洋楽リリース曲まとめ【2025年5月】
2025年5月の洋楽リリースは、デジタル社会への内省を込めたトム・グレナンさんの深みあるサウンド、TikTokスターから音楽界へ華麗に転身したアディソン・レイさんのキラキラとしたシンセポップ、そして母への愛情をつづったベンソン・ブーンさんの心温まるバラードなど、多彩な物語が紡がれています。
それぞれのアーティストが込めた思いと革新的な音楽表現が、あなたの日常に新しい彩りを添えてくれることでしょう。
洋楽リリース曲まとめ【2025年5月】(241〜250)
Coldplay coverCaroline

ロンドンを拠点とする8人組バンド、キャロラインは2017年の結成以来、ポストロックやフォークロック、現代音楽を融合させた実験的なサウンドで注目を集めている存在です。
そんな彼らが2025年5月にリリースされ大絶賛されているセカンドアルバム『caroline 2』から発表したこの楽曲は、タイトルから誤解を招きそうですが実際にはオリジナル作品。
異なるものが同時に存在することをテーマに、ロンドン南東部の一軒家のキッチンとリビングルームで同時演奏された2つの楽曲をマイクが部屋間を移動しながら録音するという斬新な手法で制作されており、空間的な多声性とリアルな音響体験を生み出していますね。
Hemingwaygirl in red

ノルウェー出身のシンガーソングライターとして世界的な人気を集めるガール・イン・レッドさん。
こちらの楽曲は2025年5月に彼女がコロンビア・レコードからリリースしたもので、依存症からの回復をテーマにした非常に個人的かつ感情的な作品となっています。
ミッドテンポのリズムと繊細なギターサウンドに、彼女の内面の葛藤と成長の過程が重ねられたインディーポップの名曲ですね。
メンタルヘルスや自己受容について悩んでいる方には特に響く楽曲と言えそうです。
Pack It Upian

2005年生まれ、テキサス出身の若きラッパー兼プロデューサーとして注目を集めているianさん。
13歳の若さで音楽活動を始めたという彼は、2022年に本格的に音楽活動を始動させ、2024年には『Figure It Out』がバイラルヒットを記録してレーベル契約も果たしたホットな存在です。
こちらの『Pack It Up』は2025年4月に公開された最新曲で、キャッチーなフックも多く含まれながらも本人のプライベートな問題や女性関係への悩みなど、内省的なリリックが印象的な曲に仕上がっていますね。
Get To Itian & Nino Paid

ルーマニア出身のianさんとメリーランド州ランドオーバー出身のNino Paidさんによるコラボ曲は、力強いビートと鋭いリリックが印象的なトラップ調の楽曲となっています。
13歳から音楽活動を始めたianさんは、Ocult Recordsを設立し2019年にアルバム『Slayer』をリリース。
一方のNino Paidさんは2023年にデビューシングル『Pain & Possibilities』を発表し、2024年にアルバム『Can’t Go Bacc』、2025年にアルバム『Love Me as I Am』を手がけているアーティストです。
本作は両者の個性が見事に調和した3分10秒の一曲で、Apple MusicのNew Music Dailyにも選出され話題を呼んでいます。
心に響くストーリーテリングと独自のフローが魅力的な一曲を、トラップミュージックファンの皆さんにぜひお聴きいただきたいですね。
2Doorkuru

ワシントンD.C.周辺のDMV地域から現れた新鋭プロデューサー兼アーティスト、クルさん。
10代前半からSoundCloudで活動を開始し、独自のスタイルを確立してきた若きクリエイターです。
2025年5月に公開されたニューミックステープ『Stay True Forever』からの先行シングルは、デジタルネイティブ世代ならではのダイナミックなサウンドデザインと感情的なボーカルが見事に調和した傑作となっています。
本作は、エレクトロニック、ヒップホップ、エモなど多様な要素を巧みに織り交ぜた彼の真骨頂。
17歳で21歳以上限定のイベントに出演し、パフォーマンス後に退場を求められたというエピソードを持つ彼の情熱が、エネルギッシュなビートと実験的なアレンジに凝縮されています。
デジタルカルチャーに精通したリスナーにぴったりの一曲です。
drainsmary in the junkyard

