春、高鳴る!洋楽の名曲
春になると新学期や新しい職場に移るという方も多く、新しい季節というイメージがありますよね。
新しい環境では楽しみな気持ち半分、ちょっぴり不安な気持ち半分になります。
「高鳴る胸を落ち着かせたい!」「新生活に向けてテンションを上げていきたい!」そんなワクワクとドキドキを感じる春に聴きたい楽曲を、洋楽に絞って紹介していきますね!
春らしい爽やかな曲や、不安な気持ちを払って勇気をくれる曲を編集部で厳選しましたので、ぜひこの春聴きたい1曲を探してみてくださいね!
春、高鳴る!洋楽の名曲(91〜100)
Come In With The RainTaylor Swift

2006年の本格的なアルバム・デビュー以降、カントリー界の新たな歌姫という枠内をこえて、ポップ・フィールドにおいても世界的な成功を収め、アメリカを代表するシンガーソングライターとして人気を博すテイラー・スウィフトさん。
近年は政治的なメッセージも積極的に発信して、その動向が常に注目の的となっているテイラーさんは、等身大でリアリティのある恋愛ソングの達人でもありますよね。
そんなテイラーさんが2008年にリリースした傑作セカンド・アルバム『Fearless』のプラチナム・エディション版に収録されているこちらの『Come In With The Rain』は、アコースティックギターのシンプルなバッキングを軸とした、テイラーさんのエモーショナルな歌声が涙を誘う物悲しげなカントリー・バラードです。
複雑で整理できない恋心を雨に託した歌詞もさすがの一言ですね。
春の陽気な雰囲気の中で、ふとした時に訪れる感傷的な気分を癒やしてくれるような作用を持った楽曲です。
The SoundThe 1975

イギリスのロック・バンドであるThe 1975によって、2016年にリリースされた曲。
Jojo Moyesのベストセラーの本を元にした2016年の映画「Me Before You」で使用されました。
ビルボードのJapan Hot OverseasチャートでNo.1を獲得している楽曲です。
RosesThe Chainsmokers

アメリカのDJデュオ、The ChainsmokersがシンガーROZESを向えた1曲です。
EDMらしいサウンドがクセになるかっこよさですが、その上に乗るROZESのボーカルが美しく思わず耳を奪われます。
Can’t Stop The SpringThe Flaming Lips

ザ・フレーミング・リップスは、1983年のデビュー以降、アメリカのオルタナティブロック・シーンにおいて独自の存在感を放ち、ジャンルにとらわれない音楽とエンターテインメント性の高い見事なライブ・パフォーマンスが世界的な評価を受けるバンドです。
彼らの名前が世間に知れ渡ったのはメジャーデビューしてからの話ですが、今回はまだ知る人ぞ知る存在だった時代、1987年にリリースされたセカンド作『Oh My Gawd!!!』に収録されている『Can’t Stop the Spring』を紹介しましょう。
中期以降の彼らのサウンドにある幻想的かつ独創的、多幸感であふれたポップネスはまだここでは感じ取れませんが、一筋縄ではいかない音世界が聴く人を不思議な世界へと誘います。
荒削りながらもキャッチーなギターのリフがかっこよく、随所で盛り込まれたサイケデリックな実験精神が聴いていて楽しいですよ!
A Beautiful MorningThe Rascals

なかなか布団から出られない冬の寒さが和らいで、温かな日差しとともに気分よく目を覚ます春の朝にぜひ聴きたい名曲です!
こちらの『A Beautiful Morning』は、1960年代を中心として数々のヒット曲を放った音楽グループ、ラスカルズが1968年にリリースしたヒット曲。
もともとはヤング・ラスカルズと名乗っていた彼らが、バンド名をラスカルズと改めてから最初に発表したシングル曲でもあるのですね。
ブルーアイドソウル的なファルセットを駆使したメロディ、ボンゴを取り入れたラテン調のリズムが絶妙なコントラストを生み出す陽気で爽やかな楽曲となっており、聴いているだけでその日を楽しく過ごせそうな気がします。
余談ですが、ラスカルズはあの山下達郎さんが影響を受けたと公言しているグループです。
そういった点も踏まえつつ、聴いてみるのもおもしろいですよ。