この記事では、「E」から始まるタイトルの洋楽を一挙に紹介していきますね!
普段、特定の頭文字で始まる曲ばかりを聴くということはあまりないかもしれませんが、だからこそやってみるとこれまで知らなかった曲に出会えたり、新たな発見をしたりするかもしれません。
ちなみに、「E」で始まる英単語というと「Every〜〜」や「Easy」、「Each」など、曲名に使われていそうな単語がたくさんあります。
とくに洋楽が好きという方であれば、すでに何曲か思い浮かんでいるかもしれませんね。
それでは新たな曲との出会いにも期待しつつ、楽しみながら記事をご覧ください。
「E」から始まるタイトルの洋楽まとめ(1〜10)
Everybody’s StalkingNEW!Badly Drawn Boy

柔らかなアコースティックサウンドとは裏腹に、誰もが誰かを監視しているかのような不穏な視点を描く、イングランド出身のバッドリー・ドローン・ボーイさんの楽曲です。
本作が収録された名盤『The Hour of Bewilderbeast』は、2000年6月に公開され、その年のマーキュリー賞を受賞した実力派のデビュー作。
穏やかな歌声とチェンバー・ポップ風の美しいアレンジが、かえって執着心の持つ静かな狂気を際立たせているかのようです。
直接的なストーキングだけでなく、ついSNSで誰かの動向を追ってしまう現代人の心の内を言い当てているようにも感じられます。
人間関係の複雑さに思いを馳せたい夜に、この曲の持つ不思議な浮遊感に浸ってみるのも良いかもしれませんね。
El Condor PasaNEW!Esther Ofarim

透き通るような歌声と異国情緒あふれるメロディーが魅力的な、イスラエル出身のシンガー、エステル・オファリムさん。
フォークやポップスを軸に、1960年代からデュオ「エステル & アビ・オファリム」として欧州を中心に活動し、絶大な人気を博しました。
ビー・ジーズが提供した『Morning of My Life』や、ユニークなデュエット曲『Cinderella Rockefella』は当時の大ヒット作です。
後者は1968年、英国シングルチャートで1位を3週間も維持し、イスラエル出身歌手として唯一の快挙となりました。
1966年にドイツで最優秀女性歌手に選出されたことからも、その実力と人気ぶりがうかがえます。
世界各国の音楽を取り入れた彼女の歌声は、60年代のヨーロピアンポップスが好きな方のライブラリに新たな彩りを添えてくれるでしょう。
EverybodyNEW!Joan Shelley

静謐なフォークサウンドで批評家から高い評価を得ている、ケンタッキー州ルイビル出身のシンガーソングライター、ジョーン・シェリーさんの一曲です。
人と人が直接触れ合うことで生まれる本物のぬくもりや、他者への深い思いやりをテーマに描いた作品となっています。
繊細なアコースティックギターの音色と、心にそっと寄り添うサックスの響きが、まるで寒い日に暖炉のそばで語り合うような安心感を与えてくれます。
本作は2025年9月リリースのアルバム『Real Warmth』からの楽曲で、Uncut誌で2022年の年間ベスト2に選ばれた名盤『The Spur』に続く待望の作品です。
人とのつながりが恋しくなった夜、この温かい音色に耳を傾けると、忘れかけていた大切な感情を思い出せるかもしれませんね。
Ego Death At A Bachelorette PartyNEW!Hayley Williams

世界的人気バンド、パラモアのフロントパーソンとして知られるアメリカのヘイリー・ウィリアムスさんによる、深く内省的な楽曲です。
2025年7月にサプライズで公開された17曲からなるソロプロジェクトの一環で、本作は独身最後のパーティーを舞台に「自我の死」というシリアスなテーマを探求しています。
地元ナッシュビルの音楽文化への複雑な感情をのぞかせるなど、聴き応えは抜群。
MVには2023年に銃規制を訴え大きな注目を集めたジャスティン・ジョーンズ議員も登場します。
ただ楽しいだけの音楽では物足りない、そんなあなたの心に深く刺さるはず。
自分自身と向き合いたい静かな夜に、じっくり耳を傾けてみませんか?
EliminatorNEW!I See Stars

歪んだギターと鋭いシンセサイザーが火花を散らす、攻撃的でダンサブルなナンバーは、エレクトロニックコアの先駆者であるアメリカのバンド、アイシー・スターズによる作品です。
痛みを通じて声を得たという再生の物語が、切なさと力強さの入り混じるボーカルで歌い上げられています。
グリッチやノイズがサイケデリックなムードを醸し出すビジュアライザーも、その世界観を加速させていますよね。
本作が収録されるアルバム『THE WHEEL』は実に9年ぶりのスタジオ作品で、バンドの歩みを凝縮した一枚なのだとか。
逆境に立ち向かう活力が欲しい時、アドレナリン全開になりたい時にぴったりの楽曲です!