ロンドンを拠点とする3人組インディロックバンド、マリー・イン・ザ・ジャンクヤードが2025年5月に素晴らしい新曲をリリースしています。
クラシック音楽のバックグラウンドを持つメンバーで構成される彼らですが、本作では「怒りと涙と混沌のロック」と称する独自のサウンドを展開。
都市の見えない部分をテーマにした楽曲は、ノイジーなギターとエネルギッシュなドラムが特徴的で、穏やかさと荒々しさが交錯するクラリ・フリーマン=テイラーさんのボーカルが印象的ですね。
現在はウェット・レッグのサポートアクトとしてツアー中で、今後の活躍が期待できる注目株です。
clichémgk

近年はポップ・パンクロッカーとして世界的な成功を収めているMGKことマシン・ガン・ケリーさんが、2025年5月にダンス・ポップとポップ・ロックを融合させた夏らしいアップビートな楽曲をドロップしています。
この楽曲では90年代から2000年代初頭のボーイバンドを彷彿とさせるダンスシーンや雨中でのパフォーマンスが印象的なMVも話題となっており、ノスタルジックでありながら現代的な仕上がりが魅力的ですね。
本作はリリース直後からTikTokでダンスチャレンジが流行するなど若いリスナーを中心に大きな注目を集めており、アメリカのiTunesチャートで1位を獲得する商業的成功も収めています。
夏のドライブや友人とのパーティーシーンにぴったりのキャッチーなトラックですよ!
BBYROMEOrusowsky & Ralphie Choo

スペインの音楽シーンを牽引する注目のデュオ、ルソウスキーさんとラルフィー・チューさんがコラボレーションした1曲。
2025年4月にリリースされた本作は、2000年代初頭のレゲトンを現代的に再解釈した意欲作です。
圧縮されたギターサウンドとY2K風のドラムに、二人の個性的なメロディアスなボーカルが絶妙に絡み合い、懐かしさと新鮮さを同時に感じさせます。
失恋の痛みや過去への郷愁をテーマにした歌詞も印象的。
ルソウスキーさんのデビューアルバム『DAISY』の最後のシングルとして、彼らのこれまでのコラボレーションの集大成とも言える完成度。
独創的なサウンドと洗練された音楽性に触れたい方、スペインの新しい音楽の潮流を知りたい方におすすめです。
Duduyeule

シンガポール出身で現在はロンドンを拠点に活動する、マルチメディアアーティストのナット・チミエルさんによるプロジェクト、ユール。
アンビエントやグリッチ、シューゲイザーといった多彩な要素を織り交ぜた独自のサウンドスケープで知られる彼女が、アルバム『Evangelic Girl is a Gun』の一曲を2025年5月に公開しています。
90年代から2000年代初頭のポップロックに、現代的なエッジを効かせた楽曲となっており、報われない愛や自己抑制をテーマに掲げた内容は多くのリスナーの心に響くはず。
本作を含むアルバム『Evangelic Girl is a Gun』は、A. G. Cookやムラ・マサなど実力派プロデューサー陣を迎え、5月30日にNinja Tuneからリリース予定となっています。
ICANTHOLDYOUTHISADaylyt

アメリカのバトルラップシーンで異彩を放つデイライトさんが、洗練された新曲を公開。
George Michaelさんの名曲をサンプリングした大胆なアプローチで、ヒップホップの新たな可能性を提示しています。
彼が持つ独特のリリックスキルと巧みなワードプレイは健在で、Joey Bada$$さんとの論争に対する強い主張が込められた内容となっています。
2025年5月に公開されたこの作品は、YouTubeチャンネル「IAMDAYLYT2k」で公開され、音楽ファンの間で賛否両論を巻き起こしています。
ヒップホップカルチャーに造詣が深い方はもちろん、新しい音楽表現に興味のある方にもおすすめの一曲です。
おわりに
多彩なアーティストたちが織りなす2025年5月の洋楽シーンは、内省的なバラードから躍動的なダンスポップまで、聴く人それぞれの心に響く楽曲であふれていました。
新たな才能の開花と熟練したアーティストの深化が同時に感じられるこの時期の作品たちは、きっとあなたの日常に特別な彩りを添えてくれることでしょう。

