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【洋楽】疾走感も切なさも!オススメのメロコア・バンド【2025】

2020年代の今、メロコアという音楽ジャンルを耳にして皆さんはどのようなイメージを浮かべますか?

おそらく、世代によって浮かべるバンドも音も違ってくるかもしれませんね。

メロコア全盛期の90年代、ポップパンクや青春パンクなどが人気を博した00年代初頭、2010年代中盤以降のポップパンク・リバイバル……鳴らす音はバンドによってさまざまだったりします。

本稿では、その名の通りメロディックなハードコア、メロディック・ハードコアの略称として日本では定着した感のあるメロコアを中心として、派生とも言えるポップパンク系にも目を向けて、ベテランから2020年代の今注目を集める若手も含めて選出してみました!

【洋楽】疾走感も切なさも!オススメのメロコア・バンド【2025】(101〜120)

TimeDevil Sold His Soul

DEVIL SOLD HIS SOUL – Time (Official Music Video – Basick Records)
TimeDevil Sold His Soul

イングランドのメタルコアバンド、デビル・ソールド・ヒズ・ソウル。

彼らの楽曲の特徴はアンビエント的な広がりを感じさせるサウンドで、こちらの楽曲『Time』もメタルコア・バラードといったような美しいメロデイとシャウトが聴けるナンバーです。

とにかくシンセサイザーやストリングスのように伸びやかなギターに激しいサウンド、歪んでいるのになぜだか美しい、彼らの持ち味を存分に感じられるナンバーです。

疾走感を感じられるビートも登場し、よりこの曲のドラマチックを加速させています。

BleedingIgnite

IGNITE – Bleeding (OFFICIAL VIDEO)
BleedingIgnite

1993年にカリフォルニア州オレンジ郡で結成されたアメリカのメロディック・ハードコアバンド、イグナイト。

攻撃的でありながらメロディアスなロックサウンドを武器に、社会的・政治的メッセージを発信し続けています。

1995年のデビューアルバム『Call On My Brothers』から2006年の『Our Darkest Days』まで、トライアンファントなフックと力強いボーカルが光る名盤の数々。

環境問題や移民問題など、現代社会の問題を歌詞に織り込んだ『A War Against You』など、共感を呼び起こす音楽性は必聴。

25年以上世界中でツアーを重ね、多くのファンを獲得してきた実力派バンドです。

Thirty Four SecondsKilling the Dream

カリフォルニア州サクラメントを拠点とするキリング・ザ・ドリーム。

彼らの音楽は、ハードコア・パンク、メタルコア、エモが融合した激しくも切ないサウンドが特徴です。

2002年の結成から、『In Place, Apart』(2005年)、『Fractures』(2008年)、そして代表作『Thirty Four Seconds』(2009年)と着実に人気を拡大。

パワフルでエモーショナルなボーカル、複雑なリフとメロディックなギター、重厚なベースにエネルギッシュなドラミングが生み出す独自のスタイルは、多くのリスナーの心を掴んで離しません。

キリング・ザ・ドリームの音楽は、シーンに新たな息吹を吹き込む存在として確固たる地位を築いているのです。

SapphireMel T. Eyes

なんだかチャーミングな名前を持つこのバンドは、ドイツの都市ハイルブロン出身の5人組。

自らを「メロディック・ハードコア」と定義づけているだけあって、オールドスクールな雰囲気満載のハードコアでありつつ、バランス良く重厚でメタリックなリフを導入しているのは、2010年代以降のバンドらしいセンスを感じさせます。

咽喉が張り裂けそうな激情のボーカル、後先考えずにひたすら走り続けているような疾走感、ふとした瞬間に訪れる静寂パートもいい雰囲気です。

アンダーグラウンドなバンドではありますが、音のクオリティは確かなものがありますよ!

Night Shift at the Potato FactoryModern Life Is War

Modern Life Is Warはアメリカのアイオワ州で結成されたハードコアバンド。

スクリームを多用する攻撃的なボーカルと叙情的な楽曲を組み合わせ、感情をむき出しにするような独自のスタイルを作り上げました。

こちらの楽曲が収録された2007年のアルバム「Midnight in America」を最後に一度解散したものの、2013年に復活しています。

The Ocean SongPulley

カリフォルニア州シミバレー出身の5人組、プーリーは90年代のメロコア・シーンを代表するバンドの一つ。

1994年の結成以来、直感的でハードエッジなメロディック・パンクを鳴らし、多くのファンを魅了してきました。

メジャーリーグ野球選手としても活躍していたスコット・ラディンスキーさんのボーカルは、疾走感溢れるサウンドの中にも切なさを感じさせるのが特徴的。

2022年にリリースされたアルバム『The Golden Life』では、キャリアを積み重ねてきた彼らのポテンシャルの高さを存分に堪能できるはず。

パンクが好きなら一度は聴いておきたい名バンドです。