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「O」から始まるタイトルの洋楽まとめ

「O」で始まる英単語といえば「Open」「One」や「Only」など、楽曲のタイトルに使われていそうなものがたくさんあります。

この記事では、そんなタイトルが「O」から始まる洋楽の名曲を紹介していきます。

曲名の頭文字を絞って曲を探すことはあまりないと思いますが、いざやってみるとこれまではあまり目につかなかった曲に出会えることがあるんですよね。

そういった意味で、この記事は音楽好きの方にこそご覧いただきたい記事に仕上がりました。

それではさっそく見ていきましょう!

「O」から始まるタイトルの洋楽まとめ(71〜80)

OutbreakerLa Fleur

有機的なパーカッションと心に染みわたるギターが織りなす、深みのあるサウンドが印象的な一曲です。

スウェーデン出身のプロデューサー、ラ・フルールさんが手がけた本作は、静けさの中に秘められたエモーショナルな高揚感がクセになる、まさに大人のための癒やしのトラック!

元薬剤師という経歴を持つ彼女ならではの、緻密で洗練された音作りも非常に魅力的です。

この楽曲は2018年5月に公開されたEP『Outbreaker EP』に収録されており、穏やかな朝のムードに合うアンセムとしてファンに愛されています。

都会の喧騒を忘れさせてくれるような優しいグルーヴは、きっとあなたの心を解きほぐしてくれるはず。

休日の朝、少し贅沢な時間に浸ってみてはいかがでしょうか?

Old NewsMitch James

ニュージーランド出身のミッチ・ジェームスさんが歌う『Old News』。

別れてもなお心に残る人を歌った、切ないアコースティックソングです。

もう「過去のニュース」になったはずなのに、相手の近況をつい探してしまったり、思い出して胸が締め付けられたりする気持ちは、経験者なら痛いほど共感できるはず!

「前に進まないと」と頭では分かっていても、心がついてこないもどかしさ。

この曲は、そんな複雑な心の葛藤を、彼の優しい歌声で包み込んでくれます。

無理に忘れようとしなくてもいい、そんな風に背中を押してくれるのかもしれませんね。

この曲を聴いて、自分のペースでゆっくりと想いを整理していきましょう。

Ogden’s Nut Gone FlakeSmall Faces

イギリス出身のSmall Facesが、サイケデリック・バンドとしての名声を確立した1968年リリースの3rdアルバムです。

たばこ缶を模した円形ジャケットは音楽史に残るデザインとして知られ、お店の棚から転がり落ちるため紙製に変わったというユニークなエピソードも残っています。

A面は多彩な楽曲、B面は「幸福な少年」が月の片割れを探す幻想的な物語が組曲形式で展開される構成。

常識にとらわれない彼らの遊び心とアート性が詰まったこの名盤は、後のブリットポップ勢にも多大な影響を与えました。

ユーモアあふれる英国流サイケデリアの世界に浸りたい方なら、この唯一無二の音の物語に夢中になることでしょう。

「O」から始まるタイトルの洋楽まとめ(81〜90)

Outdoor MinerWire

Outdoor Miner (2006 Remastered Version)
Outdoor MinerWire

イギリスのポストパンクバンド、ワイヤーの名を広く知らしめた代表曲。

1979年にリリースされた当時、そのポップな響きで多くの注目を集めました。

ジャンルのイメージを覆すような、きらめくピアノと浮遊感あふれるギターサウンドがとても心地よいですよね。

実はこの美しいメロディに乗せて歌われるのは、葉を掘り進む小さな虫の視点なんです。

ミクロな世界の営みをアートに昇華した独創的な歌詞に、思わず深く引き込まれてしまいます。

実は彼らの中ではかなりポップな仕上がりゆえに、リードギタリストのブルース・ギルバートさんはこの曲をひどく嫌っていてステージで演奏する際に立ち去ってしまったという逸話もあるのだとか。

ともあれこの不思議な魅力は、たくさんのアーティストに影響を与え続けているんですよ。

Only Love Can Break Your HeartNeil Young

カナダ出身のシンガーソングライター、ニール・ヤングさんが歌う、失恋の痛みを静かに描いた名曲です。

この曲は、バンド仲間であるグラハム・ナッシュさんのつらい別れを思って作られたのだとか。

タイトルにもなっている「心を砕けるのは、結局、愛だけなんだ」という普遍的なメッセージが、胸に深く突き刺さりますよね。

大切な人を失ったときの、どうしようもない喪失感。

そんな経験をしたことのある方は少なくないはずです。

ニール・ヤングさんの繊細で儚げな歌声と、アコースティックな優しい音色が、傷ついた心にそっと寄り添ってくれます。

「君だけじゃないよ」と、静かに慰めてくれるような温かさも感じられる一曲です。

Our TruthLACUNA COIL

LACUNA COIL – Our Truth (HIGH QUALITY)
Our TruthLACUNA COIL

重厚なギターリフに、三味線を思わせる東洋的な旋律が絡み合う、イタリア出身のバンド、ラクーナ・コイルを象徴する一曲です。

偽りの仮面を脱ぎ捨て、自分たちだけの真実を貫こうとする魂の叫びが、ドラマティックなサウンドに乗せて描かれています。

クリスティーナさんの透き通るような歌声と、アンドレアさんの力強いボーカルが織りなす対比が、心の葛藤と解放を見事に表現していますよね。

本作は2006年当時のアルバム『Karmacode』からの作品で、映画『Underworld: Evolution』のサウンドトラックにも起用されました。

現状を打破したいときや、自分を奮い立たせたいときに聴けば、きっと背中を押してくれるはずです。

Over the IceThe Field

The Field – Over the Ice ‘From Here We Go Sublime’ Album
Over the IceThe Field

スウェーデン出身のアクセル・ウィルナーさんによるソロ・プロジェクト、ザ・フィールドのデビューアルバムです。

ドイツの名門テクノレーベルから発表され、批評家から「2007年の最高傑作」と称されるなど、多くの支持を得ています。

特徴は、ケイト・ブッシュさんといったアーティストの楽曲から短い音を抜き出し、幾重にも重ねる独創的な手法。

電子音の断片が万華鏡のようにきらめき、壮大で心地よい浮遊感を生み出しています。

どこまでも続く景色のなかを旅しているような気分にさせてくれるのに、どこか懐かしさを感じるのがなんとも不思議ですよね。

反復する音の波に身をゆだねていると、日々の喧騒を忘れさせてくれる、そんな一枚ではないでしょうか?