「O」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「O」で始まる英単語といえば「Open」「One」や「Only」など、楽曲のタイトルに使われていそうなものがたくさんあります。
この記事では、そんなタイトルが「O」から始まる洋楽の名曲を紹介していきます。
曲名の頭文字を絞って曲を探すことはあまりないと思いますが、いざやってみるとこれまではあまり目につかなかった曲に出会えることがあるんですよね。
そういった意味で、この記事は音楽好きの方にこそご覧いただきたい記事に仕上がりました。
それではさっそく見ていきましょう!
「O」から始まるタイトルの洋楽まとめ(21〜30)
Oh CarolineThe 1975

2010年代以降のイギリスのロックシーンを代表する存在、The 1975。
彼らが2022年10月リリースの名盤『Being Funny in a Foreign Language』に収録した一曲は、80年代を思わせるきらびやかでダンサブルなサウンドが特徴です。
しかし、その明るい曲調とは対照的に、描かれているのは愛する人への痛々しいほどの献身と、関係修復への悲痛な願い。
相手がいなければ自分は無価値だと訴えるような、ひたむきな想いが胸に迫ります。
UKシングル・チャートで29位を記録した本作は、叶わない恋に心を痛めている時に聴くと、その切実さに涙してしまうかもしれません。
ぜひ歌詞の世界に深く浸ってみてください。
Out Of SightThe Beths

ジャズを学んだ確かな演奏力に裏打ちされた、キャッチーなメロディが魅力のニュージーランド出身インディー・ロックバンド、ザ・ベス。
彼らが2020年7月に公開したセカンド・アルバム『Jump Rope Gazers』に収録されている、胸に沁みる名曲を紹介します。
本作は、ファズのかかったギターが織りなすシューゲイザー風のサウンドが、まるで淡い夢の中にいるかのような浮遊感を生み出しています。
視界から消えていく大切な人への、どうすることもできない切ない想いが、透明感あふれるボーカルと美しくメロディアスなベースラインに乗せて歌われており、その儚さに胸が締め付けられますよね。
遠距離恋愛の寂しさや、終わりゆく恋のもどかしさを感じているときに聴けば、きっと心に寄り添ってくれることでしょう。
「O」から始まるタイトルの洋楽まとめ(31〜40)
Out Of SpaceThe Prodigy

イギリスを拠点に活動する電子音楽の革命児、ザ・プロディジーのキャリア初期を象徴する名曲です。
レゲエの名曲から引用した「悪魔を宇宙の彼方へ追いやる」というフレーズが、日常の抑圧を打ち破るレイブカルチャーの解放感を力強く表現しています。
たたみ掛けるブレイクビートと声ネタの洪水は、聴く者を一気に非日常の熱狂へと引きずり込みますよね。
1992年11月に公開された本作は、デビューアルバム『Experience』に収録され、UKチャートで5位を記録。
時代を超えて愛され、後のベスト盤にも収められています。
とにかく理性を忘れて踊りたい!
そんな気分の時に最高の1曲です。
Over My Dead Body (ft. Matt Honeycutt of KUBLAI KHAN TX)Despised Icon

カナダ・モントリオール出身、デスコアのパイオニアとして知られるデスパイズド・アイコン。
彼らが2025年10月に発売する6年ぶりのアルバム『Shadow Work』からの先行シングルとして、2025年8月に公開された作品です。
恐怖や疑念といった内なる敵に鉄の意志で立ち向かう、まるで戦歌のような本作。
不気味な雰囲気から一転、全てを粉砕するような強烈なブレイクダウンへと雪崩れ込む展開は圧巻ですよね。
自信と痛みを力に変えて進む歌詞の世界観に触れると、困難を乗り越える勇気が湧いてくる方も多いのではないでしょうか。
自分を奮い立たせたい時にぴったりの一撃です。
Old HabitsAlan Walker, Farruko & Sofia Reyes

ゲーム『Delta Force』との公式コラボレーションとして制作された、豪華な顔ぶれが魅力のダンスチューンです。
ノルウェー出身のプロデューサー、アラン・ウォーカーさんが紡ぐシネマティックで叙情的なサウンドスケープに、プエルトリコ出身のファル―コさんとメキシコ出身のソフィア・レジェスさんの情熱的なボーカルが見事に融合していますよね。
アランさんとファル―コさんは2019年の共演以来、約6年ぶりとなる待望の再タッグ。
本作は、忘れられない過去の恋や断ち切れない想いといった「古い習慣」をテーマに、英語とスペイン語を織り交ぜて感傷的かつドラマティックに歌い上げています。
切ないメロディが胸を打つこの楽曲は、一人で物思いにふけりたい夜や、少し感傷的な気分で過ごすドライブのお供に聴いてみてはいかがでしょうか。
Ordinary CreatureOf Monsters and Men

アイスランド出身の実力派バンド、オブ・モンスターズ・アンド・メンによる、穏やかさと切なさが同居した一曲です。
デビューアルバム『My Head Is an Animal』が複数国でチャート1位を獲得するなど、世界的な成功を収めてきました。
本作では、困難な時期を乗り越え、ありのままの自分に帰っていく心模様が描かれているようです。
「安心できる誰か」を求める気持ちが、ビターな喜びに満ちたメロディと見事にマッチしていますよね。
2025年10月リリースのアルバム『All Is Love and Pain in the Mouse Parade』に先駆けての一曲。
心が少し疲れた夜に聴けば、優しく寄り添ってくれるのではないでしょうか。
Over All Overjaidan kristofer.

インディポップを基盤に、エレクトロニックやフォークの響きが交差するジャンルレスなサウンドが耳を引く、アメリカのソロアーティスト、ジェイダン・クリストファーさんの楽曲です。
一聴しただけで、すべてが終わった後の静けさや、過去を振り返る切なさと解放感が入り混じった複雑な心境が伝わってくる、そんな方も多いのではないでしょうか?
2025年7月に公開された本作は、待望のアルバム『Vorticular Days』からの先行シングル。
終わってしまった出来事への複雑な想いが、万華鏡のように移り変わるサウンドで表現されているのがとても印象的です。
物思いにふける夜長に聴けば、新しい一歩を踏み出したいと願うあなたの心に、きっとそっと寄り添ってくれるはず!