洋楽リリース曲まとめ【2025年5月】
2025年5月の洋楽リリースは、デジタル社会への内省を込めたトム・グレナンさんの深みあるサウンド、TikTokスターから音楽界へ華麗に転身したアディソン・レイさんのキラキラとしたシンセポップ、そして母への愛情をつづったベンソン・ブーンさんの心温まるバラードなど、多彩な物語が紡がれています。
それぞれのアーティストが込めた思いと革新的な音楽表現が、あなたの日常に新しい彩りを添えてくれることでしょう。
洋楽リリース曲まとめ【2025年5月】(111〜120)
Let You FadeLinkin Park
ピアノの静かな旋律から始まり力強いギターへと展開していく壮大なサウンドスケープが印象的なのは、アメリカのロックバンドLinkin Parkが2025年5月に発表した8枚目のアルバム『From Zero』デラックス版に新たに収録された1曲。
新ボーカリストのエミリー・アームストロングさんとマイク・シノダさんによる掛け合いが心に響き、記憶と喪失をテーマにした歌詞の数々は深い感動を呼び起こします。
過去のLinkin Parkファンはもちろん、新たな挑戦に興味を持つロックファンにもおすすめ。
新体制となったバンドの意欲的な姿勢と、変わらぬ表現力を堪能できる意欲作です。
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YoungLittle Simz
イギリスはロンドンを拠点に活動を続けるリトル・シムズさんが披露した新境地は、ポストパンクとUKオルタナティブ・ヒップホップを融合させた意欲作。
架空のキャラクターに扮して歌うという実験的なアプローチで、若さの持つ無鉄砲さと自由奔放さをユーモラスに描き出しています。
本作は、アルバム『Lotus』からの第3弾シングルとして2025年5月に公開された作品。
プロデューサーのマイルズ・クリントン・ジェームズさんとのタッグで生み出されたリズミカルなサウンドには、デイヴ・マイヤーズ監督が手掛けた印象的なミュージックビデオも添えられています。
ストリートカルチャーに根差しながらも洗練された音楽性は、オルタナティブな感性を持つリスナーの心を確実に掴むことでしょう。
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SOLD OUTLogic
創造的な表現と内省的なメッセージを武器に、アメリカのヒップホップシーンで確固たる地位を築いているロジックさん。
プロデューサー6ixさんとのコラボレーションで作り上げられた本作は、彼の代名詞とも言える知的で哲学的な内容と、洗練されたプロダクションが見事に融合した一曲です。
アルバム『Young Sinatra: Welcome to Forever』以降、数々のヒット曲を生み出してきた彼らしい説得力のある作品に仕上がっていますね。
2025年5月にリリースされた本作は、アルバム『SideQuest』からのシングルカットとなっており、1990年代のヒップホップへのオマージュと現代的なサウンドが絶妙なバランスで調和しています。
深い思考と自己肯定感を求めるリスナーにぴったりの一曲と言えるでしょう。
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One ThingLola Young
イギリス出身のシンガーソングライター、ローラ・ヤングさんが2025年5月に艶めかしい官能表現を織り込んだ大胆なR&B作品をリリースしました。
強い自己表現と共に深い感情を込めた歌声が魅力的で、ポップロック、インディー、ネオソウルなど様々なテイストを織り交ぜた独自のサウンドスケープを展開しています。
2024年6月のアルバム『This Wasn’t Meant for You Anyway』以来の本作は、ソロモノフォニックさん、カーター・ラングさん、マヌカさんのトリオがプロデュースを手掛け、2025年4月のコーチェラ・フェスティバルで初披露されました。
解放的で官能的な雰囲気漂う本作は、恋愛や情熱を赤裸々に歌い上げる楽曲となっており、大人の夜のプレイリストに加えたい一曲となっています。
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OblivionLorna Shore
アメリカのデスコアシーンを代表するバンド、ローナ・ショアが8分超えの壮大な作品をリリース。
シンセサイザーの静かな導入から一気にテンポを上げ、ウィル・ラモスさんの凄絶なグロウルとスクリームが聴く者を圧倒します。
シンフォニックな要素を抑えつつ、デスコアの本質に立ち返った本作は、中盤のブレイクダウンでラモスさんのピッグスクイール技法が炸裂。
終盤ではパワーメタル的なギターソロも展開され、新境地を感じさせます。
2025年9月発売予定のアルバム『I Feel The Everblack Festering Within Me』の1曲目を飾る作品で、2021年のEP『…And I Return to Nothingness』収録曲『To the Hellfire』以来の衝撃作といえるでしょう。
エクストリームメタルファンなら必聴の一曲です。
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The SpiritMark Pritchard & Thom Yorke
電子音楽の革新者であるマーク・プリチャードさんとレディオヘッドのフロントマンであるトム・ヨークさんによる英国発のコラボアルバム『Tall Tales』からの一曲。
両者の持ち味が見事に融合した内省的なエレクトロニックミュージックで、プリチャードさんの多層的なシンセサイザーとヨークさんの幻想的なファルセットボーカルは心を揺さぶります。
アルバムの中核を担うこの作品は、平和への願いを込めた希望に満ちた世界観を描き出しており、オーストラリアのアーティスト、ジョナサン・ザワダさんが手掛けたミュージックビデオも注目です。
2025年5月にWarp Recordsからリリースされた本作は、エレクトロニックミュージックと実験的なロックの境界を超えた、新たな音楽体験を求める方におすすめです。
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Look Down On UsMaruja
ノイジーでエキサイティングなポストロックバンド、マルハからリリースされたボーダーレスな10分に及ぶ大作。
イギリス・マンチェスター出身の4人組が奏でるダイナミックな音像は、ポストパンクやジャズ、プログレッシブなサウンドが融合したスリリングな展開を見せます。
バンドのデビューアルバム『Pain to Power』からの先行曲となる本作では、前半で富裕層の影響力を風刺的に描き、後半では連帯の重要性を訴える社会批評的なメッセージを込めています。
映像制作集団Light in the Towerによるアート性溢れるMVも話題を呼んでいますね。
2025年5月には東京と大阪を含む世界ツアーも控えており、激しいライブパフォーマンスで知られる彼らの演奏を体感できる貴重な機会となりそうです。
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