「U」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「U」から始まる曲というと、あなたはどんな曲を思い浮かべますか?
上下を表す「Up」や「Under」で始まる曲のほか、否定の意味を持つ接頭語である「Un〜〜」という単語で始まる曲もたくさんあります。
この他にも「Urban」「Ultra」が使われていたり、「You」を「U」に置き換えている曲名も見かけますよね。
この記事ではそうした「U」から始まる洋楽を一挙に紹介していきます。
「特定のアルファベットで始まる曲」とひとくくりにして曲を探すことはあまりないかもしれませんが、ぜひこの機会に楽しみながら記事をご覧ください。
「U」から始まるタイトルの洋楽まとめ(11〜20)
UnstoppableSia

世界的に活躍しているオーストラリア出身のシンガー・ソングライター、シーアさん。
彼女の作品のなかで、ショート動画をきっかけに世界的な人気を集めている一曲をご存じでしょうか。
壮大で力強いサビが非常に印象的ですよね。
この楽曲は、自分は誰にも止められない存在なのだと、内なる自信を高らかに歌い上げる自己肯定感のアンセムです。
本作を聴くと、どんな困難にも立ち向かえるような勇気が湧いてくるようです。
もともとは2016年1月にアルバム『This Is Acting』に収録された作品ですが、後にゼンデイヤさんが出演したランコムのCMや、Samsungの広告に起用されたことで人気が再燃。
そのサビのインパクトの強さがショート動画との相性も良く、多くの人の心をつかみました。
何か新しい挑戦をするときや、自分に自信を持ちたいときに聴くと、きっと背中を押してくれるでしょう。
used to youmxmtoon

オークランドの自室から世界へと羽ばたいたZ世代のアイコン、エム・エックス・エム・トゥーンさん。
彼女が2020年4月に公開したEP『Dawn』に収録されているのがこの楽曲です。
本作は、過ぎ去った日々への郷愁を歌う、切なくも美しい青春ソングに仕上がっています。
親しかった人との関係や慣れ親しんだ場所から離れていく時の、寂しさと前向きな気持ちが入り混じった複雑な心境が描かれているのではないでしょうか。
夢の中を漂うようなドリーミーなサウンドと、すぐ側で語りかけるような優しい歌声に涙腺をくすぐられます……。
何だか少しセンチメンタルな気分の夜に聴きたくなりますね。
新しい生活に慣れてきた頃、ふと昔を懐かしむ瞬間に、きっと心に寄り添ってくれることでしょう。
Ultima DançaAgnes Nunes

自宅の窓辺から発信された弾き語り動画で一躍注目を集めた、バイーア州出身のアグネス・ヌネスさん。
MPBを軸にR&Bやブルースを自由に行き来する彼女は、現代ブラジル音楽を象徴する才能の1人です。
2021年10月に公開されたこの作品は、自身の故郷である北東部の音楽「フォホー」のリズムを取り入れた、郷愁を誘う一曲。
描かれるのは愛する人との別れの場面、「最後のダンス」です。
切なさの中にも、すべての思い出を抱いて未来へ進むというロマンティックな決意が、甘く芯のある歌声で紡がれています。
名盤『Menina Mulher』への序章ともなった本作。
大切な記憶と共に、少し感傷に浸りたい夜に聴いてみてはいかがでしょうか。
U Want ItEliminate

ハイブリッド・トラップとダブステップを融合させたスタイルを得意とし、独自のサウンドで注目を集めるプロデューサー、エリミネイトさん。
そんな彼が2025年9月に公開したのがこの一曲です。
本作は、彼の持ち味である鋭利なサウンドデザインとクラブでの即効性を両立させたベース・ハウスが軸になっています。
こういったジャンルは重低音の迫力ばかりが注目されがちですが、この作品は別。
「それが欲しいんだろう?」と挑発するように反復される声のフレーズが、とにかく耳に残ります。
後続のEP『Turn It Up』への期待も高まる、フロア直撃のキラーチューンと言えるでしょう。
ノリの良さとパワフルなサウンドを求める方にはたまらない一曲ですね。
Understanding In a Car CrashThursday

2000年代初頭のポスト・ハードコア/エモシーンを語るうえで、サーズデイは絶対に外せない存在でしょう。
彼らにとって出世作となった2001年4月リリースの名盤『Full Collapse』に収録された、バンド初の公式シングルでもある名曲を紹介します。
静寂を切り裂くギターのアルペジオから、堰を切ったように感情が爆発する展開はまさに圧巻ですよね。
美しいメロディと魂を振り絞るような絶叫が織りなすこの楽曲の背景には、友人を交通事故で失ったというフロントマンの痛切な実体験があります。
単なるラウドミュージックではない、その奥底に横たわる深い悲しみと叙情性をぜひ真正面から受け止めてみてください!
Upside DownDiana Ross

ソウル・シンガーとしての才能はもちろん、ポップスのフィールドでも大きな成功を収めたダイアナ・ロスさん。
1980年に公開された本作は、キャリアの革新を求めていた彼女が、ディスコ・サウンドの名手シックと組んで作り上げたダンス・クラシックなんですよね。
ファンキーなベースと小気味よいギターが絡むグルーヴの上で、恋人に振り回されて心がめちゃくちゃになる女性の気持ちが歌われています。
この作品は1980年9月から全米チャートで4週連続1位を記録し、名盤『diana』は彼女史上最大のヒット作となりました。
思わず踊りだしたくなるような、時代を超えた輝きを持つこの名曲は、気分を上げたい時に聴くのにぴったりですね。
「U」から始まるタイトルの洋楽まとめ(21〜30)
U.N.I.T.Y.Queen Latifah

ラッパーや女優としてマルチに活躍し、ヒップホップ界の女性アーティストの道を切り拓いてきたクイーン・ラティファさん。
彼女が1993年11月にモータウンから放った一曲は、音楽史に残る重要な作品となったのです。
この楽曲は、ジャズの名曲を引用した洗練されたトラックの上で、女性への尊厳と連帯を呼びかける力強いメッセージが歌われています。
日常にあふれる心ない言葉や態度に、毅然として立ち向かうその姿は、聴く者に大きな勇気を与えてくれるのですね。
1995年にはグラミー賞を受賞し、自身が主演を務めた人気テレビシリーズ『Living Single』でも使用されるなど、その影響力は計り知れません。
理不尽な現実に直面したとき、自分を強く持ちたいと願うすべての人に聴いてほしい名盤『Black Reign』収録の珠玉のナンバーです。





