洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】
この記事では、2025年6月の洋楽リリース情報を紹介していきますね。
アメリカのラッパー、カーディ・Bさんの赤裸々な心境を綴った話題作から、イギリスのウェット・レッグによる意外性に満ちたラブバラード、さらにはゲーム音楽という新たな舞台で輝くキャロライン・ポラチェックさんの運命的な楽曲まで。
それぞれが異なる魅力を放ちながらも、聴く人の心に深く刻まれる力強さを秘めています。
音楽が持つ無限の可能性を感じられる、珠玉の作品群をじっくりとご堪能ください。
洋楽リリース曲まとめ【2025年6月】(171〜180)
Is It Making You Feel SomethingSuperchunk

1989年にノースカロライナ州チャペルヒルで結成され、アメリカのインディー・ロックシーンを代表する存在であるスーパーチャンク。
彼らが2025年6月に魅力的なシングルを発表しています。
本作は、創作過程における自己への問いかけと、芸術が感情を喚起する意義をテーマにした、エネルギッシュなナンバーです。
彼らならではのパワーポップとインディーロックが融合したキャッチーなメロディと疾走感が際立ち、聴く者を高揚させるこれまた素晴らしい楽曲となっておりますね。
2025年8月リリースのアルバム『Songs in the Key of Yikes』からの先行シングルで、新ドラマーのローラ・キングさん加入によるサウンドの変化も聴きどころです。
長年のファンはもちろん、力強いロックを求める方にも響く一曲と言えそうです。
Kings of RagnarökWARKINGS

オーストリア、ドイツ、スイス出身のメンバーで構成され、歴史上の戦士を演じるユニークなコンセプトを持つ国際的パワーメタルバンド、ワーキングスが2025年6月に素晴らしい楽曲を公開しています。
北欧神話における終末の戦いをモチーフとした本作は、力強いギターリフ、荘厳なコーラス、そしてエネルギッシュなドラムが融合し、聴く者を壮大な物語のクライマックスへと誘うような迫力ある一曲となっておりますね。
こちらの楽曲は、同年7月にNapalm Recordsから発売予定の5枚目のアルバム『Armageddon』に収録され、そのフィナーレを飾るとのこと。
過去にはアルバム『Revenge』がドイツの公式アルバムチャートで29位を記録しており、歴史や神話が織りなす重厚な世界観とパワフルなメタルサウンドを堪能したい方にはまさにうってつけの作品と言えそうです。
The RopeWunderhorse

イギリス・コーンウォール出身のロックバンド、ワンダーホースが2025年6月に素晴らしい新曲を発表しています。
フロントマンのジェイコブ・スレイターさん率いる彼らは、オルタナティブやグランジを現代的に昇華したサウンドで注目を集める存在です。
この楽曲は、2024年8月リリースのアルバム『Midas』で見せた内省的な雰囲気から一歩進み、より希望に満ちた力強いサウンドを志向しており、バンドの新たな門出を感じさせる仕上がりとなっておりますね。
プロデューサーにローレン・ハンフリーさんを迎え、ライブの生々しいエネルギーを封じ込めたサウンドは聴き応え抜群です。
7インチアナログ盤もリリースされ、B面にはアルバム『Midas』収録曲の『Arizona (acoustic)』が収録されるなど、ファンにはたまらない内容となっていますよ。
バンドの進化を感じたい、そんな気分の時にぴったりの一曲と言えそうです。
Went Legit FreestyleYungeen Ace

壮絶な経験を音楽へと昇華させるアメリカ出身のラッパー、ユンジーン・エースさん。
2018年には銃撃事件で8発もの銃弾を受けながら奇跡的に生還したという過去を持ちます。
そんな彼が2025年6月に新たなフリースタイル作品を公開していますよ。
本作は、G Herboさんの楽曲のビートを借り、自身の波乱に満ちた人生やストリートでのリアルな体験を赤裸々に表現。
過去の敵対関係や自身の成長にも触れており、彼の音楽的成熟を感じさせる仕上がりとなっていますね。
JayDaYounganさんとの共作でゴールド認定を受けた『Opps』や、アルバム『Life of Betrayal 2x』などで確かな実力を示してきた彼だけに、本作も聴き逃せません。
彼の魂の叫びに共感するリスナーには、まさにおすすめの一曲と言えそうです。
Cutthroatshame

イギリスはサウスロンドンから登場し、ポストパンクシーンで確固たる地位を築いているシェイムが、2025年9月リリースの4作目となるアルバム『Cutthroat』から、その表題曲でもあるナンバーを発表しています。
この楽曲は、オスカー・ワイルドの逆説的な言葉から着想を得ており、自己肯定と不安の間で揺れ動く感情を生々しく表現。
グラミー賞受賞歴を持つジョン・コンガルトンさんがプロデュースを手掛け、バンドの持ち味である攻撃性とユーモアが融合したサウンドは、聴く者の心を掴む非常にクールな仕上がりですね!
アルバム全体では電子音楽やカントリー調の楽曲も収録されるそうで、彼らの音楽的探求心を感じさせる一枚となりそうです。
現状に満足できない、刺激的な音楽を求める方には間違いなく響くでしょう。
おわりに
洋楽シーンが迎えた2025年6月は、まさに多様性という言葉がぴったりの月でした。
グラミー受賞デュオの新境地から世界的バンドの原点回帰、そして次世代アーティストの躍進まで、それぞれが独自の魅力で音楽ファンの心を掴んでいます。
気になる楽曲があれば、ぜひプレイリストに加えて日常のひとときを彩ってみてくださいね。