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「O」から始まるタイトルの洋楽まとめ

「O」で始まる英単語といえば「Open」「One」や「Only」など、楽曲のタイトルに使われていそうなものがたくさんあります。

この記事では、そんなタイトルが「O」から始まる洋楽の名曲を紹介していきます。

曲名の頭文字を絞って曲を探すことはあまりないと思いますが、いざやってみるとこれまではあまり目につかなかった曲に出会えることがあるんですよね。

そういった意味で、この記事は音楽好きの方にこそご覧いただきたい記事に仕上がりました。

それではさっそく見ていきましょう!

「O」から始まるタイトルの洋楽まとめ(31〜40)

Outdoor MinerWire

Outdoor Miner (2006 Remastered Version)
Outdoor MinerWire

イギリスのポストパンクバンド、ワイヤーの名を広く知らしめた代表曲。

1979年にリリースされた当時、そのポップな響きで多くの注目を集めました。

ジャンルのイメージを覆すような、きらめくピアノと浮遊感あふれるギターサウンドがとても心地よいですよね。

実はこの美しいメロディに乗せて歌われるのは、葉を掘り進む小さな虫の視点なんです。

ミクロな世界の営みをアートに昇華した独創的な歌詞に、思わず深く引き込まれてしまいます。

実は彼らの中ではかなりポップな仕上がりゆえに、リードギタリストのブルース・ギルバートさんはこの曲をひどく嫌っていてステージで演奏する際に立ち去ってしまったという逸話もあるのだとか。

ともあれこの不思議な魅力は、たくさんのアーティストに影響を与え続けているんですよ。

Only Love Can Break Your HeartNeil Young

カナダ出身のシンガーソングライター、ニール・ヤングさんが歌う、失恋の痛みを静かに描いた名曲です。

この曲は、バンド仲間であるグラハム・ナッシュさんのつらい別れを思って作られたのだとか。

タイトルにもなっている「心を砕けるのは、結局、愛だけなんだ」という普遍的なメッセージが、胸に深く突き刺さりますよね。

大切な人を失ったときの、どうしようもない喪失感。

そんな経験をしたことのある方は少なくないはずです。

ニール・ヤングさんの繊細で儚げな歌声と、アコースティックな優しい音色が、傷ついた心にそっと寄り添ってくれます。

「君だけじゃないよ」と、静かに慰めてくれるような温かさも感じられる一曲です。

Our TruthLACUNA COIL

LACUNA COIL – Our Truth (HIGH QUALITY)
Our TruthLACUNA COIL

重厚なギターリフに、三味線を思わせる東洋的な旋律が絡み合う、イタリア出身のバンド、ラクーナ・コイルを象徴する一曲です。

偽りの仮面を脱ぎ捨て、自分たちだけの真実を貫こうとする魂の叫びが、ドラマティックなサウンドに乗せて描かれています。

クリスティーナさんの透き通るような歌声と、アンドレアさんの力強いボーカルが織りなす対比が、心の葛藤と解放を見事に表現していますよね。

本作は2006年当時のアルバム『Karmacode』からの作品で、映画『Underworld: Evolution』のサウンドトラックにも起用されました。

現状を打破したいときや、自分を奮い立たせたいときに聴けば、きっと背中を押してくれるはずです。

Over the IceThe Field

The Field – Over the Ice ‘From Here We Go Sublime’ Album
Over the IceThe Field

スウェーデン出身のアクセル・ウィルナーさんによるソロ・プロジェクト、ザ・フィールドのデビューアルバムです。

ドイツの名門テクノレーベルから発表され、批評家から「2007年の最高傑作」と称されるなど、多くの支持を得ています。

特徴は、ケイト・ブッシュさんといったアーティストの楽曲から短い音を抜き出し、幾重にも重ねる独創的な手法。

電子音の断片が万華鏡のようにきらめき、壮大で心地よい浮遊感を生み出しています。

どこまでも続く景色のなかを旅しているような気分にさせてくれるのに、どこか懐かしさを感じるのがなんとも不思議ですよね。

反復する音の波に身をゆだねていると、日々の喧騒を忘れさせてくれる、そんな一枚ではないでしょうか?

Off The RailsBENEE

BENEE – Off The Rails (Official Video)
Off The RailsBENEE

TikTokでの世界的ヒットも記憶に新しい、ニュージーランド出身のベニーさん。

彼女が2025年6月に公開した作品は、これまでのポップなイメージを覆す攻撃的なサウンドが魅力なのですよね。

本作は、世の中への不安や内なる混沌を「フェミニン・レイジ」として昇華させたもので、女性チームでの制作がこの生々しいエネルギーに繋がっているのでしょう。

2020年のアルバム『Hey U X』以来となる新作への期待が高まる中、『A Minecraft Movie』のサントラも担当するなど、その才能は多方面で開花しています。

何かを打ち破りたい時に聴けば、最高の解放感を与えてくれるはずですよ。