RAG MusicMusic
素敵な洋楽
search

「O」から始まるタイトルの洋楽まとめ

「O」で始まる英単語といえば「Open」「One」や「Only」など、楽曲のタイトルに使われていそうなものがたくさんあります。

この記事では、そんなタイトルが「O」から始まる洋楽の名曲を紹介していきます。

曲名の頭文字を絞って曲を探すことはあまりないと思いますが、いざやってみるとこれまではあまり目につかなかった曲に出会えることがあるんですよね。

そういった意味で、この記事は音楽好きの方にこそご覧いただきたい記事に仕上がりました。

それではさっそく見ていきましょう!

「O」から始まるタイトルの洋楽まとめ(1〜10)

Oba, lá vem elaNEW!Jorge Ben Jor

Jorge Ben Jor – Obá, la vem ela (Áudio Oficial)
Oba, lá vem elaNEW!Jorge Ben Jor

ブラジル音楽の歴史に名を刻む革新者の1人、ジョルジ・ベン・ジョールさん。

サンバにファンクやロックを融合させた独創的な音楽性で知られ、2008年にはRolling Stone Brasil誌で「ブラジル音楽史上のアーティスト第5位」に選出されています。

そんな彼の名盤『Força Bruta』に収められた本作は、夜の気配が漂うロマンティックな一曲です。

通り過ぎる女性をただ見つめるだけで心が満たされる、という純粋な憧れが歌に込められています。

Trio Mocotóとの即興的なセッションから生まれた心地よいグルーヴが、その繊細な感情を優しく包み込みます。

1970年9月に世に出たこの楽曲は、後にテレビドラマ『Vitória』でカバー版が起用されたことでも知られています。

穏やかな夜のひとときに、そっと寄り添ってくれる名曲ではないでしょうか。

Oh My GodNEW!Kaiser Chiefs

Kaiser Chiefs – Oh My God (Official Video)
Oh My GodNEW!Kaiser Chiefs

2000年代半ばのUKロックシーンに、誰もが合唱できる痛快なアンセムを引っ提げて現れたのが、イングランドはリーズ出身のカイザー・チーフスです。

彼らの出発点であるこのデビュー曲は、バンドの魅力を凝縮したエネルギッシュな一曲!

まだ何者でもない自分たちの未来への不安と、一縷の望みに賭ける決意が入り混じった感情を、フロントマン、リッキー・ウィルソンさんの情熱的な歌声が見事に表現していますよね。

本作は2004年5月に一度世に出た後、翌2005年の再リリースで全英6位に輝いた出世作で、ゲーム『Driver: Parallel Lines』にも楽曲が起用されました。

うまくいかずに叫び出したくなった時にこの曲を聴いて一緒に歌えば、気分が晴れること間違いなしです!

OceanNEW!Calvin Harris, Jessie Reyez

Calvin Harris, Jessie Reyez – Ocean (Official Visualiser)
OceanNEW!Calvin Harris, Jessie Reyez

スコットランド出身のプロデューサー、カルヴィン・ハリスさん。

EDMからファンクまで多彩な楽曲で知られるアーティストなのですが、今回はカナダのシンガー、ジェシー・レイエズさんと組んだ作品をリリースしました。

この楽曲は、甘やかなギターの響きと流れるようなベースラインが心地よいダンス・ポップにまとめられています。

穏やかながらも高揚感を誘うハウスサウンドと、ジェシーさんの生々しい感情がこもった歌声が見事に両立しています。

歌詞では、海の引力になぞらえて、恋に落ちていく陶酔感と解放感が描かれています。

2017年のアルバム『Funk Wav Bounces Vol. 1』でも共演した二人だけに、息の合った表現がすばらしいです。

洗練されたダンスミュージックをお探しの方は要チェック!

