【2025】歌詞に注目!~夏にオススメの洋楽、夏ソング
夏になれば聴きたくなる曲、というのは音楽大好きな方々には自分だけのストックがあるものですよね。
もちろん、今年のヒット曲の中からこの曲は夏曲として聴きたいな、と今から楽しみにしている方もいらっしゃることでしょう。
本稿は洋楽ファンにオススメの夏曲をまとめた記事となりますが、今回は「歌詞」に注目した楽曲をリサーチしています!
夏らしい情熱的で、時に官能的なラブソングであったり、悲痛な失恋であったり、元気をもらえるメッセージソングであったり、ストレートに夏を楽しむものであったり……最新のヒット曲や近年の人気曲を中心として、往年の名曲も含めてさまざまなタイプの曲を年代を問わず集めてみました。
【2025】歌詞に注目!~夏にオススメの洋楽、夏ソング(91〜100)
Summer Of ’69Bryan Adams

ブライアン・アダムスさんが1984年にリリースしたアルバム『Reckless』収録曲の1つ、恋の季節を歌ったこの夏の名曲。
ティーンの頃の淡い恋や、バンド活動の思い出を懐かしむような、キャッチーなメロディと印象的な歌詞が魅力です。
1985年にはBillboard Hot 100で5位を記録し、以降カナダのラジオでの再生回数や受賞歴も数多く、カナダの夏の風物詩ともいえる1曲。
デートで車を走らせたり、仲間と語り合ったりといった、ちょっぴり甘酸っぱい思春期の日々を思い起こさせてくれます。
Summer FriendsChance The Rapper

グラミー賞受賞など輝かしい経歴を持つチャンス・ザ・ラッパーさん。
彼が歌う『Summer Friends』も見逃せません。
こちらはチャンス・ザ・ラッパーさんの実体験を元に書き下ろされた1曲で、シカゴで起こった悲しいできごと、それによってなくなってしまった友人へのおもいが歌われています。
物語を追体験する感覚で聴くもよし、夏のシカゴの雰囲気を味わうもよしです。
それから、巧みなフロウにも注目してほしいと思います。
Good TimesChic

夏で遊びに行きたいけれど、元気が出ない。
そんな時にオススメの曲が『Good Times』です。
こちらの曲には、タイトルの通り、どうせなら楽しい時間を過ごそうという、ポジティブなメッセージが込められています。
歌っているのはアメリカのロックバンド、シック。
現在は、ナイルロジャース&シックにバンド名を改めたので、そちらで覚えている方もいるかもしれませんね。
実は『Good Times』は、Hip Hopで最もサンプリングされた楽曲でもあるんですよ。
SummertimeDJ Jazzy Jeff & The Fresh Prince

DJ Jazzy Jeff & The Fresh Princeのお二人が生み出した『Homebase』に収録された楽曲は、夏の日差しを感じるリラックスしたトラックに仕上がっているんですよね。
聴いているだけでフィラデルフィアの街角に立っているような感覚になれて、まるで自分も学校が終わって夏休みを迎えたみたいな気分になれるんです。
バスケットボールをしたりバーベキューをしたりしながら、外で思いっきり遊ぶ子供たちの姿が目に浮かぶようですし、友人や大切な人と公園で過ごす時間の楽しさ、かけがえのなさがストレートに伝わってきます。
1991年の発表当時から長年愛され続けている本作は、夏の喜びや温かな思い出を、老若男女問わずあらゆる世代の人々と共有できる曲。
心躍るメロディに乗せてラップされる言葉は、きっと夏を経験したすべての人の心に響くはずです。
日々の喧騒を忘れ、思い切りリラックスしたい時にぜひ聴いていただきたい、まさに夏にぴったりの一曲だと思います。
The Boys Of SummerDon Henley

ドン・ヘンリーさんの『The Boys Of Summer』は、夏の終わりとともに過ぎ去った恋の思い出を歌った名曲。
懐かしさと切なさが入り混じるメロディに乗せて、かつての恋人への変わらぬ想いを歌います。
80年代のアメリカの風景を切り取った歌詞は、時代とともに移ろう価値観の変化を象徴的に表現。
誰もが経験する「若さ」の喪失をテーマに、聴く人の心に強く訴えかける一曲です。
失われた夏を惜しむように歌うヘンリーさんの歌声は、どこか甘美な郷愁を感じさせてくれますね。
ドライブで流したくなる、夏の終わりにぴったりの名バラードです。
Levitating Featuring DaBabyDua Lipa

モデルとシンガーソングライターの二役をこなすデュア・リパさん。
イギリスのシンガーらしい、低音の聴いた個性的な歌声で世界中の女性ボーカリストファンをとりこにしています。
そんな彼女の代表曲『Levitating』は、真夏に聴きたくなる軽快なファンクナンバーです。
好きな人との恋を「宇宙を旅している」という世界観でロマンティックに歌っている1曲です!
楽しく過ごせる友達や恋人と、夏の思い出を作るのにぴったりですね。
Summer GirlHaim

カリフォルニアはロサンゼルスの太陽が生んだ三姉妹バンド、ハイム。
ハウスバンドで鍛え上げた演奏テクニックと、ルーツ・ミュージックから現代的なR&Bやインディロックまでを網羅する優れた音楽性で世界的な人気を誇る彼女たちですが、2022年7月に日本でも公開となったポール・トーマス・アンダーソン監督作品『リコリス・ピザ』をご覧になられた方の間で話題を集めているのです。
実は、主演を務めたアラナ・ハイムさんがハイムのメンバーにして三姉妹の次女なのですね。
そんなハイムが2019年にリリースしたヒット曲『Summer Girl』のMVを手掛けたのもアンダーソン監督で、LAの街をひたすら歩く三姉妹の姿に、映画を鑑賞済みの方であればまた違った楽しみ方ができるのではないでしょうか。
そんな名曲『Summer Girl』は、覚えやすいメロディとレイドバックしたメロウなサウンドで夏の夕暮れ時にもぴったりのナンバーですが、実はメンバーのリード・ボーカルを務めるダニエル・ハイムさんのパートナーがガンであることが発覚したことがきっかけで作られた楽曲で、大切な人に対する希望となるような歌詞が静かな感動を生み出します。