洋楽リリース曲まとめ【2025年5月】
2025年5月の洋楽リリースは、デジタル社会への内省を込めたトム・グレナンさんの深みあるサウンド、TikTokスターから音楽界へ華麗に転身したアディソン・レイさんのキラキラとしたシンセポップ、そして母への愛情をつづったベンソン・ブーンさんの心温まるバラードなど、多彩な物語が紡がれています。
それぞれのアーティストが込めた思いと革新的な音楽表現が、あなたの日常に新しい彩りを添えてくれることでしょう。
洋楽リリース曲まとめ【2025年5月】(181〜190)
More!Nxdia

エジプト系スーダン系のルーツを持ち、イギリス・マンチェスターを拠点に活動するノンバイナリーのナディアさん。
幼少期から詩作に親しみ、アフリカンドラムを学んだ彼女は、優しさに溢れた歌声で心の機微を描き出します。
TikTokでの活動から注目を集め、2020年のデビュー以降、『Eyes on Me』や『She Likes a Boy』などの楽曲を次々と発表してきました。
本作も繊細でありながらキャッチーなメロディと英語・アラビア語を織り交ぜた歌詞で、恋愛の高揚感を表現した珠玉のポップチューンとなっています。
2025年夏には、ブライトンのThe Great Escapeを皮切りにヨーロッパツアーが決定。
LGBTQIA+のファンを中心に共感を呼ぶポップミュージックをお探しの方にピッタリの1曲です。
Little Lord FentanylPrimus & Puscifer

ファンクメタルとオルタナティブロックが絶妙にブレンドされた実験的な一曲が、アメリカを代表する2つのバンド、PrimusとPusciferのコラボレーションから生まれました。
6,100人以上の中から選ばれたPrimusの新ドラマー、ジョン・ホフマンさんの加入後初となる本作は、メイナード・ジェームス・キーナンさんのファルセットと、レス・クレイプールさんのスラップベースが織りなす独創的なサウンドスケープが魅力です。
19世紀の児童文学をもじったタイトルには現代社会への風刺が込められており、ティム・バートン作品を思わせるダークでファンタジックな世界観が展開されています。
双方のファンはもちろん、ジャンルの垣根を超えた実験的なサウンドを求める音楽ファンにもぜひ聴いていただきたい一曲です。
Dope Boy PhoneQuavo & Takeoff

アメリカのヒップホップシーンを牽引し、ミーゴスとして活動していたクエイヴォさんによる、故テイクオフさんとのデュオ作が2025年5月に公開。
2022年11月に銃撃で命を落としたテイクオフさんの未発表音源を活かしたポストヒューマス作となる本作は、プロデューサーにバッダ・ブレスさんを迎え、トラップミュージックの本質を体現。
彼らの不朽の絆を、洗練されたビートとシャープなラップで昇華した重要作です。
2023年のアルバム『Rocket Power』に続く作品で、1,000曲以上あるとされるテイクオフさんの未発表音源からの選曲。
ヒップホップの正統進化を感じさせるフロウと、二人の強い結びつきを感じたい方に推奨です。
BUTTERFLY KISSES x CAN’T WIN EM ALLRico Nasty

パンクとヒップホップを融合させた独自のサウンドで知られる、アメリカ・メリーランド州出身のリコ・ナスティさん。
3枚目のアルバム『LETHAL』から先行公開された2曲は、彼女の多面的な音楽性を存分に引き出しています。
ハードなシンセサウンドとトラップビートが融合した1曲目では、自己主張の強いハイパーポップ・ラップを展開。
対照的に2曲目では、フィルターがかかったリバーブの効いたサウンドと共に内省的な心情を吐露しています。
アルバム『LETHAL』は2025年5月16日に発売予定で、全15曲が収録。
また、Apple TV+とA24が制作するドラマシリーズ『Margo’s Got Money Troubles』での女優デビューも控えています。
パンクやヒップホップファンはもちろん、ジャンルを超えた新しい音楽体験を求めるリスナーにもおすすめの意欲作です。
HELLMUSTFEARMESigns of the Swarm

アメリカ・ペンシルベニア州ピッツバーグが誇るデスコアバンド、サインズ・オブ・ザ・スウォームが2025年8月に発売予定のアルバム『To Rid Myself of Truth』から先行曲を公開しています。
本作は、過去の自殺未遂経験から着想を得たという、デイヴィッド・シモニッチさんの苦悩を昇華した楽曲です。
全開でブレーキなしのアグレッシブなサウンドにもかかわらず、絶望の中から生まれる力強さを感じさせる展開は見事としか言えません。
バンドの原点であるデスコアサウンドを基盤としながら、スラムやブラックメタルの要素も絶妙にブレンドされており、ヘヴィな音楽を愛するすべてのリスナーへと贈る渾身の一曲になっています。

