「O」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「O」で始まる英単語といえば「Open」「One」や「Only」など、楽曲のタイトルに使われていそうなものがたくさんあります。
この記事では、そんなタイトルが「O」から始まる洋楽の名曲を紹介していきます。
曲名の頭文字を絞って曲を探すことはあまりないと思いますが、いざやってみるとこれまではあまり目につかなかった曲に出会えることがあるんですよね。
そういった意味で、この記事は音楽好きの方にこそご覧いただきたい記事に仕上がりました。
それではさっそく見ていきましょう!
「O」から始まるタイトルの洋楽まとめ(71〜80)
OOHSophie

ポップミュージックの未来を照らした英国出身の音楽プロデューサー、ソフィーさん。
2021年に急逝した彼女の才能が再び花開く形で、長年未発表だった楽曲がコンピレーション・アルバム『Product』の10周年記念エディションでリリースされています。
本作は、2011年頃から温められ、2019年に最終形が完成したという一曲で、Xファクター出身のJaide Greenさんをボーカルにフィーチャー。
失恋の悲哀とは一線を画す、明るくパワフルなエネルギーが特徴なのですね。
硬質で流麗なビートと、弾けるようなシンセサイザーの音色が織りなすサウンドは、まさにソフィーさんならではの革新性とポップな感覚が融合した仕上がりと言えそうです。
自己のアイデンティティや恋愛における感情の揺らぎを探求するような深みのあるテーマも内包。
リスナーに多様な解釈を投げかけてくれますね。
この刺激的な楽曲は2025年6月にシングルカットされ、7月にはフィジカル盤も登場。
彼女の先鋭的な音響世界や、エネルギッシュなダンスポップを求める人にうってつけの一作ですよ。
One of My Bedbugs Ate My PussyCupcakKe

アメリカはシカゴ出身のラッパー/シンガーソングライターとして活動するカップケイクさん。
7歳からホームレス・シェルターで過ごした経験など、自身の困難な体験を作品に昇華させてきました。
2025年6月にリリースされた彼女の新たなシングルは、そのセンセーショナルな題名がまず強烈なインパクトを与えますね。
Hip Houseのビートに乗せて、持ち前の奔放かつ技巧的なラップが炸裂し、単なる過激さを超えた詩的な表現や社会的メッセージも感じさせます。
この楽曲は2024年6月のアルバム『Dauntless Manifesto』以来のソロ音源で、カップケイクさんのファンはもちろん、彼女の挑発的で奥深い世界観に触れてみたい方に聴いてほしい一曲です。
Old LogicLogic

困難な幼少期を乗り越え、音楽を通じて自己を表現してきたアメリカ出身のラッパー、ロジックさん。
そんな彼が2025年6月にリリースしたナンバーは、キャリアを振り返り初心に立ち返るようなテーマが印象的で、まさに原点回帰とも言える一作ですね。
重厚でドライヴ感のあるBoom-Bapサウンドに、彼の持ち味である巧みなストーリーテリングと流麗なフロウが絡み合い、聴き応え十分です。
この楽曲はアルバム『Ultra 85』を経て、新たな「Sidequest」プロジェクトからの一環となるもので、90年代から2000年代初頭の東海岸ヒップホップへの敬意も随所に感じられます。
彼のルーツと進化が融合した本作は、往年のファンはもちろん、骨太なヒップホップを求める方もぜひチェックしてみてください。
「O」から始まるタイトルの洋楽まとめ(81〜90)
OMG!Sexyy Red & Tiësto

オランダ出身で「EDMのゴッドファーザー」と称されるティエストさんと、2023年・2024年にBET Hip Hop Awardsで新人賞に輝いたラッパーのセクシー・レッドさんによる異色のコラボレーションが実現しましたね。
こちらの作品は、轟くベースと伝染力のあるスワッガーが特徴的な、EDMとヒップホップが見事に融合したエネルギッシュなクラブ・アンセムとなっているのですね。
2025年6月にリリースされ、ブラッド・ピットさん主演映画『F1® THE MOVIE』の公式サウンドトラックアルバム『F1 the Album』にも収録。
ティエストさんが2024年のAmsterdam Music Festivalで本作の断片を披露した際のエピソードも、ファンの間で話題になりましたね。
アドレナリン全開のサウンドは、F1レースさながらの興奮を味わいたい方や、フロアを揺るがすパーティーチューンで思いきり盛り上がりたい皆さんにぴったりでしょうね。
outta sight outta mindYvette Young

クラシック音楽の素養と独学で磨いた革新的なギタープレイで注目されるアメリカ、カリフォーニア州サンノゼ出身のイヴェット・ヤングさん。
インストバンドCovetの顔としても知られ、2023年にはローリングストーン誌の「歴代最も偉大なギタリスト250人」にも選出された実力派ですね。
そんな彼女が2025年6月にリリースしたこの楽曲は、彼女のトレードマークと言えるテクニカルなギターのフレーズは控えめで、彼女自身の歌声をフィーチャーしたポップな曲に仕上がっていますよ。
どこかユーモラスなMVも公開されていますから、ぜひチェックしてみてください。
OlderLizzy McAlpine

心の奥深くにそっと触れるような、美しいピアノの旋律が印象的な一曲です。
アメリカはペンシルベニア州フィラデルフィア出身のシンガーソングライター、リジー・マカルパインさんは、1999年生まれという若さながら、その音楽は多くの人々の共感を呼んでいます。
この楽曲は、彼女のアーティストとしての円熟と、一人の人間としての成長をしみじみと感じさせる作品ではないでしょうか。
優しく爪弾かれるピアノの音色は、時間の流れやそれに伴う心の変化という、誰もが経験するであろうテーマを繊細に描き出します。
人生の巡りや移ろいゆく感情が、シンプルでありながらも深遠なピアノの響きと彼女の清らかな歌声を通して、私たちの心に静かに語りかけてくるようです。
本作は、2024年2月に、彼女にとって3枚目となるアルバム『Older』のタイトルナンバーとして世に出ました。
Billboardの「Hot Rock & Alternative Songs」チャートでは33位を記録しました。
少し立ち止まって自分自身を見つめ直したい時や、美しいピアノの調べに心を委ねたい夜に、ぜひ聴いていただきたい名曲です。
OWA OWALil Tecca

若くして音楽シーンに登場し、メロディアスなトラップで多くのリスナーを惹きつけているのが、アメリカ・ニューヨーク州クイーンズ出身、2002年生まれのリル・テッカさんです。
そんな彼が2025年5月にリリースした楽曲は、1979年のヒット曲をサンプリングした意欲作となっていますよ。
80年代のノスタルジックな雰囲気と現代的なトラップサウンドが巧みに融合し、これまでの彼のスタイルから一歩踏み出した内省的でメロディアスな響きが印象的ですね。
本作では、人間関係における感情の複雑さやアイデンティティといったテーマが表現されており、聴く者の心に深く訴えかけるはず。
5枚目のアルバム『Dopamine』に収録予定で、SpotifyのUSトップソングチャートで2位を獲得するなど、その注目度の高さを示しています。
深夜のドライブや、一人静かに物思いに耽りたい時にぴったりの一曲と言えそうです。