「O」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「O」で始まる英単語といえば「Open」「One」や「Only」など、楽曲のタイトルに使われていそうなものがたくさんあります。
この記事では、そんなタイトルが「O」から始まる洋楽の名曲を紹介していきます。
曲名の頭文字を絞って曲を探すことはあまりないと思いますが、いざやってみるとこれまではあまり目につかなかった曲に出会えることがあるんですよね。
そういった意味で、この記事は音楽好きの方にこそご覧いただきたい記事に仕上がりました。
それではさっそく見ていきましょう!
「O」から始まるタイトルの洋楽まとめ(11〜20)
One Of The GreatsFlorence & The Machine

イギリスのアートポップバンド、フローレンス・アンド・ザ・マシーンによる楽曲です。
本作は、華やかな名声の裏側にある孤独や、世間からの期待と自分らしさの間で揺れるアーティストの葛藤を、痛切な詩として描き出しています。
荘厳なゴシック調のサウンドと、フローレンス・ウェルチさんの魂のこもった歌声が、その内なる叫びを一層ドラマティックに演出。
2025年10月リリースのアルバム『Everybody Scream』から、2025年9月に先行して公開されたこの作品は、一発録りのテイクが採用されたというエピソードも、楽曲の生々しいエネルギーを物語っています。
社会的な評価に惑わされず、自分の心の声に耳を澄ませたいときに、深く寄り添ってくれるでしょう。
Overcompensatetwenty one pilots

多様なジャンルを融合させ、独自の音楽性で世界を魅了し続けるアメリカのデュオ、トゥエンティ・ワン・パイロッツ。
今回紹介している楽曲は、2015年の名盤『Blurryface』から続く壮大な物語の完結編として、2024年2月に公開されたアルバム『Clancy』の幕開けを飾る一曲です。
長いシンセのイントロから、畳みかけるラップと疾走感あふれるブレイクビートへ雪崩れ込む構成は見事ですよね。
歌詞に目を向けると、自らの弱さを隠すために過剰に強がってしまう複雑な心境が描かれ、プレッシャーの中で自分自身であろうともがく姿に思わずハッとさせられます。
本作はアイスホッケーゲーム『NHL 25』に採用されたことでも知られています。
社会の期待に押しつぶされそうな時、自分を奮い立たせたい時に聴けば、再び立ち向かう勇気がもらえるはず。
ぜひこの壮大な世界観に浸ってみてはいかがですか?
one2threeDisclosure, Chris Lake, Leven Kali

UKガラージとポップを巧みに融合させる兄弟デュオのディスクロージャーと、テックハウスシーンを牽引するクリス・レイクさん。
そんな英国の才能ある2組が、R&Bシンガーのレヴェン・カーリさんをフィーチャーした作品です。
この楽曲は、両者の前回の共演に続くもので、2025年9月に公開されました。
クリス・レイクさんらしい弾むようなベースラインが心地よいテックハウスに、ディスクロージャーならではの多彩な音の質感がきらめくサウンドが加えられていますよね。
そこにレヴェン・カーリさんのソウルフルな歌声が乗ることで、力強さのなかに色気と体温が宿る、グルーヴィーな一曲に仕上げられています。
フロアの一体感を生み出す掛け声のようなフレーズも印象的で、夏の終わりの開放的な気分で踊りたい方にオススメです。
out of bodyKhalid

18歳という若さでデビューし、2017年のアルバム『American Teen』も高い評価を得たシンガーソングライター、カリードさん。
2019年のセカンドアルバム『Free Spirit』は全米チャート1位を記録しています。
そんな彼の、2025年9月にリリースされた一曲がこちらです。
この楽曲は、来るべきアルバム『after the sun goes down』からの先行シングルで、2000年代R&Bを象徴するプロデューサーを迎え、ダンサブルなサウンドを展開しています。
歌詞では夜の街の熱気の中、まるで身体から魂が抜け出るかのように快楽に身を委ねていく陶酔感が描かれており、「解放」というテーマを強く感じさせます。
週末の夜、気分を高めたい時にぴったりのセクシーなグルーヴが楽しめる作品です。
OUT OF BODYPARTYOF2, Jadagrace, SWIM

ロサンゼルスを拠点とするスイムさんとジャダグレースさんの音楽ユニット、パーティーオブツー。
もともとはgrouptherapy.というコレクティブでしたが、デュオとして再始動した彼らが2025年9月にリリースした新曲は、まさに新章の幕開けを告げる強烈なバンガーですね。
デビューアルバム『AMERIKA’S NEXT TOP PARTY!』からの先行曲で、オルタナティブロックのダイナミズムとヒップホップの運動性が融合したサウンドがとにかくかっこいいです。
内なる葛藤や過去からの解放といったテーマが、二人の目まぐるしい掛け合いと攻撃的な音像の中で見事に表現されています。
ジャンルを横断する音楽が好きな方はぜひチェックしてみてください。
OUT DA WINDOW! [FT. SSJ DAKI]ISSBROKIE
![OUT DA WINDOW! [FT. SSJ DAKI]ISSBROKIE](https://i.ytimg.com/vi/qjxEnzfz6pQ/sddefault.jpg)
ヒップホップを基盤にしながら、エモやハイパーポップの要素も貪欲に取り込む実験的な音楽性で注目を集めているラッパー、イズブローキーさん。
2025年のNoise Pop Festivalへの出演が決まるなど、その活動から目が離せません。
SSJ Dakiさんを客演に迎えた本作は、プロデューサーのDavid Arcadeさんが手がける重厚なトラップビートがテンションを上げてくれますよね。
内に秘めた衝動や葛藤をすべて窓の外へ投げ捨ててしまうような、攻撃的でありながらもどこか解放感のあるリリックは、日々のストレスを抱えている方であれば共感してしまうのではないでしょうか。
2025年9月にリリースされたこの楽曲は、日常の閉塞感を吹き飛ばしたい時にぴったりの刺激的な一曲です。
「O」から始まるタイトルの洋楽まとめ(21〜30)
Old FriendRancid

90年代パンクシーンを代表するバンド、ランシドが持つセンチメンタルな一面が押し出された隠れた名曲。
1995年8月に発売された名盤『…And Out Come the Wolves』に収録されています。
このアルバムはプラチナ認定を受ける大ヒット作となりました。
軽快なスカ・パンクサウンドの上で、ツアー生活で感じる孤独や旧友への複雑な思いがつづられています。
明るいメロディと切ないリリックのシンクロ率が高く、聴き込むほどに胸に迫るものがあると思いますよ!
離れてしまった友達をふと思い出した時に聴けば、きっと心に染み渡るはずです。





