アルバム『In Times New Roman…』からのラストシングルとして今年6月にリリース。
前作から6年ぶりとなる本作では、ジョシュ・オム自身の辛い経験が反映されているとのこと。
裏切りや自己正当化への怒りを、「紙のマチェーテ」という比喩で痛烈に風刺しています。
人間関係に翻弄される全ての人に、ぜひ聴いてほしい曲です。
Te Amo CorazónPrince

いくつもの音楽ジャンルを取り入れた、独自の音楽性で世界中のコアなリスナーから非常に高い評価を受けました。
2016年に亡くなってしまったものの、いまだに多くのアーティストたちに影響を与えている、まさにアーティスト・トゥ・アーティストと呼べる天才です。
そんな彼の名曲である、こちらの『Te Amo Corazón』は2006年にリリースされたアルバム『3121』からリード・シングルとしてリリースされました。
イントロはおしゃれで大人な雰囲気をただよわせた、ラテンのテイストが印象的なものに仕上げられています。
HumanRag’n’Bone Man

ラッパーでありながら、非常に高い歌唱力を持つことで知られている、イギリス出身のアーティスト、ラグ・アンド・ボーン・マンさん。
非常に太く低い声質をしており、ボーカルにはソウル・ミュージックのエッセンスが感じられます。
こちらの『Human』は、そんな彼のボーカルが味わえる作品で、2016年にリリースされ、いくつもの音楽賞を受賞しました。
イントロは静かな立ち上がりで、非常にしぶい雰囲気にまとめられています。
ぜひチェックしてみてください。