矢沢永吉の人気曲|日本ロック界のボスが生んだ珠玉の名曲を厳選!
日本ロック界の「ボス」「カリスマ」と称され、世代を問わず多くの人々から支持され続けているアーティスト、矢沢永吉さん。
魂をゆさぶるロックから、胸を締め付けるバラードまで、彼によって世に送り出された不朽の名曲の数々は、リスナーの心に深く刻まれています。
本記事では、そんな矢沢永吉さんの楽曲のなかから、人気の高い作品を厳選!
心に響く歌詞と独特の歌唱力で魅了する「永ちゃん」の世界観を、存分にお楽しみください。
矢沢永吉の人気曲|日本ロック界のボスが生んだ珠玉の名曲を厳選!(1〜10)
悪戯な眼矢沢永吉

作曲と編曲を矢沢永吉さん自身が手がけた、大人の色気がただよう1曲です。
1990年7月発売のアルバム『永吉』に収録された本作は、ふとした出会いから始まる、ミステリアスな女性との恋が描かれた楽曲。
レゲエ一歩手前と評される心地よいリズムに、ダブ風のリバーブが効いたオルガンが絡み、退廃的で甘美な夜を演出します。
ムーディーなバーでグラスを傾ける夜や、都会の喧騒を離れるドライブのお供にすれば、一層曲の世界にひたれることでしょう。
MARIA矢沢永吉
力強くも優しい歌声が胸に響く、矢沢永吉さんのストレートなラブソングです。
1996年5月に発売されたシングルで、サントリーBOSSのCMソングとしても親しまれました。
同年7月には、この楽曲を冠した名盤『MARIA』も発売。
色あせた写真にほほえむ大切な人へ、ときを超えた運命の絆を歌い上げる本作。
実生活のパートナーへの思いが込められているとされ、そのまっすぐな愛情表現に心打たれます。
普遍的な愛のメッセージは、大切な人への感謝を思い出させてくれますよね。
共犯者矢沢永吉

39歳を迎えた矢沢永吉さんが「大人のあぶなさ」を意識し、新たな境地を切り開いた名曲です。
許されないと知りながらも、互いに深く求め合う男女の危うい関係性がスリリングに歌い上げられています。
初のロンドン録音で制作された本作は、シンセサイザーを効かせた都会的で重厚なサウンドと、湿り気を帯びた哀愁漂うメロディが絶妙に絡み合い、聴く者を一気にその世界へ引き込みます。
1988年7月に発売されたレコード会社移籍後初のシングルで、銀座ジュエリーマキ・カメリアダイヤモンドのCMソングとしても大きな話題を呼びました。
矢沢永吉の人気曲|日本ロック界のボスが生んだ珠玉の名曲を厳選!(11〜20)
あ・い・つ矢沢永吉

矢沢永吉さん自身が作曲を手掛けた、胸が締め付けられるようなバラードです。
描かれるのは、別れた相手を今も思う切ない心模様。
きらびやかなガラスのフロアで過ごした過去の思い出が、かえって現在の孤独を際立たせているようにも感じられますね。
本作は1985年7月に発売された名盤『YOKOHAMA二十才(ハタチ)まえ』に収録され、シングル『TAKE IT TIME』のB面でもあった1曲。
都会の夜景を眺めながら、忘れられない恋に静かにひたりたいとき、この物語がきっと心に寄り添ってくれるのではないでしょうか。
逃亡者矢沢永吉

スリリングなギターリフにのせて、自由への渇望を叫ぶ矢沢永吉さんの名曲です。
1984年7月発売のシングルで、同年リリースの名盤『E’』にも収録されました。
しがらみを断ち切り、ただひたすらに南を目指して突き進む主人公の姿は、聴く者の心に宿る閉塞感を打ち破るかのよう。
この楽曲はアンドリュー・ゴールドさんとの共同プロデュース作品で、矢沢さん自身が「新しい匂いが出せた」と語るアメリカンロックの風合いが魅力です。
現状を変えたいと願うとき、この刺激的なサウンドがきっと背中を押してくれるはず。
Dry Martini矢沢永吉

作詞を松本隆さん、作曲を矢沢永吉さん本人が手がけたこの楽曲は、軽快なシャッフルリズムが心地よいブルースロックです。
過去にとらわれず、今この瞬間の恋人と向き合う主人公のダンディズムが胸に響きます。
本作は1992年6月発売のアルバム『Anytime Woman』の収録曲。
17年ぶりにタッグを組んだ松本隆さんの歌詞が、ホテルの窓辺で寄り添う男女の甘い情景をほうふつとさせますよね。
都会の夜景が似合う、粋で洗練されたムード。
大切な人と過ごす夜に聴けば、よりロマンチックな雰囲気を演出してくれるのではないでしょうか。
ニューグランドホテル矢沢永吉
矢沢永吉さんの不良性と哀愁を帯びた歌声が胸に染みる、大人のロックナンバーです。
この楽曲は1988年9月に発売された27枚目のシングルで、全編ロンドン録音の名盤『共犯者』に収録。
銀座ジュエリーマキ・カメリアダイヤモンドのCMソングとしてもおなじみでした。
去りゆく相手を引き止められないもどかしさと、諦めが入り混じった歌詞の世界観。
そんなやるせない心情が、軽快でありながらもどこか湿り気を帯びたサウンドと、矢沢永吉さんの独特な歌唱と絶妙にマッチしていますよね。





