「O」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「O」で始まる英単語といえば「Open」「One」や「Only」など、楽曲のタイトルに使われていそうなものがたくさんあります。
この記事では、そんなタイトルが「O」から始まる洋楽の名曲を紹介していきます。
曲名の頭文字を絞って曲を探すことはあまりないと思いますが、いざやってみるとこれまではあまり目につかなかった曲に出会えることがあるんですよね。
そういった意味で、この記事は音楽好きの方にこそご覧いただきたい記事に仕上がりました。
それではさっそく見ていきましょう!
「O」から始まるタイトルの洋楽まとめ(71〜80)
Out To LunchEric Dolphy

ジャズ奏者エリック・ドルフィーさんが1964年に発表した『Out to Lunch!』は、モダンジャズ史に輝く革新的な作品であり、アヴァンギャルド・ジャズの金字塔に数えられる名盤です。
残念ながら彼の遺作となりましたが、その音楽は今なお色褪せることがありません。
動物の声や酔っ払いの千鳥足を描写したというユニークな即興演奏は、聴く者の想像力を刺激します。
はじめはその自由奔放なサウンドに戸惑うかもしれませんが、演奏者全員が対話するように音を紡ぐスリリングな展開こそが、この作品の大きな魅力。
ジャズの無限の可能性に触れたい方に、ぜひ体験してほしい一枚ですよ!
ObsessedOlivia Rodrigo

アメリカ出身でZ世代のアイコン、オリヴィア・ロドリゴさんが手掛けた強烈な嫉妬ソング!
セカンドアルバムのデラックス版に収録されたこの曲は、恋人の元カノが気になって仕方がないという、誰もが共感しうる独占欲を歌っています。
歌詞は、相手の元カノの星座から血液型まで把握しているという、もはや執着心そのもの!
穏やかな歌い出しから一転、サビで爆発するパンキッシュなサウンドが、心に渦巻く嫉妬や不安を代弁するかのように痛快ですよね。
この曲を聴けば、嫉妬深い自分さえもなんだか愛おしく思えてきませんか?
OkayTessa

デンマークのヒップホップシーンで圧倒的な存在感を放つテッサさん。
SNSへの投稿がきっかけでスターダムを駆け上がった、まさに現代のヒーローのようなアーティストです。
デビュー後すぐに国内の音楽賞を総なめにし、MTVヨーロッパ音楽賞ではデンマーク人として20年ぶりの快挙を達成した実力は本物!
自身の性的暴行という壮絶な体験を赤裸々につづった楽曲には、心をわしづかみにされた方も多いのではないでしょうか?
逆境をはねのけるパワフルなビートと正直なリリックは、聴く人に明日への活力を与えてくれます。
その力強い姿に勇気をもらえること間違いなしです。
OblivionMastodon
21世紀を代表するメタル名盤の1つに数えられる、アメリカのバンド、マストドンの『Crack the Skye』。
メンバーの個人的な悲しみを昇華させた壮大な物語と、プログレッシブなサウンドが融合した傑作です。
テクニカルな演奏技術に裏打ちされた、練り込まれたアンサンブルで魅せる楽曲展開は、まるで壮大なSF映画のよう。
数々の音楽メディアで年間ベストに選ばれ、ゲームにも楽曲が採用されるなど、その評価は折り紙付きです。
重厚でありながらもドラマティックな音の世界に浸りたい、そんな時にピッタリの作品といえるでしょう。
One Million Man DubJah Shaka & Mad Professor

UKダブシーンを象徴する二人の巨匠、英国で活動するジャハ・シャカさんとマッド・プロフェッサーさんが本格的に手を組んだ名盤『New Decade of Dub』。
このアルバムに収められた本作は、地鳴りのような重低音と空間を切り裂くエフェクトが絡み合う、まさに音の魔法と呼ぶにふさわしい一曲です。
歌詞はなくとも、断片的な声からは社会への強いメッセージが感じられ、聴く者を精神的な旅へと誘います。
1996年1月に公開されたこの作品は、二人の個性が高次元で融合したサウンドシステム・クラシック。
日常を離れて音楽の世界に深く沈みたい夜に、部屋を暗くして大音量で聴いてみてはいかがですか?
体の芯まで震わせるサウンドに身を委ねれば、新しい感覚の扉が開くかもしれませんね。
Old LoveEric Clapton

イギリス出身で「ギターの神様」と称されるエリック・クラプトンさんが1989年に発表した名盤『Journeyman』に収められた、珠玉のブルースバラードです。
本作は長年連れ添ったパートナーとの別れの直後に作られたといわれ、終わってしまった愛への断ち切れない想いが痛いほど伝わってきますよね。
魂を絞り出すようなギターの旋律は、彼の心の叫びそのもののよう。
1992年の『MTV Unplugged』で披露されたアコースティック版も伝説的で、この演奏を収めたアルバムがグラミー賞に輝いたのを覚えている方も多いかもしれません。
過ぎ去った恋の思い出に浸る夜、一人でじっくり聴きたくなる一曲です。
One WomanEric Clapton

ブルースを基盤に進化を続けるイギリスのギタリスト、エリック・クラプトンさんが2024年10月に発表した作品です。
この楽曲は、8年ぶりとなるスタジオ・アルバム『Meanwhile』からの先行シングル。
ミディアムテンポの心地よいグルーヴの上で、ある一人の女性への誠実な思いが歌われます。
彼の波乱万丈な人生が投影されたかのような、深みと温かさを併せ持った歌詞が胸に響きますよね。
ピアノやオルガンが彩るサウンドの中で、むせび泣くようなギターソロは聴く者の心を深く揺さぶります。
大切な人への気持ちを確かめたい時や、一人でじっくりと音楽に浸りたい夜にぴったりの一曲ではないでしょうか。