「O」から始まるタイトルの洋楽まとめ(11〜20)

Oh No (TikTok Remix)NEW!Capone

Capone – Oh No (TikTok Remix) Lyrics | Oh no, oh no, oh no no
Oh No (TikTok Remix)NEW!Capone

YouTubeショートで、失敗やハプニング動画のBGMとして頻繁に使用されている、あの「オー・ノー」というフレーズが耳に残る楽曲。

このリミックスを手がけたのは、ラッパーのカポーンさんです。

彼はデュオ「カポーン・N・ノリエガ」での活動が有名ですが、ソロでも活躍しており、2005年にリリースされたアルバム『Pain, Time & Glory』は全米のR&B/Hip-Hopアルバムチャートで42位を記録しました。

本作は1960年代のガール・グループの名曲を大胆にサンプリングしており、原曲の切ないメロディーとトラップ調のビートが組み合わさることで、絶妙な中毒性を誘うでしょう。

元々は失われた恋を嘆く歌詞ですが、その断片がハプニングの予兆として使われることで、見る者の笑いを誘うBGMとして定着しました。

ショート動画で「オチ」を待つ瞬間のBGMとして親しまれているので、元ネタの雰囲気とのギャップを楽しんでみてはいかがでしょうか?

Only Fans & HorsesNEW!Marky B x Connor John

Marky B x Connor John – Only Fans & Horses [Music Video] PROD. DMC
Only Fans & HorsesNEW!Marky B x Connor John

英国ウェストヨークシャーのブラッドフォードを拠点とするラッパー、マーキー・BさんとMCのコナー・ジョンさんは、地元のクラブやカーカルチャーから支持を集める注目の二人組です。

2025年9月に公開されたこの楽曲は、BPM約130のUKバスラインに乗せたハイテンポなダンス・ラップで、フロアを揺らすような力強いベースラインと耳に残るシンセが実に痛快ですね。

本作の大きな魅力は、英国の国民的シットコム『Only Fools and Horses』を巧みに引用した遊び心でしょう。

MVのために番組の象徴である三輪車をSNSで募集したエピソードからも、彼らのユーモアのセンスが光ります。

気分を上げてくれるドライブのお供にはもちろん、UKのストリートカルチャーの熱気を感じたい方にも聴いてほしい一曲です。

Oh No!NEW!All Time Low

2000年代から活躍を続けるポップ・パンクバンド、オール・タイム・ロウ。

iHeartRadio Music Awardsで受賞経験もある彼らが、またしても新しい楽曲をドロップしてくれました。

この楽曲は、アーティストとしての存在意義や型にはめられることへの葛藤を歌った、非常に詩的で内省的なリリックが胸を打つナンバー。

サウンド面では2012年発表のアルバム『Don’t Panic』を彷彿とさせるエネルギッシュなポップ・パンクが炸裂しており、ボルテージの高い熱いサウンドが味わえる1曲です。

本作は2025年10月リリースの10作目のアルバム『Everyone’s Talking!』から2025年9月に公開された作品。

バンドの歩みがそのまま表現されたような深みのあるキラーチューンで、歌詞をじっくりと味わいたい方にこそ聴いてほしいですね。

Ohio Is for LoversNEW!Hawthorne Heights

Hawthorne Heights – Ohio Is for Lovers (Official Video)
Ohio Is for LoversNEW!Hawthorne Heights

2000年代初頭にオハイオ州から登場し、エモ/スクリーモシーンを語る上で欠かせない存在となったホーソーン・ハイツ。

彼らの名を世界に轟かせたのが、2004年リリースのデビュー・アルバム『The Silence in Black and White』に収録された名曲です。

静かなクリーンギターのイントロを耳にすれば、その後の感情的な展開を予感させるはず。

美しく切ないメロディラインと、胸をえぐるような絶叫ボーカルが交錯するサウンドは、スクリーモの持つコントラストの魅力を体現しています。

この楽曲で描かれるのは、故郷を離れたことによるホームシックと、そこから生まれる心の葛藤。

衝撃的な言葉はあくまで比喩であり、その奥には純粋な愛情と孤独感が渦巻いています。

本作の成功も後押しとなりアルバムはゴールド認定を獲得。

メロディの美しさと感情の激しさ、その両方を味わいたいという向きには大推薦の一曲と言えましょう!